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2009年5月20日(水) 19:30 |
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歯周病を簡単に判定できる検査法開発
歯周病かどうかをわずかな血液で簡単に判定できる検査法を岡山大学が開発しました。 キットを用いて指先の血管から採血するもので、一人でもできる歯周病検査として今後、注目を集めそうです。
これが検査キットです。 岡山大学の高柴正悟教授らの研究グループと医療メーカーが共同開発しました。 エックス線などを用いる従来の歯周病検査と違って採血で検査するものです。 キットを使えば自分ひとりで簡単に採血ができます。 針で指先に小さな傷をつけ、出た血液を吸い取るだけ。 ほとんど痛みもなくわずかな血液で十分です。 採取した血液は郵送すれば1週間後に検査結果が返ってくるというもので、すでに販売も始まっています。 歯周病も進行すれば心筋梗塞などの病気を引き起こしかねません。 岡山大学では今回の採血での検査方法が歯周病の早期発見につながるものと期待しています。
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