記者会見で質問に答える民主党の岡田幹事長=20日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ 岡田氏「米は核先制不使用を」 オバマ演説受け民主党の岡田克也幹事長は20日午後、都内の日本記者クラブで記者会見し、日本は米国に対し、核兵器の先制不使用と非核保有国への核兵器使用禁止を働き掛けるべきだとの考えを表明した。 岡田氏は「核のない世界」実現を訴えたオバマ米大統領のプラハ演説に関連し述べた。このような米側への働き掛けをした場合については「(米国の)核の傘から半分外れることになるが、日本の安全保障に重大な障害にはならない」との認識を示した。 同時に「それくらい踏み込まないと、日本政府が核(廃絶)の問題をやりたいということにはならない」と指摘した。 西松建設巨額献金事件をめぐる小沢一郎代表代行の説明責任をめぐっては「代表を辞め状況は変わったが、(献金を)何に使ったか、国民が疑問を持つなら説明した方がいい」との考えを重ねて示した。 民主党が主張する企業・団体献金禁止については、3年間の猶予期間を設けると説明した上で「その間に個人献金を増やす努力をする。集まらないから3年を延ばすということはない」と述べた。 【共同通信】
|
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)