東大よりハーバードを目指すエリート高校生たち(前編)
ハーバードでも大学院と学部は全くの別物
―大学院からではなく、学部からハーバードに行くメリットは何でしょう? 大学院からでいいのでは、という人もいますが。「そこは個人の問題ですが、しっかり専門分野が定まっていない状態の学部から入って足場を作れるというのは、将来の大きなアドバンテージなのではないでしょうか。また大学院と学部は全くの別物です。ハーバードの大学院の中でも、ハーバードビジネススクール(HBC)はさらに別物ですし。日本人には、社会人になってからHBSに留学した人も多いですよね。」
―HBSを出て日本の会社に就職しても上手く適応できない人や、会社で評価されなくてハーバードに行く意味を疑問視する人もいます。その点はどのようにお考えですか?
「それは日本に戻ってきたのが間違いだったんじゃないでしょうか。特にHBSは研究機関じゃなくて、ビジネススクールです。欧米企業ではハーバードのMBAは高く評価されて年収やボーナスがすごいけれど、日本はそれを評価する土壌がない。そのため海外で働くよりずっと給料が安い。それを評価されないと言っても無駄です。自分を最大限に評価してくれるところに行くのがビジネスの鉄則。だから他の学問の大学院とは違うと思いますよ。」
魅力は世界トップの人脈とグローバルな視点
―ハーバードなど海外の一流大学に行くメリットは何でしょうか?「世界レベルの経験ができ、グローバルな視点が身につくことですね。文化的背景が異なる人とコミュニケーションするという経験は大きいです。ハーバードなどでは世界の5%、3%のトップと話すことができ、人脈ができます。勉強もスポーツも何でもできる真のエリートの彼らと、世界戦のスパーリングができるわけです(笑)。それに日本を外から見ると、日本人としてのアイデンティティもはっきりしてきますよ。
でも、僕はむやみに海外に行くことを薦めているわけではありません。東大でやりたい学問が決まっているならば、東大に行けばいいと思います。グローバル感があるかないか、それだけです。所詮は学問の場で、終着点ではないのですから。そこで何を得るかということが大事で、これが正しいということはない。逆に言えば、海外に行って一回失敗したからって死ぬわけではないし、どんどん挑戦すればいいのです。また、そういう思考の切り替えができる子じゃないとだめだと思いますね。」
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