年間所得が低いほど、祈祷する回数が多いことが、調査でわかった。
宗教と社会問題を研究するヒューフォーラムが最近、米国の成人(18歳以上)を対象に調べたところによると、年間所得3万ドル(約300万円)以下の成人の64%が1日1回以上祈祷をすると回答したのに対し、10万ドル以上の高年俸受領者は48%が1日1回以上祈祷をすると答えた。
成人全体の58%が1日に少なくとも1回以上祈祷をすると回答し、宗教別には1日に1回以上祈祷をする割合が最も高い宗教は「エホバの証人」だった。エホバの証人は信徒の89%がこのように答え、最も多く祈祷をしている。その次は、モルモン教(82%)、黒人教会(80%)、福音主義のプロテスタント(78%)、ムスリム(71%)の順だった。
年齢別には65歳以上の68%が毎日祈祷していると回答した。性別には女性(68%)が男性(49%)より多く祈祷している。