【2009年05月20日18時59分 更新】


1.気象庁ホームページに誤った情報掲載
 (05/20 17:53)

気象庁のホームページに、20日午後、宮崎市で震度6強の地震が発生したとする誤った情報が、約30分間にわたり、掲載されました。このミスで、関係機関には、県内外から、問い合わせが相次ぐなど、一時、混乱もみられました。(気象庁)「この度は大変申し訳ありませんでした」気象庁の発表によりますと、誤った情報は、宮崎市で震度6強、日向市で震度6弱などの地震が発生したとするもので、20日午後1時すぎから削除されるまで、約30分間、気象庁のホームページに掲載されました。今回のトラブルは、気象庁が、20日訓練を行った際、システム上のプログラムを間違っていたのが原因で、訓練用の地震速報が、そのままホームページに掲載されたということです。このミスを受けて、気象庁は、20日会見し、謝罪するとともに、事情を説明しました。(気象庁は)「本来あってはいけないはずのプログラムが、正規の運用するサーバーの中に残ってしまった。それが何故残ってしまったか、気象協会の中で調べさせているところ」20日の訓練は、関係機関には、事前に通知されていましたが、県の危機管理課には、県外の報道機関などから、約20件の問い合わせがあり、一時、職員らが対応に追われました。(県危機管理課海野由憲副主幹)「訓練情報と把握していたので県内で混乱はなかったが、HPを見られた方は、本当にあったかと、あわてられた方が多かったと思う。こういう手違いがあるのかとビックリした。」気象庁では、「今後、同様の事態が発生しないよう十分注意する」としています。


2.都城市で交通事故・3人重軽傷
 (05/20 17:34)

20日、県内で、事故が相次ぎました。20日午前、都城市で、大型トラックと普通乗用車が衝突し、3人が重軽傷を負う事故があり、警察はトラックの運転手を、自動車運転過失傷害の現行犯で、逮捕しました。事故があったのは、都城市山田町の県道交差点で、20日午前9時ごろ、大型トラックが、普通乗用車の右側面に衝突しました。この事故で、乗用車の後部座席に乗っていた、都城市菓子野町の今村房子さん76歳が、意識不明の重体となっているほか、運転していたデイケア施設の職員ら、2人が軽いケガをしました。現場は、点滅信号のある交差点で、大型トラックが、一旦停止をせずに、交差点に進入したのが、事故原因とみられています。このため、警察では、大型トラックを運転していた、熊本県の運転手、荒木幸憲容疑者46歳を、自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕しました。


3.延岡のJR踏切で列車にはねられ死亡
 (05/20 17:34)

延岡市のJRの踏切で、20日午前、原付バイクを押して踏切を渡っていた女性が、特急列車にはねられ、死亡しました。事故があったのは、延岡市平原町2丁目のJR日豊線「上平原踏切」で、20日午前10時40分すぎ、原付バイクを押して踏切を渡っていた、延岡市緑ヶ丘2丁目の無職、高本綾子さん、79歳が、大分発宮崎空港行きの下り特急列車にはねられました。高本さんは、全身を強く打ち、約30分後に搬送先の病院で死亡しました。現場は、遮断機のない踏切で、現在、警察で事故の原因を調べています。また、この事故の影響で、特急列車2本が運休したほか、特急列車と普通列車のあわせて7本が、最大1時間17分遅れ、約800人に影響が出ました。


4.三股町ひき逃げ事件・男を逮捕
 (05/20 17:34)

今月10日、三股町で、道路を横断していた女性を車ではねて大けがをさせ、逃走していた男が、ひき逃げなどの疑いで逮捕されました。捕まったのは、住所不定、無職の、山下光則容疑者57歳です。山下容疑者は、今月10日午後7時半ごろ、三股町新馬場の町道で、無免許で軽乗用車を運転中、横断歩道を歩いて渡っていた女性をはね、両足の骨を折る大けがを負わせ、そのまま逃走した疑いです。車両の追跡捜査をしていた警察では、都城市高城町内で、フロントガラスなどが壊れた車を発見して、山下容疑者を割り出し、20日未明、ひき逃げなどの疑いで逮捕しました。山下容疑者は、容疑を否認しています。


5.エコプラ工事現場説明会
 (05/20 17:34)

宮崎市の「エコクリーンプラザみやざき」の施設が、一部破損している問題で、20日、地元住民を対象に、現在行われている補強工事の見学説明会がありました。この説明会は、施設を管理している県環境整備公社が、浸出水調整池の補強工事について、地元住民に情報公開しようと初めて行ったものです。20日は、地元住民らでつくる、対策協議会の役員ら約30人が参加。公社側から、補強工事の進捗状況や、その内容について説明を受けた後、実際に工事現場を見学しました。この問題をめぐっては、公社側のずさんな体質が明らかになっているだけに、参加した住民からは、「地盤の強度についてデータを示して欲しい」、また、「杭の長さは適正なのか」といった、具体的な質問が相次いでいました。(参加者は)「色々、でたらめやってますので、今まで。きちっと監視したいと思います」「専門的な用語も飛び出してくるので、分かりにくいというのはあるが、私達の勉強にもなるんじゃないかと思う。」県環境整備公社では、こうした説明会を、今後も作業の工程にあわせて開催し、住民に理解を求めたいとしています。


