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  2009年5月19日 (火)   【本部事務局移転のお知らせ】

【18日付の産経新聞(東京版)に「NHKの大罪」を訴える迫力満点の全面意見広告掲載】
    〜訂正放送、シリーズの中止、番組担当者の辞任を要求し、放送法改正を訴える〜

【クリックするとPDFファイルが開きます(3.15MB)】

 18日付の産経新聞(東京版、13面)に「NHKの大罪」と大書したNHK「JAPANデビュー」に抗議する意見広告が掲載されている。全面を使った迫力満点の意見広告だ。
 意見広告の上段には、台湾島の左右に「NHKは日台友好関係を破壊するのか?」の文字が帯状につらぬき、台湾島の中に、NHKから取材を受けるも、放送を見て激怒した柯徳三さんの言葉「私はHさん(NHKディレクター)に言うたんだ。あんた、中共の息がかかっているんだろう。(中略)NHKは、北京に呼ばれてチヤホヤとされて貢物もって行ったんだろう。そう言ったんだ。」が白抜き・縦書きでドーンと据えられている。
 その下に「私たちはNHK『JAPANデビュー』の『やらせ』取材、歪曲取材、印象操作編集の偏向歴史番組の制作と放送に抗議します」と謳い、その下にこれまたドーンと「NHKの大罪」の大文字が座る、大迫力の意見広告だ。
 賛同者の数もすごい。NHKに公開質問状を提出した中山成彬・日本の前途と歴史教育を考える議員の会会長などの国会議員、地方議員、そして有識者150人以上が名を連ねている。
 この意見広告を打ったのは、草莽全国地方議員の会、「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会、日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム、在日台湾同郷会、メールマガジン「台湾の声」、日本文化チャンネル桜二千人委員会、月刊「WiLL」。
 意見広告には、なぜNHKに抗議しなければならないのかについて、3つの提案とともに訴えているので下記にご紹介したい。
 なお、この意見広告は19日に大阪版にも掲載されます。また、この意見広告についてのご連絡は、下記の「日本文化チャンネル桜二千人委員会事務局」までお願いします。

■日本文化チャンネル桜二千人委員会事務局
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-1-16 若草ビル1階 日本文化チャンネル桜内
TEL 03-6419-3900 FAX 03-3407-2263 info@ch-sakura.jp


 4月5日に放送された「NHKスペシャルJAPANデビュー」第1回「アジアの“一等国"」は、放送法第3条に「報道は事実をまげないですること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と定めているにもかかわらず、日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような視点で番組を制作したばかりか、取材や編集の過程で、台湾現地での「やらせ」取材や歪曲取材、悪質な印象操作編集が行われたことが衛星放送「日本文化チャンネル桜」の取材で明らかになりました。
 これは国民の税金と視聴料によって経営がなされている公共放送として、絶対に許されるものではありません。放送法に違反した一種の「情報犯罪」でもあります。チャンネル桜の2度にわたる台湾取材によって、番組出演者のほとんどがNHKの放送を見て不満や怒りを述べ、やらせ取材の実態を明らかにしています。
 また、「日本李登輝友の会」は、この番組によって、親密な日本と台湾の友好親善関係が破壊されることを危惧し、抗議声明や公開討論会の開催要請を提出しました。これに対するNHKの欺瞞的回答で、これは単なる一番組の偏向問題などではなく、NHK全体に及ぶ放送、制作姿勢の問題であることが明らかになりました。私たちは、この問題を公共放送の危機としてとらえ、日本のすべての国民、NHK視聴者に提起します。

一、NHKは「JAPANデビュー」において、「やらせ」取材、歪曲取材、印象操作編集による偏向報道を行ったことを反省して訂正・放送を実行し、本シリーズの制作と放送を中止せよ。

一、NHKの番組制作担当者、広報担当者、経営者は、日本国民と台湾国民、全視聴者に謝罪し、全員辞任せよ。

一、放送法第32条の「NHK視聴強制加入」を改正して自由契約を実現し、全国民のNHK受信料不払いを実現しよう。


◆【意見広告掲載にご支援を】
 1100人以上も参加した 5月16日のNHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動、18・19日には産経新聞に意見広告を掲載し、NHKの公共放送としての放送・制作姿勢の問題を明らかにしてその危機を訴えています。
 5月16日の国民大行動はその出発点です。今後もこのNHK「JAPANデビュー」問題を追求し、意見広告でも「マスメディア偏向是正のため、今回ならびに今後の広告掲載への皆様のご支援・ご参加」をお願いしています。ご賛同いただける方は、ぜひ浄財をご寄付いただきますようお願いします。

