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【和歌山毒物カレー事件】現場ひっそり 住民は「犯した罪償って」
和歌山市の毒物カレー事件で、林真須美被告(47)の死刑判決が確定したことに対し、「カレー事件被害者の会」の濱井満夫会長(59)は20日、「死が怖いのだろうが、なお再審請求して無実を主張するのであれば、1審から言動に表すべきだ。犯した罪は償わなければならない」と話した。
被害者の会について「一つの区切りとして、会の解散通知を会員に送ることも検討しているが、被告が死刑になったところで何も変わらない」とひと言ずつかみしめるように話し、事件への悔しさをにじませた。
和歌山市園部の発生現場周辺は、ひっそりとした様子。現在は公園として整備されている林被告の自宅跡地には花が咲くなど時間の経過を感じさせるが、死刑判決が確定しても住民らにとって事件は終わっていないようだ。
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