2009年05月19日

栗城、BC帰還の瞬間!(写真)

みなさま

ベースキャンプの児玉です。


速報でもお伝えしましたが、
栗城史多、無事BCに帰還しました!


到着したとき、栗城にもう涙はありませんでした。


とにかく笑顔で安堵感が溢れ出ていました。


限界を超え、そしてしっかりと帰還する。


栗城から、またチャレンジすることの素晴らしさと
生きることの素晴らしさを教えてもらった気がします。


栗城を迎えて、スタッフ一同大感激。


そして大いに盛り上がっています。


・・・感動をありがとう!!


そして応援してくださった多くの皆様、
ご協力くださった、多くのスポンサーの皆様。

この場をお借りし、深く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。



アタック最中に栗城本人が撮影した画像や映像は
栗城のコメントをのせて、明日から何回かに分けて
レポートいたします。


ぜひぜひ、楽しみにしていてください!



・・・栗城は生きてます!!


写真


■写真1
bt_nobukazu-89530.jpg



ついに!ついに!ベースキャンプに帰還。
栗城史多のダウラギリ登山はこの瞬間に成功を遂げました。



■写真2
bt_nobukazu-89531.jpg


ベースで首を長くして待っていた、
日本人やネパール人スタッフと感動の再会。
そして抱擁に包まれました。



■写真3
bt_nobukazu-89532.jpg


生きて還ってきた感動に酔いしれます。
栗城愛用の、VanaHのお水をがぶのみ!!
『・・・・あ~!!うまい!生き返った!!』


■写真4
bt_nobukazu-89534.jpg


今回は本当にダウラギリの神様が微笑んでくれました。
感謝。感謝です。


続きを読む...

posted by bt_nobukazu |21:00 | ダウラギリ遠征 | コメント(12) | トラックバック(0)
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2009年05月19日

栗城史多を応援くださった皆様へ

昨日、栗城史多はダウラギリ(標高8147m)の登頂に成功し、過酷な下山を続けていましたが、先程、ネパール時間14:20(日本時間17:35)に無事ベースキャンプに到着いたしました!
これによって、本当の登山の成功と、完了を宣言したいと思います!!

本当に皆様、応援いただきありがとうございました。
取り急ぎ報告とさせていただきます。

BCマネージャー 児玉毅

posted by bt_nobukazu |17:46 | ダウラギリ遠征 | コメント(26) | トラックバック(0)
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2009年05月19日

あと1時間ほどでBC到着!

お疲れ様です。
BCの児玉です。


先ほど栗城から無線が入りまして、
急斜面のクレパス帯を無事通過し、
デポキャンプと呼ばれる平坦部を移動中です。


本当にもうすぐです!
あと1時間以内に到着すると思われます。


無線交信が終わった直後に空を見上げると、
物凄い空が広がっていました。


まるで空からお釈迦さまが舞い降りてきたかの
ようです。ブロッケン現象と言ったでしょうか?


そういってしまえば味気ないですが、
栗城が神様に見守られて下山していると思ってしまうほど、
現像的で、奇跡としかいいようのない景色でした。


しかもこのタイミングで!
まさに。。。栗城マジック!!



現地時間 11:45
現在位置 標高5000m
天候 快晴 無風
気温 プラス18度


posted by bt_nobukazu |15:30 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2009年05月19日

5月19日、午前10時

お疲れ様です。
BCの児玉です。


先ほど栗城から無線連絡がありました。


只今、C1を通過し、
クレパス帯を下降中です。


おそらく、現地時間の昼過ぎには、
BCに帰還すると思います。


いつもならば、


「卵とじ丼用意しておいてください!」


と言う栗城が、今日はなぜか


「ダルバートお願いします!半熟卵トッピングで!」


と言っておりました。


現地の定番料理のダルバート、
栗城はあまり好きじゃなかったと思いましたが…。


高所の影響でしょうか?(笑)


栗城は、疲れの極限にいながらも、
生きていることに酔いしれている様子です。


高度をだいぶ下げてきて(現在標高約5500m)、
いまごろ酸素というエネルギーの素晴らしさを
再確認しているところだと思います。


日常生活していると、気付きませんが、
美味しい空気をお腹いっぱい吸えるということが、
どんなにか幸せなことなのか。


高所登山はそんな
当たり前なことに気付かせてくれます。


次に皆さんに報告するときは、栗城が無事に
BCに帰還したときだと思います。
もう少しです。



現地時間 10:00
現在位置 標高5500m
天候 快晴・無風
気温 プラス15度
体調 フラフラですが生きてます



【ご案内】

明日、5月20日(水)、
北海道地区限定になりますが、

19:55~ HBCテレビにて、
『マグロになりたい登山家~単独無酸素エベレストを目指す!~ 』
が放送されます。

北海道地区の皆さま、
ぜひ、ご覧くださいましたら幸いです。

posted by bt_nobukazu |14:00 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年05月19日

