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滋賀で初の新型インフル感染確認=神戸滞在の大学生、3府県目−計236人に

5月20日9時47分配信 時事通信

 滋賀県は20日、大津市の大学生(23)の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。感染者の確認は、成田空港の検疫を除けば大阪、兵庫に次いで3府県目。男性は神戸市内に3日間滞在した後高熱などの症状が表れており、県は感染の因果関係を調べるとともに、その後の接触者の調査も進める。
 また、新たに大阪府内で21人、兵庫県内で21人が確認され、国内の新型インフルエンザ感染者数は200人を超え、計236人となった。兵庫の感染者には、神戸市の医療従事者女性(25)も含まれている。医療関係者の感染確認は初めて。
 大津市によると、感染が確認されたのは立命館大びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)に通う男子大学生。
 15日から18日朝まで神戸市を訪れ、電車で滋賀県に戻った。同日午前に大学で講義を受けた後、かぜの症状が出たため帰宅。同日夜に38度を超える熱とせきの症状を訴えた。
 19日夕、大津市民病院の発熱外来を受診し、遺伝子検査(PCR)の結果、感染が判明した。症状は軽く、タミフルを投与され、熱は下がったという。
 滋賀県は20日午前、知事を本部長とする対策本部会議を開催し、今後の対応などについて協議した。 

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最終更新:5月20日12時15分

時事通信

 

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