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「マスク欲しい」「心配ない」=新型インフル確認から一夜−通勤ラッシュの新宿駅

5月21日9時11分配信 時事通信

 新型インフルエンザ感染者が首都圏で確認されてから一夜明けた21日朝、確認された女子高校生の1人が帰国後に利用した京王線の駅では、通勤客らから戸惑いの声も上がった。
 午前8時前、通勤や通学で込み合う京王線新宿駅。京王線の係員は、会社から配布されたという薄い青色のマスクを装着する一方、マスクを着けた乗客はまばら。
 友人と一緒に通学途中だった私立高校1年の堀川和也君(15)は「都内や川崎市での感染はけさのニュースで初めて知った。やばいなと思った」と驚いた様子。「神戸などで感染が報道されてからは、外から戻ったら手洗いはしっかりやっている」と話す。隣にいた友人は「マスクを買いたいが、どこにもない。もう、しょうがないや、という感じ」と少しあきらめ気味。
 通勤に京王線を使う男性会社員(35)は「通勤時にマスクはしたほうがいいと思うが、店にもないし」と困った表情。「(感染確認の高校生の1人と)同じ八王子市に住むが、別に電車で直接一緒だったわけでもないですし」と冷静な様子。「いよいよ東京にも来た、という感覚はある。ウイルスは弱毒性という話だし、うつったらうつったで仕方なく、心配はしていない。ただ、アメリカへの不要不急の渡航は避けたほうがいいのでは」と話した。 

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最終更新:5月21日9時11分

時事通信

 

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