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感染者増は鈍化も・・・市民生活への影響続く
橋下知事「月曜から都市機能回復へ」
感染拡大の関西「マスクがない!」
買い物に行けない・・・ネットスーパーの注文急増
聖香ちゃんの母親と同居男を再逮捕 保護責任者遺棄致死容疑
「漢検」再生へプロジェクト会議 前理事長ら逮捕後初の再開
府営住宅の一室焼く 男性の遺体
諮問機関の活動継続を要望 淀川水系流域委
感染拡大の関西 市民生活へ影響は?
神戸市 23日から学校再開
「電話鳴りやまず」 発熱相談センター
「漢検」前理事長 関連会社から3億円の報酬
女児遺棄の母親と同居人の男を再逮捕へ
新型インフルエンザ感染広がる
関西独立リーグ今後の運営について会見
最終更新日時:2009年5月21日 20:34
 

感染者増は鈍化も・・・市民生活への影響続く
22日の営業再開へ向けた消毒作業(JR三ノ宮駅構内)
新型インフルエンザの感染者増加のペースは少し落ち着きが出てきましたが、市民生活には大きな影響を及ぼしています。
神戸の街では、多くの店がシャッターを閉じていていつもの活気はありませんが、その一方で、駅の売店が営業を再開する動きも出ています。神戸市では21日も新たに3人の感染が確認され、兵庫・大阪・滋賀での感染者は計277人となりました(午後6時現在)。こうした中、JR三ノ宮駅では、店員の感染が確認されて18日以降休業していた駅構内の売店などを消毒しました。ほかの店員の健康状態に問題がないことが確認されたたことから一部の店舗は営業を再開していて、22日までに全ての店が営業を始めるということです。また神戸市では、臨時休校している学校などを23日にも再開したいとしています。最初の感染者が確認されてから6日が経ちましたが、市民の生活が元に戻るには、まだしばらく時間がかかりそうです。
( 2009/05/21 20:15 更新)
橋下知事「月曜から都市機能回復へ」
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新型インフルエンザで大阪府の全ての中学校と高校が休みになるなど、非常事態が続いています。そんな中、橋下知事は感染の広がりを見極めた上で、25日の月曜日からは通常の市民生活に戻れるようにしたいと語りました。
「今は中高生の活動を止める。この間に感染状況を調べ、医療体制に万全を期して、月曜から都市機能の回復に努める」(橋下知事)。
橋下知事はこのように語り、感染の広がりを見極めた上で、25日の月曜日からは通常の市民生活に戻れるようにしたいとしています。新型インフルエンザの感染確認者は依然増え続けているものの、今のところ重症者は出ておらず、地域や学校も限定的なため、一斉休校の措置は必要ないとの判断です。
一方で糖尿病など持病がある人に感染し、重症化した場合に備えて、医療体制を整えていくということです。
「病原性は高くないと分かってきている。都市機能とのバランスをとらないと」(橋下知事)。
橋下知事は23日に対策本部会議を開いて今後の方針を打ち出し、都市機能の回復に向けた宣言を出す予定です。
( 2009/05/21 20:26 更新)
感染拡大の関西「マスクがない!」
マスクを求める人の列(大阪・東淀川区)
すっかり見慣れた風景になってしまった、通勤時のマスク姿。しかし、街にはマスクをしていない人がいる気がします。話を聞いてみると「もうどこにも売ってない」「きのうまでしていたけど、なくなった」などの声が。
21日朝、マスクが入荷した大阪市東淀川区のドラッグストアには、朝から開店前に100人を超える行列ができました。もちろん商品はすぐに完売し、買えたのは並んだ人の半分ほどでした。また、神戸のドラッグストアでも黒山の人だかりが・・・。この店では、従来のルートでは商品の確保が難しいため、取引のなかったメーカーなどからもマスクをかき集めました。
こうした中、台湾から大量の「援助マスク」も到着しました。10年前の台湾大地震で兵庫が支援をしたお礼です。まず第一便として10万枚が到着。感染者が出た県内の高校などに5万枚、残りは神戸市に配布されます。
娯楽施設にも異変が起きています。大阪・北区の落語の常設寄席「繁昌亭」では、多くの人が同じ空間で過ごすこともあり、用心する人の姿が目立ちました。神戸の地下街「さんちか」では、感染の確認以来、人通りが減り、売上が低迷。21日は臨時休業という事態になりました。これは工事などによる休業を除くと、阪神大震災以来の事態だということです。経済・観光・あらゆる分野に新型インフルエンザの影響が広がっています。
( 2009/05/21 20:15 更新)
