【名護】北部救急ヘリの運航再開を目指す特定非営利活動法人(NPO法人)「MESHサポート」は18日、名護市内で会見し、6月15日から運航を再開すると発表した。運航を休止した2008年7月16日以来、11カ月ぶりの再開。小濱正博理事長は「資金的に約10カ月の運航が可能だが、再開だけが目的ではない。運航を永続させるためにも支援会員で運営できるシステムを構築しなければならない」とさらなる支援を求めた。
運航は月曜から日曜までの原則午前9時から午後5時。スタッフ15人が出動する。小濱理事長は「2機目のドクターヘリ導入のために、地域救命救急センターを北部地域に指定するよう、県に働き掛ける。県の財政事情も分かるが、観光客などが多く訪れる北部の事情も考えてほしい」と語った。
現在、救急ヘリを支援する会員は約8700人だが、同サポートでは自力運航可能な、5万人以上の会員獲得を目指している。13日には市内ヘリポートで再開を祝うセレモニーを開く予定。同サポートは大手スポンサーのロゴを機体に掲載することも検討する。
救急ヘリは北部地区医師会病院が07年6月に開始したが資金難で行き詰まり、08年7月に事業を休止。運航期間中の出動実績は約240件だった。
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