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「マスク」 新型インフルエンザで需要急増 予防効果なし!?「過剰防衛」 (2/3ページ)

2009.5.21 08:03
このニュースのトピックス病気・医療
マスク姿で通勤する人たち。人が大勢集まる場所では効果があるとされているが、それでも完全な予防は期待できないようだ=20日、大阪市北区マスク姿で通勤する人たち。人が大勢集まる場所では効果があるとされているが、それでも完全な予防は期待できないようだ=20日、大阪市北区

教育の差

 新型インフルエンザがこれだけ世界に)蔓延(まんえん)しているにもかかわらず、なぜ欧米ではマスク姿の人がいないのか。新型インフルエンザに詳しい元小樽市保健所長の外岡立人さんは「インフルエンザ予防のため、マスクをするのは日本とアジアの一部の国で定着している衛生習慣」と指摘する。

 その理由として、外岡さんは「欧米では、自分への感染がマスクで防げるかどうかについてはっきりとした効果があるとされておらず、マスクは病原体を持っている人が第三者にうつさないために使用されている」と説明。欧米では、手にウイルスがつくことが考えられるため手洗いをしたり、人込みに入らないようにしたりする教育が徹底的に行われている。

 つまり、欧米でマスクをしている人は「自分が病気で第三者にうつさないためにしているか、顔を見られたくないためにしている」(外岡さん)という。

米政府は「マスクには効力がない」と断言

マスク品薄 ネットオークションでは10倍に

通勤ルポ せき込む乗客に視線集中

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マスク姿で通勤する人たち。人が大勢集まる場所では効果があるとされているが、それでも完全な予防は期待できないようだ=20日、大阪市北区
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