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2009年5月20日(水) 19:30 |
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感染者200人超え、岡山の対応は
兵庫や大阪・滋賀で新型インフルエンザの感染が拡大し感染者が200人を超えました。 岡山県内の医療機関でも対応に追われています。
岡山市内にある総合病院では、インフルエンザ専門の診療スペースを設置して対応に当たっていますが、兵庫、大阪で新型インフルエンザの感染が広がり始めて以来、訪れる人が増えました。 病院の敷地内に救急車がスタンバイします。 しかし、この救急車は患者の搬送用ではなく、待合室として利用するためのものです。用意されたインフルエンザ専門の診療スペースだけではすでに追いつかない状況です。 岡山市に設置された発熱相談センターへの相談電話は、不安を訴える電話から実際に発熱などの症状をもった人からの相談が増えました。 症状によっては発熱外来への診療をすすめますが、どの医療機関にいってもらうのか、これまで準備されている医療機関だけでは十分といえない状況です。 市では急遽、相談員を二人増員して対応に当たっていますが、それも追いつかない状況です。 また、これから岡山で感染が発生した場合、発熱外来だけで対応できるのか、医療機関の準備も急がれます。 今日も岡山県ではサンプル調査を行いましたが、今のところすべて新型インフルエンザについては陰性ということです。 しかし、すでに影響は出始めています。 関西圏から通学する生徒・児童がいる岡山県内3つの学校ではすでに今週いっぱいの休校を決めています。 また今週末に予定されていた岡山中央卸売市場でのイベントの中止が決まっています。
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