「幸福の科学」を科学する
(1)幸福の科学を、具体的事実から検証する
6月30日 1 総裁の予言の検証 を追加しました。
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B総裁の予言の検証、不思議な話 ア・ラ・カルト
1 総裁の予言の検証
2 不思議な話 ア・ラ・カルト
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1 総裁の予言の検証
「エル・カンターレ(大如来)」と呼ばれている大川総裁には、宿命通力(三世を見とおす能力)という神通力が備わっていると言われていますので、以前から時折予言(預言)を行っています。ではその予言(預言)の結果を、歴史の事実から検証してみましょう。
1 幸福の科学による宗教改革の予言
大川総裁の予言(預言)
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結 果
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会発足当初の87年・第2回講演会「愛の原理」の中で、大川総裁は今後の幸福の科学の活動内容について予言(預言)しています。また「天照大神の霊言」「逆境からの脱出」の中でも、今後の予定を話されています。それらをまとめて解釈すると、幸福の科学の役割は、10年間を目標とした宗教改革にあります。そして幸福の科学の発展に伴って、いくつかの宗教団体が潰れていくことも予言しています。
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誰が見ても明らかなように、宗教改革は明らかに失敗したようです。逆に日本人の宗教に対する感覚も、どんどん悪くなっているのが現実です。また大川総裁が96年に怒った様に、幸福の科学もついに発展することが出来ず、宗教改革以前の問題として教団の維持に必死になっているようです。そのために活動の内容も真理の探究ではなく、資金の探究に姿を変えているかのようです。だから「宗教団体が潰れていく」こともありませんでした。まさか信者は今さら「オウム」のことを持ち出さないでしょうね???
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2 1991年フライデー廃刊予言
大川総裁の予言
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結 果
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6月χ日朝、東京の幸福の科学の「オリンピックビル」で、大川主宰が会員に檄を飛ばしました。「みなさんの力を結集して抗議を続けましょう。FAXを送り続けると業務ができないので、一週間でフライデーを廃刊にできます。頑張りましょう!」「仏」の予言に嘘はないと信じている会員は、これを聞いて組織的な抗議行動に移りました。
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フライデーは今も頑張っています。
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3 1994年総理大臣は誰になるか予言
大川総裁の予言
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結 果
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1991年6月、防衛庁OB会で大川総裁が講演をし、日本の防衛問題と絡めて1994年には誰が総理大臣になるかを予言しています。答えは防衛庁出身の加藤紘一氏とのことでした。
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明らかにはずれており、加藤氏はその後も一度も総理にはなっておりません。
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4 会員数の予言 20世紀末までに日本人全員を会員にしてみせる
大川総裁の予言
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結 果
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90年7月の講演会「勝利の宣言」で、大川総裁はまず7万数千人の会員達成・勝利の宣言をしました。その場で91年は100万人、92年は300万人、93年で1千万人の会員達成を目標として上げられました。また91年の御生誕祭では、「今世紀中には日本人全員を会員にしてみせる!」との力強い予言が成されました。勿論「今世紀中」というのは、2000年末のことでないことは明白です(そうであっても不可能)。
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そもそも91年までの大伝道自体がバブル(幻)であったため、会員数は当時からさほど増えておらず、2000年現在で実質的信者数約3万人〜4万人位の小さな団体のままです。
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5 1995年から続発する大地震予言(阪神大震災を受けて、これからが始まりである)
大川総裁の予言
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結 果
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1995年1月、あの阪神大震災が起こりましたが、これを受けて大川総裁は、「これ(阪神大震災)が始まりである」として2月に講演会を行い、その中でこれから世紀末まで続発する大地震の予言をしています。場所は九州から津軽海峡まで、2000年までに十数回の大地震が起こるということでした。また東京には98年、99年と関東大震災が少なくとも3つは来るとのことでした。
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そのような地震は起こりませんでした。
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6 三塚総理誕生予言 東京に10万人集まれば…
大川総裁の予言
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結 果
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大川総裁が直接語ったことではないので本当は分かりませんが、会の幹部が話すと言うことは、当然総裁の了解があるはずですので、これも予言に入れます。
一時期流行ったワトソンの「100匹目の猿現象」を持ち出して、幸福の科学は三塚総理誕生のための決起集会への動員を呼びかけました。曰く、「日本の人口の10%は東京、東京の1%は10万人。だから日比谷に10万人の会員が集まれば日本は変わる…・。そしてこの単純な「トリック」も見抜けずに、信者たちは全国から日比谷に集まってきました。そして95年7月、大川総裁は御生誕祭で三塚博氏を次の総理に推薦し「幸福の科学政権を打ちたてよう」と宣言しました。
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結果は言うまでもありません。
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7 1999年、世紀末のポールシフト予言
大川総裁の予言
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結 果
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何といっても恐ろしいのが、会の初期の理論書「黄金の法」の未来予言の中で述べられている、1999年末に起こる「災害」です。信者はこのために伝道に励みました。「黄金の法」で曰く、「今世紀末までの未来は、衝撃的な内容になることが分かる。大地は揺れ、津波が襲い、陥没する大陸もある。空から降る火の雨、・・・。2000年、世界の人々は、前年の夏に起きた衝撃的な悪夢からまだ立ち直れないでおります。ニューヨークはその機能をほぼ壊滅的なまでに失い、・・日本は全国各地で復旧作業が行われている。かつての都市のある地域には、黒潮が打ち寄せて、藻が茂り始め・・・政府主催の合同慰霊祭が各地で行われ、・・・」と世界の終わりを見るかのようなすさまじい様相です。
大川総裁が総指揮をとった「ノストラダムス戦慄の啓示」によると、これはポールシフトにより引き起こされるのであり、日本は熱帯地方に移動するということでした。またこのころ円盤も、ある独裁国家(北朝鮮?)に降りてくるようでした。
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皆さんご存知の通りに、何も異変はありませんでした。熱心な会員の中には、自分たちの活動が成功したので、これらの災害を避けることが出来たと大真面目で言う方もおられます。しかし仮にそれが本当だとしても、そこまで予測して言うのが、本来の予言というものではないのでしょうか?
