市民が行政・議会・一部のネット族を監視するための辛口情報紙・東村山市民新聞
矢野絢也氏が逆転勝訴、賠償金は300万!手帳も返還せよ。
「脅迫されて、矢野氏はやむなく手帳を引き渡した」!(毎日新聞090328)
単なる民事事件ではありません。国会に矢野氏を参考人として招致を。 |
週刊現代の記事で名誉を傷付けられたとして、公明党の元国会議員3人が発行元の講談社と矢野絢也・元同党委員長らに賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁であった。
南敏文裁判長は660万円の支払いを命じた1審判決(07年12月)を取り消して請求を棄却。そのうえで。反訴していた矢野氏の主張を認め、議員側に慰謝料300万円の支払いを命じた。
賠償を命じられたのは、黒柳明、伏木和雄、大川清幸の元国会議員3氏。
問題となったのは「矢野極秘メモ 100冊が持ち去られた!」と題した05年8月6日号と13日号の記事。元議員が矢野氏に手帳の引渡しを強要し、本棚や押入れ、妻の部屋などを家捜しして奪ったと報じた。
1審判決は「強奪の事実は認められない」と判断したが、南裁判長は「脅迫された矢野氏がやむなく要求に応じて手帳を引き渡した」と認定。矢野氏のプライバシーを侵害したとして、元議員側に対して慰謝料支払いと手帳の返還も命じた。
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公明党元国会議員が逆転敗訴。週刊現代の記事巡り
「真実性ある」
(2009.3.27 23:02 「産経ニュース」より)
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「週刊現代」の記事で名誉を傷付けられたとして、公明党の元国会議員3人が発行元の講談社と矢野絢也元同党委員長に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁であった。南敏文裁判長は「記事には真実性がある」と指摘、被告側に660万円の賠償と謝罪広告の掲載を命じた1審東京地裁判決を破棄した。一方、矢野氏が原告に求めていた賠償請求を認容、原告3人に300万円の支払いを命じた。
問題となったのは、平成17年7〜8月に掲載された記事。元国会議員3人が、矢野氏の自宅から、同党や創価学会の情報が記された手帳を無理矢理持ち去ったと報じた。1審は「記事に真実性はない」として、名誉棄損を認めていた。
南裁判長は、元国会議員が再三に渡り矢野氏の自宅を訪れ手帳の提出を求めたことを、「記事で『手帳強奪』としたことは、多少大げさだが、無理に持ち去ったことには真実性がある」と指摘。元国会議員の行為が矢野氏に対するプライバシー侵害にあたるとした。
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