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前日のニュースを読む

	滋賀県の大学生　神戸で感染者と接点
	感染者の親が語る　不安と不満
	自宅待機を　教育委員会がミナミをパトロール
	自宅に放火　長男を逮捕
	滋賀県・大津市でも１人感染
	神戸市　医療従事者にも感染を確認、一方で開業医も診療開始
	新型インフルで大阪に波紋…
	日本漢字能力検定協会を家宅捜索　京都地検特別刑事部
	開業医が新型インフル治療へ　神戸・高槻
	大阪府教委が来週休校解除の方向で検討
	「深く考えずにやっていた」　郵便不正黙認の支店長
	大阪府警の巡査部長が取調べ中に暴行
	新型インフルエンザ関西で拡大
	漢検前理事長逮捕
	和歌山女性殺害容疑者立会い検証

最終更新日時：2009年5月20日 20:04

滋賀県の大学生　神戸で感染者と接点

アルバイト先で接点

滋賀県で２０日に感染が確認された男子大学生は神戸市内のアルバイト先で他の感染者と接点があったことがわかりました。感染が確認されたのは大津市在住で立命館大学のびわこ草津キャンパスに通う２３歳の男子学生です。滋賀県などによりますと、この男子学生は今月１５日から１７日まで神戸市内に滞在していて、飲食店のアルバイトなどをしていました。滋賀県の発表によりますと、男子学生は、すでに新型インフルエンザの発症が確認されている神戸市内の高校生とアルバイト先で、一緒に働いていた可能性が高いということです。大学はこの男子学生と同じ授業に出席したとされる学生や教師２６人を自宅待機させています。また、県立高校や大津市など対象地区の小中学校などでは２６日まで休校となることが決まりました。

( 2009/05/20 20:04 更新)

感染者の親が語る　不安と不満

予防内服は無償のはずが・・・

感染の広がりとともに不安と不満も広がっています。新型インフルエンザへの感染が確認された女子高生の父親が行政の対応への不満を打ち明けてくれました。「朝七時半から長女が熱出しまして最高３９．９度が１２時間続いた。大阪市の窓口に電話したら明日でも熱が下がらなかったら医療機関に行って下さいと一点張り」こう話すのは大阪市内に住む５０代の男性。男性の家では高校生の娘が発熱。男性が何度も大阪市の窓口に電話し、やっとのことで病院へと運ばれました。そうして告げられたのが娘の新型インフルエンザ感染。しかし、それよりも男性を困惑させたのは濃厚接触者となるはずの家族に対する病院の対応でした。「ドクターの要請で『予防服薬してください』とすすめられ、僕らの段階で止めるのがいいと思ってタミフルを３人分調達したら『実費です』と言って一人６０００円、１万８０００円請求された」と話します。感染拡大を防ぐつもりでタミフル３人分を服用することにしましたが保険適用外とされ、約１８０００円を請求されたのです。大阪市はタミフルについて「予防内服は無償。濃厚接触者には大阪府から配られたものを配布する」と話しています。今回この方針はなぜか医療の現場には届いていませんでした。こうした中男性の家では今も子ども２人を含む家族４人が自らの感染を疑いながらじっと姉の回復を待っています。男性は「孤立して、買い物もいけないから冷蔵庫は空になるし。いつになたったら助けに来るのか。心細いし不安」と不安を口にします。感染だけでなく不安を拡大させないため、行政の真摯な対応が求められています。

( 2009/05/20 19:42 更新)

自宅待機を　教育委員会がミナミをパトロール

橋下知事「自宅待機して」

新型インフルエンザの感染拡大で、大阪府では、すべての高校と中学校が１週間、休みになっていますが、街に繰り出す生徒がいることから教育委員会の職員が２０日、パトロールに乗りだしました。橋下知事は「中高生が外に出回っていると聞くが、それでは意味がないので、つらいかもしれないが、自宅待機してほしい」と呼びかけました。感染の広がり方を把握するための休校措置にも関らず、大阪・ミナミには、中高生たちの姿が見られ、教育委員会の職員が、パトロールを始めています。街に来ていた高校生は「きのうまで家にいたけど、面白くなさ過ぎて…」と話しました。橋下知事は２３日に学校再開などの対応策を打ち出す方針です。