買い物に行けない・・・ネットスーパーの注文急増
新型インフルエンザの影響は、人々の買い物の仕方にも変化をもたらしています。外出を避ける人が増え、自宅にいながら買い物ができるネットスーパーへの注文が急増しています。
兵庫県西宮市のスーパー。新型インフルエンザの影響で、21日もマスク姿の買い物客が目立ちました。買い物客は「本当は外に出るのは嫌。でも(買い物に)でてこないと生きて行けないし」と話していました。
そんな中、利用者が急増しているのが、自宅やオフィスにいながらパソコン一つで食料品などを買う事ができるネットスーパーです。ネットスーパーのサービスを行っている「イトーヨーカドー甲子園店」では、その日の朝までに注文を受けた商品を、店員が慌しく売場から集めていました。
「平常時の3倍の注文をもらっている。増えるとは予想していたが、3倍まで増えるというのは予定以上」(甲子園店・有本徳雄マネージャー)。
急激な注文の増加に対応するため、配達で一度に巡回する家の数を増やしたり、他の売場から応援スタッフを呼んだりして対応しています。今は店から約5キロのエリアに315円の配送料でサービスを行っていますが、エリアを拡げてほしいという声も多く寄せられています。
西宮市に住む分部さんも、今回、初めてネットスーパーを利用しました。
「インフルエンザのことがあって子供たちも外出できないし、いい機会だなと思って利用しました。よかったです。いつも利用しているスーパーなんで・・・」(分部さん)。
子どもたちが通う私立の幼稚園は、22日までお休みです。家に置いて買い物には行けず、今回のサービスを利用しましたが、やはり子どもたちは外出したそうな様子でした。子どもたちと安心して外で買い物できる日が来るまで、我慢の日々はもうしばらく続きそうです。
( 2009/05/21 20:15 更新)
聖香ちゃんの母親と同居男を再逮捕 保護責任者遺棄致死容疑
取材に答える真佐子さんと健治さん
大阪市の小学4年生・松本聖香ちゃんが遺体で発見された事件で、大阪府警は21日、母親と同居人の男を保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕しました。
「虐待は一番重い刑にせんとあかん。訳の分かってない子が大人に殺されるんやから」(聖香ちゃんの祖母・佐光真佐子さん)。
大阪市西淀川区の小学4年生・松本聖香ちゃん(9)の遺体が発見された事件で21日、母親の松本美奈容疑者(34)と同居人の小林康浩容疑者(38)が再逮捕されました。容疑は「保護責任者遺棄致死」で、暴行や長時間の放置などが結果的に死へ追いやったというものです。捜査幹部は殺人容疑での立件に強い決意を示していましたが、今のところ、それを裏付ける物証や供述はありません。聖香ちゃんの父方の祖父母は、悔しさをにじませます。
「絶対に誰が聞いても納得できないと思う」(祖父・佐光健治さん)。
「虐待されている時、どんな状態だったろう。あんな小さい子をベランダに放って・・・」(祖母・佐光真佐子さん)。
大阪府警は今後も、2人に殺意がなかったか追及を続ける方針です。
( 2009/05/21 20:18 更新)
「漢検」再生へプロジェクト会議 前理事長ら逮捕後初の再開
会議の冒頭で発言する鬼追理事長
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日本漢字能力検定協会は21日、前理事長親子の逮捕後初となる改革チームの会合を開き、事業運営の改善に向けて決意を新たにしました。
「反省するところは反省しないといけない。前理事長らの独走を許してしまった」(鬼追明夫・新理事長)。
21日の会合には職員11人が参加し、協会の改革について話し合いました。前の理事長・大久保昇容疑者(73)と長男の前副理事長・大久保浩容疑者(45)は、自らが経営する関連会社との取引で協会に損害を与えたとする背任事件で逮捕されました。協会関係者によりますと、二人は関連会社4社から年に3億円の報酬を得ており、協会の収入を関連会社を通して自ら手にしていた実態が浮かび上がっています。協会では6月に予定している検定の実施に向け100日以内の改革を掲げていて、受験料引き下げなどの具体策を実行したいとしています。
( 2009/05/21 19:59 更新)
府営住宅の一室焼く 男性の遺体
死亡した男性は両目が不自由だった
