親と専門家のための本
テーマ:優良書籍子どもが「自閉症」「アスペルガー症候群」と診断を受けた。先ずここを読んで 欲しい。
インターネットにはほとんど役に立つ情報なんか無いと言っても、不安で調べる。
何かいい本は無いか。そこまで考えるなら、この本を読んで欲しい。
改めて表題を読むと「親と専門家のためのガイドブック」と書いてある。
確かに、この本の内容は濃い。何度読んでも、何年経っても、また新しい発見がある。
ローナ・ウイングが書いている言葉の真の意味が分かるのは、結構時間が掛かるんだ。
だからと言って、小難しい本じゃない。丁寧に親切に書いてある。
自閉症そのものが難しいから、分かったつもりでも、後で勘違いと分かったりする。
とにかく素晴らしい本だ。
その本の中にこんな一文があったので、書き出してみる。
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もちろん親は、害になる可能性が無く、倫理的に許容できるものであれば、どのような治療法でも
試す権利があります。
しかし、親は、自分たちの罪悪感や絶望、そして、わらをもつかみたいという望みに
つけこむ人たちに気をつけなければいけません。
(英国の)全国自閉症協会は冊子を発行して、現在利用できる種々の「治療法」に関する
客観的情報を提供していますが、これらの治療法をどれも擁護はしていません。
p282 「自閉症スペクトル」親と専門家のためのガイドブック より抜粋 東京書籍
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イ○○を使ったり、あちこちの理事と兼務し内部に色々な人が入り込んでいる
どこかの自閉症協会とは、驚くべき違い、モラルの高さを感じます。
この文章を読んで日本自閉症協会の会員達はどの様に感じるでしょうか。 これが現実なんです。