社会
神戸の親類宅滞在 滋賀で学生、感染初確認
大阪府、兵庫県に次いで新型インフルエンザの感染者が確認された滋賀県。同県によると、男性は立命館大びわこ・くさつキャンパス(同県草津市)に通う学生で、大津市で一人暮らし。十五-十七日に神戸市の親類宅に宿泊、十七日夜、せきや三八度以上の発熱を発症した。
日本最大の湖、琵琶湖が広がり、観光客も訪れる大津市では、生活と集客への不安が広がった。
JR大津駅近くのコンビニ店。神戸市などに住む知人向けにマスクを数十枚まとめ買いする客が多いといい、品切れ状態が続く。副店長(36)は「入荷のめども立っていない。新型インフルはもう、うんざり。早く収束に向かって」と話した。
大津市の「琵琶湖ホテル」は「既に近隣で患者が発生しており、マスク着用や手洗いの励行を徹底してきた。県内で感染者が出ても、あらためて対策を取る必要はない」と冷静な反応。宿泊キャンセルの連絡などは入っておらず「今後の推移を見守りたい」とした。
びわ湖大津観光協会の担当者は「桜は終わったが、遊覧船や山の散策にいい季節。観光には確実に影響が出る」と不安な様子。「大阪方面への通勤者が多く、電車内はマスクを着けた人ばかり」と話していた。JR西日本広報部によると、大津駅では今後、乗客への手洗いとうがいの徹底などを呼び掛ける方針という。
(5/20 14:24)
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