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8 唯一当った本当の預言
大川総裁の預言
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結 果
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1.幸福の科学を科学するの(5)本来のユートピア運動の方向と結末、そして新しき未来へでもまとめていますが、会発足当初の第2回講演会「愛の原理」、また「天照大神の霊言」「逆境からの脱出」の中でも今後の予言をしています。これらをまとめると、幸福の科学の宗教改革が終了した後に、次なる指導者(日本神道系の大如来)と団体が出てくることを述べています。この内容は天上界の計画であり、今までの予言とは異なり、本物の「預言」と言えるものです。
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実際に団体Aという天御中主神・天照大神を擁する団体が現れたことで、唯一的中した預言です。しかし預言とは「大川総裁の意志」ではなく「神々の意志」であるために、的中して当然であるとも言えます。
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※以上の集計では、大川総裁の予言の結果は1勝7敗で、的中率は12.5%となります。
2 不思議な話 ア・ラ・カルト
幸福の科学にはその他にも、常識的に考えるとたくさん不可思議なことが隠されています。信者も本当は確かめたいのですが、これを言い出したら最後、自分も「和合僧破壊者」とされてしまうので怖くて誰も口に出せない、というのが謎が解明されない理由です。では疑問を聞きたくても聞けない信者たちの意見をまとめ、代わりにここで尋ねてみましょう。もし、私は知っているという勇気ある信者の方がおられましたら、是非この答えを他の信者のためにもお知らせ下さい。その都度ここで訂正し発表させてもらいます。(でもほとんど誰も知らないはずですよ……・。)
「仏法真理の団体」に存在する、信者が避けて通る不思議な話 ア・ラ・カルト(あらっ、カルトだ!)
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人物編 あの方は今どこに??
1 大川総裁のお父さんである、かつての「顧問先生」善川三朗(中川忠義)さんは、ある時から突然何のコメントも残さずに姿を隠されてしまいましたが、一体今どこで何をしているのでしょうか。果たして、まだご存命なのでしょうか?
2 大川総裁のお兄さんである、「菩薩の出」と言われていた富山誠さんは、その後どうなされたのでしょうか。「菩薩」でありながら「大如来」の元を離れてどこかのあやしい教団に入ったということを風のうわさで聞いたことがありますが、今どこにいるのでしょうか。「大如来」は「菩薩」さえまだ救済(伝道)できないでいるのでしょうか?またあの方はもうあの世に帰られたという話もあります。本当はどうなのですか。
3 初代総合本部長であられました小沢さんは、その後どうなりましたか?自分のコメントを何も残すことなく、総合本部からの「自分の勉強に励みたいとおっしゃっているので、会員からは連絡を取らないように」とのお達しがあっただけで、その後の行方が誰も分かりません。幸福の科学ではなぜか教えてくれませんので、一度お話を聞いてみたいのですが、誰か連絡先を教えてくれませんか。
4 91年大伝道の立役者であった白木元総合本部長は、今どちらにおられるのでしょうか。何やらおかしくなって会を辞め、独自の勢力を作ろうとしているとも聞きましたが、本当なのでしょうか。またどうして幸福の科学は、所在をかくすのでしょうか??
5 釈迦の二大弟子の一人のモンガラナ(大目連)と言われていた高橋大亀元総合本部長は、今どちらにおられるのでしょうか。どうして職員をやめたのですか?一説では仕事が出来ないから大川総裁から辞めさせられたと聞きましたが、でも総合本部長に任命したのは大川総裁ではなかったのですか??
