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◆ACL1次リーグ第6節 ▽F組 G大阪1―2FCソウル(20日・万博) 2連覇を狙うF組のG大阪はFCソウル(韓国)と対戦し、U―20日本代表MF宇佐美貴史(17)が、プロデビュー戦&クラブ史上最年少ゴールを決めた。試合は1―2で逆転負けし初黒星を喫したが、日本代表MF稲本潤一(フランクフルト)の持つ17歳171日を大幅に更新する17歳14日のクラブ史上最年少と、ACL日本人年少得点も更新した。E組の名古屋は敵地で北京国安(中国)に、FW新川織部(20)のプロ初得点で1―1で引き分けた。決勝トーナメント1回戦は6月24日に行われる。
日本サッカー界の至宝、宇佐美が衝撃デビューを果たした。後半19分だ。MF倉田のスルーパスに抜け出すと、GKと1対1。冷静にコースを見極めると、右足でゴール左隅に流し込んだ。「夢みたいな感じ。点を取れるとも思ってなかった」プロデビュー初ゴール&17歳14日のクラブ史上最年少得点の偉業達成に、顔をほころばせた。
実は、極度の緊張で後半開始直後から両足がつっていた。ゴールシーンも両ふくらはぎをつった状態。「あそこでこけるわけにはいかなかった。『あ、つってる』と思ってたら、1対1でも緊張しなかった」得点後は、つっている筋肉を必死に伸ばしながらゴールの余韻に浸った。
G大阪ユース史上最年少でトップ昇格も、壁は厚かった。判断の速さなどに戸惑い「出られるようになるまで、1、2年はかかると思った」。公式戦出場どころかベンチ入りもなし。それでも、腐ることなく、毎日、居残りで走り込む。実家の京都・長岡京市からの通勤は電車と自転車。「休みの日は家でテレビを見てる。ほとんど外に遊びに行かない」多感な思春期ながら、誘惑には目もくれない。
「シュートを3本打てたらいい。恐らくさせてもらえない」と予想していた西野朗監督(54)も「足がつりながら、あの素晴らしいプレーを出すというのは潜在能力が高い」と、大賛辞。ACLでの日本人最年少得点記録も更新したが、まだ序章。伝説は始まったばかりだ。
(2009年5月21日06時01分 スポーツ報知)
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