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新型インフル、季節性と同等の扱いを日医が要望

2009年5月21日0時14分

 日本医師会は20日の会見で、新型の豚インフルエンザについて、ほとんどが軽症であることなどを踏まえ、行動計画を見直し、季節性インフルエンザと同じ扱いにするよう国に要望したことを明らかにした。今後、国がそうした方針を示した際には、都道府県医師会を通じて一般診療機関に協力を要請するという。

 疑いのある患者が発熱相談センター経由で指定医療機関で受診する現在の仕組みについて、飯沼雅朗・常任理事は「神戸や大阪ではもう指定の医療機関がパンクしている。強毒の鳥インフルエンザ(H5N1)のために作った行動計画でやりにくい、という現場の声が多く寄せられている」と説明。季節性インフルと同様、一般診療機関でも診察できるよう、国に計画の見直しを求めていることを明らかにした。

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