( 2009/05/20 19:42 更新)

自宅に放火　長男を逮捕

２階で母親の厚美さんが死亡（徳島・東みよし町）

１９日、徳島県東みよし町の住宅で女性が死亡する火事があり、同居していた２８歳の長男が逮捕されました。現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、徳島県東みよし町の無職、前田貴志容疑者（２８）です。調べによりますと、前田容疑者は１９日午前、自宅に放火し、２階建ての住宅約２００平方メートルを全焼させた疑いがもたれています。この火事で、２階の焼け跡から前田容疑者の母親の厚美さん（５５）の遺体が見つかりました。警察は１９日午後、行方が分からなくなっていた前田容疑者を高松市内で発見、放火を認めたため逮捕しました。調べに対し、前田容疑者は「１階の部屋にライターで火をつけた。母親と折り合いが悪かった。」と供述していて、警察は殺人容疑の適用を視野に捜査しています。

( 2009/05/20 14:27 更新)

滋賀県・大津市でも１人感染

大津市周辺の学校は休校を検討へ

滋賀県は大津市に住む２０歳代の男子大学生が新型インフルエンザに感染したと発表しました。兵庫県と大阪府以外で感染が確認されたのは初めてで、国内の感染者数は２０日正午現在、２３６人です。滋賀県によりますと男子大学生は今月１７日に発熱の症状があり翌日、草津市にある立命館大学のキャンパス内にある保健センターを訪れました。ここではカゼと診断されましたが、その翌日、発熱外来のある大津市民病院を訪れＰＣＲ検査をしたところ２０日朝、感染が確認されました。男子大学生の症状は平熱レベルまで回復しているものの、念のため入院しています。滋賀県によると男子大学生は今月１５日から１７日まで神戸市を訪れていました。滋賀県は嘉田知事を本部長とする対策会議を開き大津市など６市にある県立高校の休校を決めました、。また、大津市などは小、中学校などを休校にするかどうか検討しています。

( 2009/05/20 12:51 更新)

神戸市　医療従事者にも感染を確認、一方で開業医も診療開始

開業医も新型インフル治療

感染の拡大が続く神戸市では先ほども２１人の感染が確認され、これで神戸市の感染確認者の数は８６人になっています。新たな感染確認のなかには２５歳の医療従事者も含まれています。
神戸市では２０日から開業医も治療を行なう「蔓延期」に沿った対応が始まっています。新たに新型インフルエンザの治療に関わるのは神戸市内の約１４００の開業医です。これまで感染が疑われる患者は発熱外来のある９つの病院が診療してきました。感染拡大でパンク状態になったことから、１９日に神戸市が医師会に協力を要請していました。発熱患者は発熱相談センターや病院にまず電話して症状が軽いと判断されれば開業医で、重症患者はこれまで通り専門の９つの病院で治療を受けることになり、センターにはひっきりなしで電話がかかっています。また治療を行なう開業医も、一般の患者への院内感染を防ぐために、簡易の発熱外来を作って入り口を分けるなど、ぎりぎりの対応をとっています。神戸市灘区の本庄医院の医師は「立ち上がらないといけない」と話すとともに、「発熱患者には事前に必ず電話はしてもらわないと困る、他にも様々な高齢者の患者などもいて、そこに感染の疑いがある人が入ると大変なことになる」と話しています。また、神戸市はこれまで行なっていたＰＣＲ検査を終了することにしていて、新型インフルエンザが蔓延していることを前提にした現実的な対応が進められています。

( 2009/05/20 12:31 更新)