6.県民ブレーン座談会
 (05/20 17:34)

今月24日は、県防災の日です。宮崎市では、20日、防災の日を前に、東国原知事と県民が直接対話する、県民ブレーン座談会が開かれ、防災をテーマに意見交換しました。この座談会は、「県民総力戦による県づくり」を推進しようと、知事と県民のフリートーク形式で行われているものです。20日は、防災をテーマに意見交換が行われ、消防署員など、県内の防災関係者、約10人が参加しました。この中で、参加者からは、「仕事との両立が難しくなってきている」といった、消防団活動の厳しい現状を訴える意見などが、次々に出されていました。(参加者は)「仕事を抜けて来れるのかとか、そういうのを電話連絡しながら、火災現場に出動することがほとんどですね。」これに対し、東国原知事は、「若い人たちの防災意識を高めることが必要では」と、指摘しました。(東国原知事)「なんか防災訓練で、学生達が何十人でも参加しないかなと思った。市町村の所管だから強く言えなかったが。今後は、そういうことを働きかけていってもいいかもしれない。」東国原知事は、消防団に参加しやすい環境をつくることも大切だとして、消防団に参加している社員を持つ企業に対し、税の優遇措置ができないか、検討していきたいとも話していました。


7.日向で「災害危険か所」現地調査
 (05/20 17:34)

梅雨入りを前に、日向市で、「災害危険か所」の現地調査が行われました。20日は、日向市役所や消防などから、約40人が参加。土砂崩れなどのおそれがある、「災害危険か所」7か所をまわって、想定される被害や、必要な対策を協議しました。(日向市総務課危機管理係・吉村博係長)「住民の方に正確な情報をお伝えして、事前に危険か所を把握して、万全の体制をとれるように備えたいと思っている」日向市内には、約500か所の災害危険か所があり、市では、20日の調査結果を、今後の防災活動に活かしたいとしています。


8.3局合同ラジオ特番
 (05/20 17:34)

防災に関する話題です。MRTなど、県内の3つのラジオ局は、20日、合同で、防災特別番組を放送しました。防災ラジオ特番は、MRTと、NHK宮崎放送局、それにFM宮崎が、毎年合同で放送しているもので、今回で5回目になります。今年の番組には、専門家のほか、10人の一般市民らも出演し、専門家とともに、豪雨災害から身を守る方法について、意見を出し合いました。また、4年前の台風14号で、大きな被害を受けた宮崎市小松地区からも、中継が行われ、区長らが住民の救助など、防災対策の上で、地域が連携することの大切さを訴えていました。


9.産業医などを対象に新型インフル研修
 (05/20 17:34)

新型インフルエンザの感染拡大が懸念される中、都城市で19日夜、労働者の健康管理にあたる医師などを対象にした、対策研修会が開かれました。この研修会は、宮崎産業保健推進センターが、行ったもので、19日夜の研修会には、都城市内外の事業所で、労働者の健康管理に当たっている医師など、24人が参加。まず、新型インフルエンザウイルスの特徴などについて説明を受けました。つづいて、手洗いや、感染者と接触しないことなど、個人でできることや、行事の自粛など、具体的な対策も示されました。主催者は、新型インフルエンザが発生すると、事業所の職員の欠勤が増えるため、事前に対策や人員計画などを策定することが重要だとしています。


9.詐欺・齊藤佐知子被告初公判
 (05/20 17:35)

健康器具の販売会社を経営しているように装い、女性から現金300万円をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われている女の初公判が、宮崎地裁で開かれ、女は起訴事実を一部留保しました。起訴されている、住所不定、無職の齊藤佐知子被告は、20日の初公判で、現金を受け取ったことなどは認めたものの、返済する能力と意思については、認否を留保しました。一方、宮崎地検は、同様の手口で、別の女性からも、現金200万円をだまし取ったとして、齊藤被告を、20日、追起訴しました。この詐欺事件では、被害者が100人以上、被害総額が、2億円近くに上るとみられています。


9.日南市で火災・空き家など2棟全焼
 (05/20 17:34)

19日夜、日南市で、空き家と小屋の2棟を全焼する火事がありましたが、けが人などはありませんでした。19日午後8時すぎ、日南市大窪の、長友忠広さん、62歳が所有する木造平屋建ての空き家と、隣接する2階建ての小屋の、あわせて2棟、約250平方メートルを全焼しました。出火当時、敷地内には誰もおらず、けが人などはありませんでした。現場は、1年ほど前から空き家となっていましたが、出火前、所有者の長友さんが、小屋で煮炊きをしたあとに外出したということで、警察で火事のくわしい原因を調べています。


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