下山開始しています

おはようございます。
BCの児玉です。

神様が栗城に微笑みかけてくれているんでしょうか。
今日は快晴、無風。チベッタンブルーの青黒い空が広がっています。絶好の下山日和です。

昨日、23時にC2(6700m)に到着した栗城は、夜、何度か嘔吐したりもして、かなり衰弱しています。ですが、今朝起きてこの澄み渡った空を眺めて、なんとしてでも生きて還ろうという強い気持ちが僅かに残ったエネルギーを呼び起こしたようです。

「これから下山に入ります。必ず生きて還ります!」

無線の向こうから力を振り絞るような栗城の声が聞こえてきました。

ネパール時間7:15(日本時間9:30)に栗城はBCに向けて下山を開始しました。もうほとんど力は残っていないでしょう。

普段ならば4時間程度のC2-BC間の下山も、とてつもなく時間がかかることでしょう。栗城が何度も言っているように、下山して初めて
登山は完成します。

みなさん、最後まで栗城を応援してあげてください。
最後まで気を抜かず、がんばれ!栗城!

現在時刻 7:15
現在地 C2(標高6700m)
天候 快晴 無風
気温 マイナス9度
SPO2 69%
体調 嘔吐を繰り返しています。
    力がもう残っていません。


bt_nobukazu-89406.jpg


posted by bt_nobukazu |11:33 | ダウラギリ遠征 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2009年05月19日

5月18日、現地時間23時【無事C2到着】

こんばんは。
BCの児玉です。


先ほど栗城から無線連絡が入りました。


現地時間23:00(日本時間2:15)に
無事、C2に到着いたしました。


途中滑落するというアクシデントがあったということでしたが、
小さな滑落で、顔に擦り傷ができた程度で済んだようです。


・・・本当に、ヒヤリとしました。


行動時間は実に22時間。

あまりにも過酷なアタックでした。

とにかくC2で少しでも休養して、
明日の下山に備えて欲しいと思います。


明日は8:00から下山を開始、
ゆっくり時間をかけてBCまで下山する予定です。


本当に本当に長い1日でした。


栗城は全身全霊で頑張りました。



あと1日。


なんとか無事で下山できることを、
ただただ静まりかえったダウラギリの星空に祈るだけです。



現地時間 23:00
現在位置 C2(標高6700m)
天候 快晴無風(満天の星空)
気温 マイナス10度
体調 もうパワーが残っていないです

posted by bt_nobukazu |02:45 | ダウラギリ遠征 | コメント(10) | トラックバック(0)
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2009年05月18日

5月18日、現地時間午後8時

こんばんは。BCの児玉です。


先ほど、栗城が無事C3(標高7238m)に
到着いたしました。


栗城はもう歩く力が残っていないくらい
フラフラということですが、
C3に着いたということで、ひとまず安心です。


本当に長い一日でした。


スタートしてから、実に19時間、
無酸素で歩き続けたのです。


今日は十分に休んで、明日無事に、
笑顔をさげてBCに還ってきて欲しいと思います!


現在時刻 20:00
現在位置 C3(標高7238m)
天候 晴れ 微風
気温 マイナス10度
体調 フラフラ
今飲みたい物 コーラ



・・・と、思っていたら。



先ほど、栗城から無線が入り、
C3に到着したとの報告を受けたのは、
冒頭に記載いたしました。


ここで1泊すると思っていたのですが、
ここにはアタック用の薄いテントしかないということと、
食料やガスがほとんどないということで、
頑張ってC2まで下山することにしたということです。


確かに少しでも高度を下げ、沢山のお湯を飲み、
食料を採って、温かいシュラフで寝ることが、
体力回復には不可欠です。


しかし、この暗闇です。


不安が残ります。


C3からC2の下りは近く、2~3時間です。


足元に注意して、必ず無事に下山して欲しいと思います! 


栗城が到着するまで見守りたいと思います。
そんな栗城からメッセージが届いています。


↓


ナマステ


栗城です。
とにかく生きてます。


これからC2に向けて更に下山します。


20時間以上の行動になるでしょう。


今は吐いたりもしていて、
体力が本当になくなっています。


もう外は真っ暗です。
でも、風がなくて本当に良かったです。


無事にBCに下山して、
初めて登山成功です。


登頂していても、まだ成功ではありません。


これからこの暗闇の中、頑張って降ります。


ナマステ。

posted by bt_nobukazu |23:50 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2009年05月18日

【登頂の瞬間】栗城本人の第一声

5月18日(月) 
現地時間の午後2時(日本時間の午後5時15分)


ソロアルピニスト・栗城史多


無酸素・単独にて、
世界で7番目の高峰、
ダウラギリ(8167m)を登頂。


その、登頂の瞬間の、第一声を、音声動画にて。。。
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/index.php?itemid=208#comment


