2009年5月21日 21時45分更新
地域の住民らが、小学生たちに不審者への対策など登校の際の心構えについて指導する取り組みが鏡野町で行われました。
この取り組みは、鏡野町や県などが行ったもので、町内にある南小学校には朝の登校時間にあわせて地域の住民や教職員など、60人が集まりました。
住民らは、まずあいさつの大切さを教えるため、校舎の前に並んで、登校してきたおよそ250人の児童に「おはよう」と声をかけ、子どもたちも元気に「おはようございます」と答えていました。
このあと学校の体育館で新1年生を対象に防犯教室が開かれました。
県警察本部の少年サポートセンターの職員が紙芝居や寸劇を演じながら、知らない人には声を掛けられてもついていかないことや、連れ去られそうになったら大声を出してまわりの人に知らせることなどを呼びかけていました。
鏡野町などでは今後も、こうした取り組みを行って子どもたちの安全を守っていきたいとしています。