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休校生徒、募るストレス 体力、時間持て余すメール3倍150通、ひたすらゲーム、腕立て・・・大阪、兵庫両府県で、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染防止のため休校中の小、中、高校生に休みの過ごし方を聞いた。勉強し、ゲームをしてテレビを見て、それでも「毎日暇で曜日感覚がなくなってきた」「つまんない。友達と遊びたい」と、早くも体力と時間を持て余している様子が伝わってくる。 両府県では多くの小、中、高校が今週、休校措置をとっている。不要不急の外出を制限され、クラブ活動などもできない状態。 神戸市北区の小3女子は、母親も勤め先のデイサービス施設が休業して家におり、一緒にどら焼きを作り、あんを挟むのを手伝った。「ピアノの先生はいつも通り来てくれたけど、マスクをしてた。お母さん、おばあちゃん、お兄ちゃんと遊べたけど、学校に行く方がいい」という。 大阪市平野区の小4女子は「先生が狭いところでみんなで遊ぶのはあかんて言うたから」と、家の前で友達と一輪車に乗って遊んだ。 活動的な生徒は自宅にいるのが苦痛な様子で、神戸市東灘区の高2女子は「家にずっといたら太ってくるし、おかしくなりそう」と、腹筋や腕立て伏せで気を紛らわせている。 長い休みの有意義な使い方を提案してもらうと、「お料理とか工作をおうちでする」(兵庫県伊丹市、小1女子)、「分厚い本を読む」(大阪府池田市、小6男子)、「苦手科目を克服する」(大阪市北区、高3男子)などの答えが返ってきた。 また、多くが友達や自分が新型インフルエンザに感染しないかどうかを心配していて、「授業が夏休みにずれ込むのはいや」(兵庫県三田市、高2男子)、「修学旅行が延期になるんと違うか」(神戸市東灘区、中3女子)などと気をもんでいた。 神戸市中央区の高校バスケットボール部3年の男子は、これまで、部活が忙しくて来たことがなかったゲームセンターで遊んだ。「すべてをかけようと頑張ってきた県総体が近いのに部活が禁止。みんなで、『もし大会が中止になっても、過去最高の成績だった新人戦の結果を誇りにしよう』と言って覚悟してるんです」と悲しそうな顔をした。 (2009年05月20日 読売新聞)
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