応援くださった皆様、


暖かいメッセージをお寄せくださった皆様、
送り続けてくださった皆様、


あらためて、この場をお借りし、
心より御礼申し上げます。


誠に、ありがとうございました。



栗城が無事、登頂することができましたのも、
皆様からの応援があったからこそ、達成できました。


ありがとうございます。


ありがとうございます。



栗城隊、ならびに、栗城スタッフ一同、
心から、感謝の気持ちでいっぱいです。


ホームページ、ブログ、ガジェットなどより
皆様からいただいたコメント、メッセージは、


すべて、一通残さず、栗城のもとへ届いており、
それら、皆様からの暖かいお気持ちが、
栗城の、原動力となっております。


いまも、下山が続きますが、
引き続き、栗城史多へのご声援、
何とぞ、よろしくお願い申し上げます。


本当に本当に、本当にありがとうございます。

多謝


栗城事務局



※ 登頂の瞬間の、第一声を、音声動画にて。。。
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/index.php?itemid=208#comment

posted by bt_nobukazu |21:30 | ダウラギリ遠征 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2009年05月18日

下山、開始

今晩は。
BCの児玉です。


栗城は今、
標高7800m付近を下山中です。


かなり疲れているようで、
今日はC1まで降りたいと言っていましたが、
「C3で限界です」とのことです。


疲れきり、日も沈んだ中で、
C3からC2にかけての
急斜面を下るのは危険です。


それが賢明な判断だと思います。


C3にはアタック用の薄い寝袋と、
少しの食料、少しのガスがあるだけです。


標高も7238mあり、
まだまだ過酷な状況であり、
栗城にとって寒く長い夜になりそうです。


まだ山登りは続いています。
とにかく無事の生還を!
がんばれ栗城!



現地時間 16:00
現在位置 標高7800m
天気 晴れ 無風
気温 マイナス12度
体調 もう歩けません・・・


写真 


いつもは午後から雲に隠れるダウラギリは
なぜか今日は夕方まで姿を見せている。


栗城に幸運の女神が微笑んでくれているようだ。 

bt_nobukazu-89248.jpg



posted by bt_nobukazu |20:00 | ダウラギリ遠征 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年05月18日

【緊急速報】登頂いたしました2

bt_nobukazu-89205.jpg



BC児玉です!
ついに吉報が届きました!


ついに、ついに!
栗城史多がやってくれました!


ネパール時間14:00(日本時間17:15)に
栗城は世界第7位の高峰、ダウラギリ(8167m)の
登頂に成功しました!!


C3を出発したのが、深夜1:00。


実に13時間の長い長い挑戦でした。


登り初めてわずか3時間で、
眼が霞むという症状に見舞われ、
強風も相まって撤退の二文字が頭に浮かびました。


その後、不屈の精神で調子を取り戻し、
膝までの深雪をひたすらラッセルし、
死力を尽くして立った山頂です。 


山頂で、栗城はまた号泣してました。


「苦しみが多い分だけ、それは喜びに変わる」と
栗城が口癖のように言っている言葉が思い出されました。


BCも感動に包まれています。 


※ 東京、北海道事務局もです!!!!!


しかし、喜びに浸ってばかりはいられません。


当然ですが、下山を完了して、はじめて登山が完了します。


登山の事故では下山時の事故の割合が圧倒的に高いのです。


とにかく気を引き締めて、生きることにしっかりと
しがみついて欲しいと思います。


それまで、BCは全力で栗城を応援します。


多くの方に支えていただき、
応援していただいたお礼は栗城が無事に還ってきてから、
しっかりとさせていただきたいと思います。


皆さんも栗城が無事に下山できるよう、
祈ってあげてください!



現地時間 14:00
現在位置 ダウラギリ山頂(標高8167m)
天候 快晴・無風!
気温 マイナス15度
体調 もうへとへとです
気分 ヒマラヤは最高です! 


※ 各メディア関係者の皆様へ、お願い
 
 
栗城自身がどのような試みを行っているかの人物像や、
先週の5月15日、ネット生中継配信、
ならびに、今回のダウラギリ遠征出発について、他、
 
多くの媒体にて、『栗城史多』をご紹介くださり、
いつも、ご支援、サポートをいただき、心より御礼申し上げます。
 
誠に有難う御座います。
 
 
現在も、事務局のほうへ、『栗城のダウラギリ登頂予定』など、
お問い合わせをいただいております中、
各メディア関係者の皆様へ、お願いがございます。
 
今回、栗城のブログやメールマガジン、ウィジェット他で、
『ダウラギリ登頂』の第一報を記載させていただいておりますが、
 
 
 
栗城史多が、ベースキャンプに戻ってきてこそが、
真の『ダウラギリ登頂』である、と、
現地の栗城隊、ならびに、北海道・東京スタッフの中で
共通の認識がございます。
 
 
このような場所で、大変恐縮ではございますが、
栗城は、1日半の後、ベースキャンプへ向け下山、
戻ってくる予定でございますので、
今しばらく、テレビや媒体などでの露出はお控のほど、
何卒、お願い申し上げます。
 
 
なお、ベースキャンプに戻ってきた段階で、
栗城が撮影した映像、ならびに写真などは、
公開が可能でございます。
 
 
ご希望の際は、お気軽に、
東京事務局の下谷、ならびに、北海道事務局の児玉まで、
ご連絡のほど、お願い申し上げます。


posted by bt_nobukazu |18:00 | ダウラギリ遠征 | コメント(6) | トラックバック(0)
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