放送予定
   
   
   
5月20日(水)放送予定
裏切られた“漢字検定”

検定ブームの火付け役となった日本漢字能力検定協会。その前理事長と副理事長の大久保親子が背任の疑いで逮捕された。協会は収益を社会に還元することが義務付けられている公益法人。にもかかわらず、検定料で潤う協会を“私物化”していたと指摘されている。逮捕前、取材に応じた大久保浩前副理事長は公益法人になったのはあくまで国の認定を得て、検定事業を拡大するためだったと語った。その思惑通り、漢検は年間280万人が受験する国内最大の検定に成長。そして理事会や所管する文科省のチェックも十分機能しなかった。関係者のインタビューや協会の資料をもとに事件の背景を探る。
(NO.2736)

スタジオゲスト 堀田 力さん
    (弁護士)
スタジオ出演 松井 裕子
    (京都局・記者)
 
   
   
5月21日(木)放送予定
節約志向の客をつかめ
〜外食“激安”バトル〜


いま外食産業の間で激しい値下げ競争が繰り広げられている。牛丼330円、280円均一居酒屋、サラダ・デザート食べ放題で1050円のステーキハウス…。背景に有るのは、100年に一度の大不況のなか、かつてなく高まる消費者の安さを求める声だ。しかし、"激安"が恒常化するなか質の低下などが原因で、客離れに直面するなど、弊害も出始めている。そうしたなか、不況の中でも消費者を引きつける付加価値はないのか、低価格以外の方策を模索する動きも起こっている。激しい価格競争に翻弄される企業の取り組みを取材する。
(NO.2737)

スタジオゲスト 松坂 健さん
    (西武文理大学
サービス経営学部教授)