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和歌山毒物カレー事件 林真須美被告の死刑確定

5月20日17時31分配信 産経新聞

和歌山毒物カレー事件 林真須美被告の死刑確定
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林真須美被告=平成10年(大山文兄撮影)(写真:産経新聞)
 和歌山市で平成10年、4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった毒物カレー事件で、殺人などの罪に問われ1、2審で死刑判決を受け、今年4月に上告を棄却された林真須美被告(47)側の判決訂正申し立てについて、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は申し立てを棄却する決定をした。真須美被告の死刑が確定した。決定は18日付。

 申し立てで弁護側は「カレーに混入されたヒ素と同じ特徴のヒ素が林被告の自宅などから発見されたとする鑑定は信用性がなく、不審な挙動をしていたとする目撃証言は人違い」などと事実誤認があると主張。しかし、同小法廷は「判決の内容に誤りのあることを発見しない」とした。

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最終更新:5月20日18時36分

産経新聞

 

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