東大よりハーバードを目指すエリート高校生たち(後編)
「5歳で英検2級をとる子供」が育つ幼稚園
―森田さんは英語教育に力を入れた幼稚園の経営にも携わっていますよね?「はい。バイリンガルな幼児を育てるためのインターナショナルスクールです。その学校では、5歳で英検2級を取る子供が育っています。でも他のインターとは違って、日本人としてのアイデンティティをしっかり持った子供を育てることを目的としています。僕個人としては、日本人のアイデンティティを持ちつつ、世界で活躍する人になってほしいのです。例えば、イチローみたいにね。」
日米併願の時代が遠からずやってくる
―海外で学んだとしても、将来的に日本に帰ってくるべきだと思いますか?「僕のエゴだけで言えば、世界で活躍してくれていれば、それでいいと思います。日本人としてのプライドをもちつつ、世界中を転々としながら活躍すればいい。僕のライフワークは、そんな人間をたくさん増やすことです。そのために、僕は日本に戻ってきました。」
―今後、海外に出て行く子供たちは増えると思いますか?
「世界のボーダレス化は確実に進んでいるし、確実に増えると思います。これはつまり選択肢が増えるということで、『東大や他の大学と並列して、ハーバードという選択肢が普通にある』という状態に遠からずなるはず。僕の目指すところは、普通の子が普通に海外の大学を受けられるという未来をつくること。今海外大学への進学を希望する高校生が増えてきたのは、その可能性に子供たちが気づき始めたからです。日米併願が当たり前になる世の中が、絶対にきます。」
―ルートHはそういう意味では、大きな一歩ですね。
「こんな高慢な塾、他にないですよね?(笑)僕は、学力はもちろんですが、この塾で子供たちに『生き方』の指導をしているんです。その子のやりたいことを引き出して、能力を伸ばして、最初の一歩の踏み出し方を教えてあげる。何かの分野を最後まで極めるのは違う人でいいんです。僕は最初のきっかけを作ってあげて、後は自分で行きなさいって送り出す役割。これからも、多くの可能性ある子供たちに出会って、彼らが輝ける場を作り出していきたいですね。」
森田正康(もりた・まさやす)
1975年、愛知県生まれ。12歳でアメリカ・カリフォルニアに移住。カリフォルニア大学バークレー校卒業後、ハーバード大学教育大学院でEd.M.取得、ケンブリッジ大学でM.Phil取得。現在コロンビア大学博士課程休学中、東京大学博士課程在学。京都情報大学院大学教授として教鞭をとるほか、株式会社ヒトメディア代表取締役社長、株式会社アルク取締役など複数の組織の役員や顧問を務める。著書に『東大よりハーバードに行こう!?』『5歳からはじめるハーバード留学準備』(アルク)など。
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