6 釈迦の二大弟子の一人のシャリプトラ(舎利仏)で梵天と言われていた種村修学さんは、今どちらにおられるのでしょうか。どうして職員をやめたのですか?
7 お医者さん出身で理論派の元総合本部長・真杉さんは、どうして職員を止めたのですか。一説には幸福の科学でガンにかかったが、職員を辞めたら治ったと聞いたのですが本当ですか?
8 最近会の職員では、ある年代以上が皆いなくなったようで、若い人ばかりになりましたが、この理由は何なのでしょうか?支部運営にはある程度の経験や能力が必要だと思いますが、本当にこれでよいのでしょうか。
9 信者数が100分の1以下の幸福の科学には、何と創価学会と同じ位の約800名の職員がいるそうです。これでも一時の半分以下になったと推測しますが、ざっと計算すると約50人の信者が一名の職員を養うことになります。となるとどうしても過度の布施を要求されることになりますが、どうしてこんなに職員が多いのですか?
10 以前ある地方のSi支部長が、信者の貸付金数百万円を自分の会社に使い込んだという話を聞きました。しかし当時のS本部長がうまく話をつけて何事もなかったかのように終わらせ、最近までこのSiは支部長をしていたようです。真理の団体として、このようなことが許されるのでしょうか。
活動編
1 一時、「三塚総理待望論」を出し幸福の科学は三塚さんを応援していました。三塚さんが幹事長になられたときには、大川総裁も「あちら(創価学会)は時間がかかったが、うちはすぐです」と、とても自慢していました。また10万人集まれば日本は変わるといわれて、三塚さんのために東京まで動員をかけられました。しかしその後は三塚さんも迷惑そうで、幸福の科学も突然何も言わなくなりました。あの騒動は一体何だったのでしょうか。一説には広報部の早とちりなどとも言われていますが、会員にはせめて事後処理として反省の法に則り、その理由くらいはきちんと教えてください。
当時の周りから見た感想〜大川庄一(ジャーナリスト)氏 (08/14/95)
三塚氏は自民党の最大勢力である旧三塚派のボス。自民党総裁ひいては総理大臣になってもおかしくはない人物ではあるが、政界スキャンダルへの関与が疑われたり、自民党分裂による55年体制の崩壊により、過去の人となりつつあった。ここにきて、幸福の科学の大川氏は何故に三塚氏を持ち上げたのか。
三塚氏は「正会員」?
新新宗教トリオのほかの2教団の轍を踏まないように政界に太いパイプを作っておきたいというのだろうか。あるいは創価学会に対抗し、自民党の中に自教団の影響力を及ぼそうというのであろうか。今ひとつ明確ではないが、三塚氏が古くから自民党内の創価学会−公明党に対する批判勢力のリーダーであることは知られている。
幸福の科学は、「三塚氏は正会員だ」という。有力後継者の一人が同教団の会員であった関係から入会したといわれるが、三塚氏の長女の高校時代の家庭教師が幸福の科学の国際局次長になっており、その勧誘で新興宗教マニアの夫人が三塚氏の名前を登録したために正会員となった(週刊新潮8月17日・24日号)という解説もある。
三塚氏自身、選挙区の地元仙台にあるT教団、愛知県のS教団、東京のR教団に出入りしており宗教団体との付き合いは熱心だ。
幸福の科学は「三塚博総理大臣待望論」(幸福の科学出版刊)を出版、三塚氏を持ち上げている。三塚氏サイドは思いもかけない支援者の登場に戸惑っている様子。自民党の一部には関係修復不可能となった創価学会に代わる票田として自民党に引き込んだらと、揉み手をする向きもあるようだが、幸福の科学との付き合いは慎重に、というのが大方のところだ。
2 たくさんの精舎が建ちましたが、「そこだけに許された祈願」がどうしてあるのですか。受けたい人はそこの精舎まで行かなければ受けられません。本当に良い物ならば、全国の支部でどうして行えないのでしょうか。
3 フライデー事件などの訴訟で、幸福の科学が業務妨害として負けた裁判もあったようです。またある信者からの億単位の布施返還訴訟もあったようです。でもどうしてこれらの不利な裁判については、信者には一切教えてくれないのですか。正見とは、現実を直視することではないのですか?
4 何となく96年以降の大川総裁のご法話は、昔の法を繰り返しているだけのようにも聞こえます。また書籍も昔の内容の焼き直しばかりで、そこに新しいものを発見できなくなったのですが、どうしてですか。
5 大悟館を建てることで良い環境を作り、大川総裁が霊との通信をしやすくすると聞いています。しかしそもそも大川総裁自身は、いつでもどこでも1秒で高級霊と通じることが出来るとおっしゃっていたのではないですか。なぜいまさらそのような環境が必要なのですか??それとも事情が変わったのでしょうか?
続きは準備中です。
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