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日本文化が集結、「春川ジャパン・ウイーク」開催(上)

浮世絵・三味線から映画やJ-POPまで

 「韓流の中心地」春川に「日本」がやって来た。いにしえから現在までの多様な日本文化が一堂に会したカルチャー・イベント「春川ジャパン・ウイーク2009」が開幕した。在韓国日本大使館の主催で毎年韓国各地で開催されているこのイベントは、韓流の背景や韓流との共通点などを知るいいチャンスになるだろう。

◆今年で12回の韓日交流イベント

 「ジャパン・ウイーク」は、1998年の韓日外相会談で地域間交流促進が合意されたことを機に開催が決まった。光州広域市を皮切りに全国の主な都市を巡回し、年に1回開かれている。今年で12回目を迎え、江原道春川市で開催されている。展示会をはじめ、演奏会・講演会・日本留学説明会・商談会などイベントが盛りだくさんだ。

 いにしえの日本については、国立春川博物館がスポットライトを当てる。「愛と祈りの表現 日本人形展」では最も日本的な人形約70点が、24日まで企画第1展示室で展示される。

 ヨーロッパの印象派に影響を与えた浮世絵の展示会は来月28日まで、企画第2展示室で行われている。ここでは世界的な名作の復刻版62点が登場する。元在日韓国人3世で現在は日本国籍の笑福亭銀瓶が韓国語で語る落語は23日午後3時、同博物館講堂で行われる。

 また、現代日本を肌で感じられる公演も数多い。琴の演奏家・鈴木真為とフルート演奏者・古川はるなによる「琴とフルートのアンサンブル-Lips コンサート」は24日、同博物館講堂で行われる。

 春川文化芸術会館では、日本のポップ・カルチャーを体験できる「J-POP紹介展」「韓日映画チラシ比較展」が24日まで開催される。また、「日本の歳時風俗展」や、江原道と姉妹交流協定を結んでいる「鳥取県紹介展」も同時開催中だ。

イ・ヒョクチェ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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