新型インフルで大阪に波紋…

大阪府の橋下知事は２０日、今週から１週間行われている休校措置について今週の土曜日までに感染の状況を見極め、次の判断をしたいと語りました。けさ、橋下知事は、記者からの「休校措置は１週間で緩める方向ですか」という質問に対して「今、そのように検討指示を出している。関係部局を挙げて新しい方針等について方針固めをしている」と話しました。大阪府では公立の中学校と高校が今週一杯休みになっています。
橋下知事は、「このままの状態を続けるわけにはいかない」として、２３日土曜日に対策本部会議を開いて、休校措置の緩和を検討する方針です。
大阪の街では日に日にマスクをつける人が増えています。タクシー運転手は、「お客さんにうつされても嫌だし、うつすのも嫌だし」「一昔前は、マスクをつけると敬遠されたけど、今は逆に安心して乗ってくれる」と話しました。また、大阪ミナミの百貨店では閉店セールのなか、多くの人がフロアにひしめくとあって、買い物客はほとんどマスク姿です。ビジネス街の中心部・中之島では、浅尾美和選手をはじめ世界のトップ選手がそろうビーチバレー大会が２０日からはじまり、観客は消毒をしたうえで、マスク姿で観戦です。さらに、大阪や神戸で２０日から行なわれる予定だった浜崎あゆみさんや倖田來未さんのコンサートも急遽中止となりました。グッズを買いに来た人は「残念です」と話しました。感染の広がりがおさまらない中、市民生活への影響はまだしばらく続きそうです。

( 2009/05/20 12:29 更新)

日本漢字能力検定協会を家宅捜索　京都地検特別刑事部

日本漢字能力検定協会の前の理事長親子が、背任の疑いで逮捕された事件で、２０日朝から、京都地検は関係先の家宅捜索をはじめました。家宅捜索を受けているのは漢字能力検定協会の関連会社「メディアボックス」など数ヶ所です。背任の疑いで逮捕された前の理事長・大久保昇容疑者（７３）と、長男で前の副理事長の浩容疑者（４５）について京都地検は関連会社との取引は浩容疑者の主導で行われた疑いが強いとみて調べています。調べに対して２人は容疑を否認しているということです。

( 2009/05/20 12:31 更新)

開業医が新型インフル治療へ　神戸・高槻

まず発熱相談センターへ

新型インフルエンザの拡大を受けて、２０日から神戸市内の開業医などが発熱患者の受け入れをはじめています。これは神戸市が市の医師会に開業医などにも発熱患者を受け入れいれるよう１９日要請したことを受けて行われているものです。患者はまず発熱相談センターに電話をして、症状が重篤な場合は発熱外来のある医療機関に、軽症の場合は開業医などの診療に振り分けられ、自宅療養することになります。神戸市の発熱相談窓口では電話が鳴り止まない状態で、感染症指定病院となっている発熱外来も患者がパンクしている状態です。神戸市では新型インフルエンザを疑う場合は、必ず発熱相談センター０７８－３３５－２１５１に電話をして、指示に従って診療をうけて欲しいとしています。また、大阪府高槻市でも高槻市医師会が一般の医療機関での診療を自主的に取り決め１９日から市内の多くの医療機関で対応しているということです。

( 2009/05/20 12:39 更新)

大阪府教委が来週休校解除の方向で検討

今月２３日に休校解除を検討

大阪府は新型インフルエンザで休校となっている学校が再開した後の対応について、今週いっぱいで休校を解除できるよう検討をはじめました。２０日に開かれた府の教育委員会の会議では、新型インフルエンザによる休校などについて今後の対応が話し合われました。現在、府内全域の公立中学・高校と、感染が確認された市町村の小学校などが７日間の休校措置をとっています。橋下知事は、来週以降この措置を解除し、今後は各市町村の判断に委ねられるよう厚生労働省と協議したいとしています。また、府教委は府立高校の休校期間分の補習について、原則は夏休みなど長期休暇に行うとしています。しかし日数が足りない場合は、授業が禁止されている土曜日の活用も許可する方針です。府は、今後の対応について今月２３日の戦略本部会議で決定する予定です。

( 2009/05/20 12:37 更新)

