MENU

RANKING

モバZAKのご案内

iモード、EZweb、Yahoo!ケータイで大好評配信中

芸能ホーム > 芸能 > 記事詳細

  • イザ!ブックマーク
  • はてなブックマーク
  • livedoorクリップ
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • ブックマークに追加する

友人代表の萩本欽一「友達だと思ったのは本当は最近」

三木たかしさん告別式

 「時の流れに身をまかせ」「ブーメランストリート」など2000曲あまりの歌謡曲を手がけ、11日に下咽頭がんで死去した作曲家、三木たかしさん(本名=渡辺匡、享年64)の葬儀・告別式が20日、東京都港区の増上寺光摂殿でしめやかに営まれた。約700人が参列し、別れを惜しんだ。

 「津軽海峡・冬景色」「夜桜お七」「思秋期」「もしも明日が…。」「夕月」−。

 葬儀開始に先立ち、弦楽四重奏による三木さんの代表曲11曲のせつない調べが会場に響き渡った。白い花に包まれた祭壇には、ピアノにほおづえをつく三木さんの遺影が飾られた。

 葬儀では、かつて日本テレビ「スター誕生!」で共演したタレントの萩本欽一(68)が友人代表として弔辞を述べた。

 「三木さんを友達だと思ったのは本当は最近です」

 目を涙でうるませた萩本は、三木さんから紫綬褒章の受章パーティーに「絶対来てね」と熱心に誘われて感激した思い出を振り返り、三木さんへの賛辞をこめた「欽ちゃん節」で締めくくった。

 「きょうで友達、やめます。やっぱり以前のような気持ちに戻りたいと思います。三木先生、ずーっと、ありがとうございました」

 三木さんとのコンビで1980年代に故テレサ・テンさんの「つぐない」「愛人」などヒット曲を生んだ作詞家、荒木とよひささん(65)も友人代表であいさつ。

 涙ぐみながら「たかしちゃん、覚えてますか」と問いかけ、酒やけんかの思い出を語り、ともに愛した桜の花にちなんで「たかしちゃんはぼくの心の中で咲いたままの桜の花」と友をたたえた。

 葬儀委員長を師匠の船村徹さん(76)が務め、五木ひろし(61)、なかにし礼さん(70)らも参列。「みずいろの手紙」の弦楽四重奏に送られて出棺すると、「三木ちゃーん!」「ありがとう!」というかけ声がわき起こった。

ZAKZAK 2009/05/20

黛ジュン

芸能ニュース

もっと見る