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21日朝、大阪府貝塚市の府営住宅で火事があり、火元の部屋に住む男性とみられる遺体が見つかりました。この男性は両目が不自由だったということです。21日午前6時過ぎ、貝塚市三ツ松の府営貝塚三ツ松住宅で、「火事です」と住民から消防に通報がありました。火は約1時間後に消し止められましたが、1階の一部屋、計40平方メートルが全焼し、焼け跡から遺体が見つかりました。他の階の住民4人も煙を吸って軽症です。遺体はこの部屋に住むマッサージ業田渕忠孝さん(64)とみられ、部屋の台所に倒れていました。近所の人によりますと、独り暮らしの田渕さんは両目が不自由で、毎日2回、ヘルパーが弁当を届けていたということです。警察と消防は現場検証を行って火事の原因を調べるとともに、遺体の身元の確認を急いでいます。
( 2009/05/21 14:25 更新)
諮問機関の活動継続を要望 淀川水系流域委
歴代の委員長が国に要望書提出
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淀川水系のダム計画などに意見を述べてきた、諮問機関の活動が中断される恐れが出ていることから、歴代の委員長が国に継続を要望しました。申し入れをしたのは、国の諮問機関・淀川水系流域委員会の歴代3人の委員長です。流域委員会では、これまで滋賀県の大戸川ダムなど3つのダム計画を不適切とする意見を出し、国とはしばしば対立してきました。国は大戸川ダムは建設凍結としましたが、流域委員会は8月の任期切れ以降のメンバー選びが滞っています。活動の中断もささやかれているため、歴代委員長が国に委員会の継続を要望しました。これに対し、国側は「委員会をより良いものにして続けていきたい」と述べるにとどまりました。
( 2009/05/21 14:20 更新)
感染拡大の関西 市民生活へ影響は?
マスクが不足、不足…
関西では21日も、11時現在で新たに神戸市で3人、大阪府内で8人の感染が新たに確認されました。市民生活ではマスクが手に入りにくくなるなど、影響がでています。感染発覚から6日目、オフィス街の通勤のマスク姿は見慣れた風景になりました。しかし中には、マスクをしていない人も…。話を聞くと「買いたいけど、どこにも売ってない」などの声がありました。こうした中、品薄のマスクを手に入れようと、大阪・東淀川区のドラッグストアには100人を超える長蛇の列ができていました。1人2枚の限定販売でしたが、あっという間に売り切れました。半分ほどの人は結局、買えずじまいでした。一方、神戸では、店員から新型インフルエンザの感染が確認され、18日から営業を休止していた三ノ宮駅構内の売店など8店舗のうち、5店舗で21日から営業が再開されました。ほかの従業員の健康状態に問題ないことが確認され、準備が整ったということです。
( 2009/05/21 12:46 更新)
神戸市 23日から学校再開
「休校措置を学校単位で認めてほしい」と舛添大臣に要望する市長
神戸市では、新型インフルエンザの感染で休校・休止していた公立学校や保育所などを、23日にも再開する方針を固めました。神戸市では今月16日に、高校生の新型インフルエンザ感染が確認されてから、市内の公立学校などを順次、臨時休校としていました。しかし、厚生労働省が新型インフルエンザについて、「季節性のインフルエンザと変わらない評価が可能」との見解を示したことから、神戸市は公立学校などを23日にも再開する方針を固めました。そのため、矢田立郎市長は20日、舛添大臣を訪問して、「今まで感染が発生した学校等は、引き続いて休校措置をとることが前提ですけれども、他の学校については、学校単位で(再開を)考えさせていただけたら」と話し、国などの要請を受けて、休校としている学校も再開したい意向を伝えました。また幼稚園や保育所、福祉施設なども、23日に再開する方針で、市では22日の対策本部会議で最終的に判断します。
( 2009/05/21 12:40 更新)
「電話鳴りやまず」 発熱相談センター
約1000件の問い合わせ電話が殺到
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大阪府の発熱相談センターには、20日の夜から21日午前9時までに約1000件もの問い合わせがあり、電話が鳴り止まない状態です。問い合わせの中には、「感染者と一緒にいたことがあるが、大丈夫か」といった相談もあり、担当者は「保健所に相談して新型インフルエンザを疑う症状があれば、発熱外来へ行くよう」すすめています。近畿と徳島の発熱相談センターの連絡先は下記の通りで、24時間受け付けています。また、地域の保健所でも電話相談を受け付けていますので、まずは電話してから医療機関で診察を受けるようにしてください。

大阪府06−6944−6791
大阪市06−6647−0956
兵庫県078−362−3226
神戸市078−335−2151
京都府075−414−4726
