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性暴力ゲーム規制で議論

公明新聞:2009年5月20日

性暴力ゲームソフトについて意見交換する党合同会議=19日 参院議員会館

中里見准教授 日本の研究の遅れ指摘
党合同会議

性暴力ゲームソフトについて意見交換する党合同会議=19日 参院議員会館

 公明党の「子どもを守り育てる環境整備に関するプロジェクトチーム」(PT、池坊保子座長=衆院議員)と「児童買春・ポルノ禁止法見直しPT」(丸谷佳織座長=同)は19日、参院議員会館で合同会議を開き、国際人権団体から批判を受けている日本製の性暴力ゲームソフトについて、福島大学の中里見博准教授と意見交換した。

 中里見准教授は、ポルノと売買春を人権と両性平等の観点から批判的に研究する「ポルノ・買春問題研究会」の代表として活動してきた経緯を説明。性暴力パソコンゲームと性犯罪の関係について、「一般ポルノの影響力をはるかに凌ぐ可能性が大きい」と述べた上で、日本では英語圏に比べて性暴力ゲームの影響に関する研究が遅れていると指摘した。

 池坊さんらは、性暴力ゲームから子どもを守るため、規制のあり方を含め調査を重ね、政府に対策を検討するよう働き掛ける考えを示した。

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