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【新型インフル】「ご迷惑おかけしました」洗足学園高校長会見
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東京都八王子市と川崎市の女子高校生で新型インフルエンザの感染が確認されたことを受けて、2人が通う私立洗足学園(川崎市高津区)の前田隆芳校長が20日夜、会見し、女子高校生らの渡航状況などを説明した。
前田校長によると、女子生徒6人と引率の女性教諭1人の計7人が、今月11日に成田空港を出発し、19日に帰国。今月14〜16日、米・ニューヨークの国連本部で行われた学生による「模擬国連」に参加した。帰国後は、学校には一切立ち寄っていないという。
ニューヨークでは、現地のクイーンズ地区の高校との交換会も予定されていたが、インフルエンザの影響を考えて中止した。マスクや消毒液などは日本から用意していったという。米国滞在中、7人は絶えず一緒に行動しており、食事も一緒だったという。
成田空港には19日午後1時55分ごろに、ニューヨーク発のコンチネンタル機で帰国。到着後、機内で機内検疫が行われ、そのうち何人かがサーモグラフィーで検知され、気分が悪いと訴えた生徒もいたが、検査の結果は陰性で、成田空港を同日午後5時ごろに出たという。
帰国の機内では、3人がけの座席に前後2列で6人が座り、教諭は離れた席に座っていたという。感染した生徒以外の生徒4人は横浜市在住。また、模擬国連に参加した残り5校はすべて首都圏の高校。
前田校長は、インフルエンザの影響を考えて、模擬国連への参加を中止することも考えたというが、「子供たちにとって、何にも代え難い経験と思い参加させた。このようなことになってしまい、わたしの不徳の致すところ。みなさんにご迷惑をおかけした、申し訳ありません」と陳謝した。
同校では21日朝、全校集会を開く予定。
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