2009年5月21日 21時45分更新
岡山市の暴力団組員が建設会社の社長に対して工事の仕事をさせるよう不当に要求したとして、警察はこの組員に対して、今後、要求しないよう警告する中止命令を出しました。
中止命令を受けたのは、岡山市北区谷万成に住む山口組系の46歳の暴力団組員です。
岡山西警察署によりますと、この暴力団組員は今月18日に岡山市内の建設会社の社長に電話をかけ「近くに組事務所があるんだから仕事をさせろ」などとこの建設会社が請け負った工事の仕事をさせるよう要求したということです。
警察では建設会社からの相談を受けて調べを進めた結果、暴力団員の要求は法律に違反し、不当だとして21日、この暴力団組員に対して今後、不当な要求をしないよう警告する中止命令を出しました。
調べに対して暴力団組員は「仕事が欲しくてやってしまった」と不当に要求したことを認めているということです。