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最終更新:2009年5月21日(木) 18時37分

首都圏で初の感染者、その余波は

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 首都圏で初めて確認された新型インフルエンザへの感染。女子高校生はニューヨークであるイベントに参加していました。

 「八王子に入院した生徒から、本当に申し訳なかったと伝えてほしいという伝言がありました」(洗足学園高校 前田隆芳 校長)

 21日午前、涙ながらに会見を行った洗足学園高校の前田校長。2人の女子生徒の新型インフルエンザ感染が確認されてから一夜、学校は来週27日までの臨時休校を決めました。

 対象は幼稚園から大学院までの5000人あまりに及びます。

 「びっくりしました。今日は学校あると思ったので来たので」(登校した生徒)

 「(生徒や保護者が)動揺したり混乱したりすることがないよう、少し時間を空けたい。住民の方への学校の姿勢を示すという意味でも、休校にする必要があるだろうと」(洗足学園高校 前田隆芳 校長)

 首都圏での初めての感染確認。都内の駅では21日朝、マスク姿の人が急増しました。

【マスク姿の人は――】「今日からです。東京でニュースを見たので」
 「電車乗る時は大分怖いので、電車の中だけは必ずつける」

 JRや京王電鉄、東急電鉄など各鉄道でも駅員と乗務員がマスクを着用しました。また、ミニストップなどのコンビニ店は、女子生徒が住む八王子市と川崎市の店舗などで店員のマスク着用を義務づけました。さらに、一部の遊園地や映画館などでも従業員のマスク着用が始まりました。

 こうした一方で、東京都と神奈川県は冷静な対応を呼び掛けています。

 「県内での濃厚接触の可能性は極めて低い。関西のように一挙に感染が広がる可能性は高くない」(神奈川県 松沢成文 知事)

 2人は別々の病院に入院し、快方に向かっているということです。(21日17:07)

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