「深く考えずにやっていた」　郵便不正黙認の支店長

新大阪支店などの社員約５０人の大半が違法性認識（山本容疑者）

障害者団体用の郵便割引制度によるダイレクトメールの発送を黙認したとされる郵便事業会社の支店長が、「深く考えずにやっていた」と供述していることが分かりました。郵便事業会社新大阪支店長の山本光男容疑者（５９）らは、障害者団体用の制度によるダイレクトメールの発送を認めたなどとして、１９日、大阪地検特捜部に逮捕されました。２人は、「差し出し郵便物が制度利用の要件を満たさないことは分かっていた」と容疑を認めています。その上で、犯行動機について、山本容疑者が「深く考えずにやっていた」と供述していることが分かりました。また、特捜部が新大阪支店などの社員約５０人に事情を聞いたところ、大半が不正ダイレクトメールの違法性を認識していたということです。特捜部では、不正ダイレクトメールの黙認が長年、社内で常態化し、これが山本容疑者らの犯行の要因になったとみています。

( 2009/05/20 15:23 更新)

大阪府警の巡査部長が取調べ中に暴行

大阪府警は、刑事が取調べ中の被疑者に暴行をしたと発表しました。府警本部によりますと、きのう泉南警察署で刑事部捜査三課の巡査部長が窃盗容疑の男性を取調べ中、平手で一度叩いたということです。男性は全治一週間、府警では「『取調べの適正化』の徹底を図っている最中に、このような事態が発生し誠に遺憾」として、特別公務員暴行凌虐致傷容疑で調べる方針です。

( 2009/05/20 12:18 更新)

新型インフルエンザ関西で拡大

関西で広がっている新型インフルエンザは、昨夜あらたに１５人の感染が確認され、これまでの感染者は１９３人となりました。大阪市は昨夜会見を開き、高校の女性講師ら２人の新型インフルエンザ感染が新たに確認されたと発表しました。このほかきのう午後７時以降、大阪府で７人、兵庫県で５人、神戸市で１人の感染が確認され、これまでの感染者数は１９３人となりました。神戸市や大阪府は、指定医療機関だけで新型インフルエンザの診療をすることは困難として、地元医師会に一般医療機関でも引き受けるよう要請しました。神戸市の医師会は了承、大阪府によると大阪の医師会も前向きな姿勢を示しています。厚生労働省も「感染者が多い兵庫と大阪では、指定機関以外での診療もせざるをえない」との見解を示しています。神戸市ではきょうから発熱相談センターへの電話で症状が判断され、開業医などにも患者を振り分けることになり、新型インフルエンザへの対応は新しい段階に入ることになります。

( 2009/05/20 12:18 更新)

漢検前理事長逮捕

日本漢字能力検定協会の大久保昇前理事長らが自らが経営する関連会社との取引で、協会に損害を与えたとして、背任の疑いで逮捕されました。大久保昇容疑者は（背任については？）「そんなことありません」（メディアボックスはペーパーカンパニー？）「そんなことありません」と答えました。背任の疑いで逮捕されたのは、漢字検定協会の前の理事長・大久保昇容疑者（７３）と、長男で前の副理事長の浩容疑者（４５）の２人です。京都地検の調べによりますと２人は、自らが経営する関連会社・「メディアボックス」に、広報活動費などの名目で、協会から委託金を支出させ、協会に２億６千万円の損害を与えた疑いがもたれています。調べに対し、２人とも容疑を否認しているということです。

( 2009/05/20 6:19: 更新)

和歌山女性殺害容疑者立会い検証

今月９日、和歌山市の住宅で女性が殺害されているのが見つかった事件で、きのう容疑者立会いで現場検証が行われました。この事件は、和歌山市の住宅で恩知靖子さん（６８）が殺害されたもので、隣の家に住む赤松宗弘容疑者（５４）が強盗殺人の罪で逮捕・送検されています。赤松容疑者立ち会いで行われた検証は、裁判員制度を見据えて検察官も立会い入念に行われました。

( 2009/05/20 6:19: 更新)

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