京都市075−222−3421
滋賀県077−528−4983
奈良県0742−27−8658
和歌山073−441−2643
徳島県088−621−2228
( 2009/05/21 12:31 更新)
「漢検」前理事長 関連会社から3億円の報酬
大久保昇容疑者らは「違法という認識はなかった」と供述
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日本漢字能力検定協会の前理事長親子による背任事件で、逮捕された大久保容疑者らは関連会社4社から、年間3億円の報酬を得ていたことがわかりました。漢字検定協会の前の理事長・大久保昇容疑者(73)と長男で前の副理事長の浩容疑者(45)は、関連会社・メディアボックスとの取引で報酬を得るために協会に損害を与えた疑いがもたれています。協会関係者によりますと、大久保容疑者らは他の3社を含む関連会社4社から、役員報酬などとして年間3億円の報酬を得ていたことがわかりました。京都地検もこの事実を把握していて、逮捕容疑以外の取引をめぐる大久保容疑者らの違法性の認識について捜査を進めています。大久保容疑者親子の弁護人によりますと、2人は関連会社による取引などの事実は認めているものの、違法という認識はなかったと話しているということです。
( 2009/05/21 12:26 更新)
女児遺棄の母親と同居人の男を再逮捕へ
殺人容疑での立件を断念
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大阪市の小学4年生、松本聖香ちゃん(9)が遺体で発見された事件で、大阪府警は21日にも、母親と同居人の男を保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕する方針を固めました。この事件では、大阪市西淀川区の小学4年生・松本聖香ちゃんの遺体を奈良市内に埋めたとして、母親の美奈被告(34)と同居人の小林康浩被告(38)ら3人が逮捕・起訴されています。これまでの調べで、小林被告が「殺すぞ」と叫びながら殴る蹴るの暴行を繰り返し、死亡前日にも、激しい虐待を加えたことがわかっていて、大阪府警では殺人容疑での立件を目指していました。しかし、明確な殺意や死亡する可能性の認識を示す物証や供述がないため、21日にも、保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕する方針を固めました。検察は同じ罪で追起訴するとみられ、21日から始まった裁判員制度の対象となります。
( 2009/05/21 12:19 更新)
新型インフルエンザ感染広がる
新型インフルエンザの感染者数は大阪や神戸でも増え続けているほか、滋賀県でもきのう初めての感染者が確認されました。大阪府は20日夜新たに17人が感染していると発表しました。この他に兵庫県も新たな感染確認を発表、感染者数は増え続けています。また、20日には滋賀県でも初めて感染が確認されました。滋賀県で感染が確認されたのは大津市在住の立命館大学の男子大学生で今月15日から18日朝にかけて神戸市内の親戚の家に滞在し、3日間、神戸市内のファーストフード店でアルバイトをしていました。この店では、感染が確認されている高校生もアルバイトをしていて、ふたりが一緒に働いていた可能性があるということです。滋賀県では、ふたりに接触があったかどうか確認を進めています。これで大阪、兵庫、滋賀の感染者は合わせて265人に増えました。
( 2009/05/21 10:42 更新)
関西独立リーグ今後の運営について会見
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チームへの分配金が未払いとなり深刻な経営危機に陥っている野球の関西独立リーグで、運営会社が撤退し球団側が運営を引き継ぎリーグを存続させることになりました。関西独立リーグは、大阪や神戸など4つの野球チームで構成され、国内初の女性プロ選手誕生で注目を集め今年3月からリーグ戦を行っています。しかし、運営会社から3月31日までに支払われる予定だった1チームあたり3千万円の分担金が未払いとなっていて、経営危機に陥っています。これを受け、各球団の代表らが協議した結果、運営会社が撤退して球団側が、リーグの運営を引き継ぐことで決着しました。今後、球団側は、スポンサー募集活動を強化することや経費削減をはかることで経営の改善を目指しますが結局、分担金は支払われず、運営は、厳しい道のりが続きます。
( 2009/05/21 10:41 更新)


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