共産党市議ら、教育現場に、日の丸・君が代を強制する新教育長の選任に同意!

 「反対」は、単なるポーズだったの?
 12月議会最終日の20日、現教育長退任のため、自民・渡部市長が新教育長の選任に議会の同意を求める議案を提案した。
 草の根・朝木議員が、市長に対し、「選任対象者は、当市の教育現場に日の丸掲揚・君が代斉唱を強制するような考えを持っている人物か」と質したところ、自民・渡部市長は「指導要領は学校で日の丸掲揚・君が代斉唱するよう求めている。指導要領に基づき指導する方だ」と躊躇なく答弁した。
 全国的にも例が少ないが、石原都政の下、都教委は日の丸掲揚・君が代斉唱に抗議する教職員を処分し続けており、草の根・朝木、矢野両議員は、憲法の定める思想・信条の自由を否定し、教育現場に日の丸掲揚・君が代斉唱を強制する新教育長は到底認められないとして、反対の討論をした。
 しかし、共産市議5名全員は、討論の時間は十分にあったが、全員が沈黙をしたまま、「日の丸掲揚・君が代斉唱を教育現場に強制する」新教育長に賛成した。
 また、自民・渡部市長に擦り寄る姿勢を見せている佐藤「市議」、薄井「市議」らも、新教育長に賛成した。なお、薄井「市議」は、この日、一度も発言せず割り当てられた質問時間を1秒も使わなかった。生活者ネット・大塚、民主・木内、奥谷は自民・公明とともに同意した。
 市議たちの憲法感覚は麻痺状態だ。


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