■振込口座
みずほ銀行 普通預金 阿佐ヶ谷支店(支店番号529)
口座番号 1068598  口座名 草莽全国地方議員の会(ソウモウゼンコクチホウギインノカイ)

収支報告は日本文化チャンネル桜の放送とホームページにてご報告いたします。


【台北・高雄で馬英九政府への大規模抗議デモ】

 17日午後、 馬英九総統の過度の対中傾斜政策などに反発する大規模抗議デモが台北を中心に南部の高雄でも開催された。参加者数は、主催者発表で南北合計80万人。
 抗議デモの主旨は馬政府が進めるECFA(両岸経済協力会議)への反対、台湾の主権維持、失業者救済、一つの中国市場への反対など。
 台北での参加者は、台湾大学・忠孝敦化・中山サッカー場の3か所からそれぞれスタートし、午後5時過ぎ、総統府前広場に終結した。中でも、忠孝敦化からスタートしたグループは、八徳路の国民党本部前を通過するため、ビルの前にはバリケードと警察官の厳戒態勢。通過する民衆は、一際大きな声でシュプレヒコールを上げていた。


 参加団体の一つ、台湾独立建国連盟は、許世楷・前駐日大使御夫妻を先頭に台北市内の繁華街、忠孝敦化から総統府前広場まで約2時間かけて行進。
 一部の参加者は抗議の意味を込めて24時間の座り込みを実施する。

 馬総統は同日午後、インタビューに対して、「民衆の意見を理解する。しかし、中国との交渉に際しては台湾の尊厳を守り、対等かつ互恵の原則を持って臨んでいるので台湾の主権を失うことはない。民衆は安心してほしい」と述べた。


【NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動に1100人以上が蜂起】
    ご参加の皆様ありがとうございました
※これまでの経緯・メディアの報道一覧はこちら

 
16日、NHK放送センターがある東京・渋谷において「NHK『JAPANデビュー』に抗議する国民大行動」が展開された。午前11時過ぎから行われたハチ公前での街宣、午後2時からのリレートーク集会、そして4時半ころからの抗議デモには1100人を超える多くの人々が駆けつけた。
 このNHK抗議の「国民大行動」は東京ばかりではなく、青森、名古屋、豊橋、福岡などでも同時に行われ、台北でも行われた。
 ハチ公前の街宣は当初、12時30分から行う予定だったが、11時少し前に左派系の団体が占拠したと分かり、近くの宮下公園で緑の風船や旗などの準備をしていた水島総・日本文化チャンネル桜代表をはじめとするメンバーは、急遽、日章旗や風船を持ってハチ公前に駆けつけた。これで一気にテンションは高まった。
 左派系団体を尻目に日の丸の旗などが林立する中、永山英樹・台湾研究フォーラム会長が口火を切ってNHK「JAPANデビュー」の非を明らかにする。大型メガホン3台から発する音量は左派系団体の街宣車の音量を圧倒し、続々と人が集まってくる。2番手の柚原正敬・日本李登輝友の会事務局長、3番手の松浦芳子・杉並区議が話すころには十重二十重に人垣ができ、水島氏が登壇したころには通行もままならないほどにあふれかえっていた。
 また、登壇者も「草莽全国地方議員の会」のメンバーが次々と駆けつけてマイクを握ってNHKに抗議。中には飛び入りで演説する方もいて大いに盛り上がった。
 この勢いはリレートーク会場も同じで、200名の会場に入りきれず立見となり、中には通路に座って登壇者の話を聞いていた。
 リレートークは水島氏が司会をつとめ、小田村四郎、渡部昇一、田久保忠衛、田母神俊雄、黄文雄、中村粲、永山英樹、佐藤守、井上和彦、林建良、西村幸祐、三輪和雄、柚原正敬、河添恵子の各氏が次々と登壇した。そして柚原氏が「決議文」を読み上げ、満場一致で採択された。
これだけでは終らない。最後に三輪和雄氏が登壇し「ここで帰ったら、トンカツ定食を頼んで出てくる前に帰るのと同じ」と会場を笑わせつつ、シュプレヒコールを紹介。三輪氏の先導で参加者全員が「NHKは捏造偏向放送をやめろ!」「NHKは台湾を騙して証言を歪めるな!」「独裁国家中国の手先となったNHKを解体するぞ!」「国民を裏切るNHKの受信料を拒否するぞ!」と力の限り声を挙げる。
 リレートークで登壇した方々は自分の出番が終るや、デモ行進の集合地である宮下公園に駆けつけ、ここでも演説。この勢いでデモ行進だ。
 下記に、NHKに手交した「決議文」も紹介する。
 昨日5月16日は、日本と台湾の心ある人々が結集し、NHK解体の第一歩を踏み出した「反NHKデー」として、多くの人々の心に銘記されるだろう。
 参加いただいた方々にこの場を借りて御礼申し上げるとともに、今後、NHKが謝罪放送をするまで、NHKが「シリーズ・JAPANデビュー」を中止するまで、そして放送法を改正して自由契約化するまで、この国民大行動が続くことを改めて訴えたい。


 NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動「決議文」

                  決議文

 本年四月五日に放送された「NHKスペシャルJAPANデビュー」第一回「アジアの一等国=vは、放送法第三条に「報道は事実をまげないですること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と定めているにもかかわらず、台湾統治時代の日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような視点で番組を制作した。
 これは、日本人に自虐史観を植え付け、さらには台湾人の親日感情に支えられている良好な日台関係に楔を打ち込もうとするに等しく、まさに中国が喜ぶような内容であり、視聴者に対する許しがたい背信行為であるとともに、台湾人への侮辱行為である。
 それどころか、取材や編集の過程で、台湾現地での「やらせ」取材や歪曲取材、サブリミナル効果などを狙ったとしか考えられない悪質な印象操作編集を行ったことが明らかになった。
 このようなプロパガンダ番組は、国民の税金と視聴料によって経営されている公共放送として、絶対に許されるものではなく、放送法に抵触する犯罪行為であると言っても過言ではない。
 番組に対する有識者や視聴者からの批判は少なくなく、衛星放送「日本文化チャンネル桜」の二度にわたる台湾取材により、ほとんどの番組出演者が放送を見て不満や怒りを述べ、やらせ取材の実態が明らかにされている。また、「日本李登輝友の会」は抗議声明や公開討論会の開催要請を提出し、国会議員でつくる「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」も公開質問状を提出した。しかし、NHKからの回答は、内容に偏向はなく事実関係にも間違いがないと強弁するのみで、真摯に番組を省みることのない誠意のかけらもない欺瞞に満ちたものだった。
 その上、福地茂雄会長や日向英実放送総局長は記者会見において、番組に問題なしと断言し、「一方的」だと批判する大多数の視聴者の「声」を黙殺した。それによって、これは単なる一番組の偏向問題などではなく、NHK全体に及ぶ放送、制作姿勢の問題であることが明らかになった。
 従って、我々はこの問題を公共放送の危機ととらえ、NHKに番組制作責任者の罷免と訂正・謝罪放送、並びにシリーズ「JAPANデビュー」の制作と放送中止を要求する。そして国民に対し、NHKが訂正放送を実施するまで受信料の支払い拒否を呼びかける。また政府に対しては、放送法を改正してNHKとの受信契約を自由契約に切り替えるよう要求する。
 我々は以上のような要求とそれに伴う行動を以って、NHKの悪辣な暴走を断固阻止する国民運動を拡大強化して行く。
 以上、右、決議する。

 平成二十一年五月十六日

 NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動 参加者一同


PDF版はこちら


【『撃論ムック』がNHK「JAPANデビュー」をメッタ斬り】

 NHK「JAPANデビュー」問題を、西村幸祐氏が責任編集する「撃論ムック」が取り上げている。
 「はじめに」で西村幸祐氏は「かつて世界を愛した日本と、NHKの犯罪」と題し、その偏向ぶりやテレビで使用が禁じられているサブリミナル効果について触れ、NHKの犯罪に加担しないために「受信料支払い拒否」を提案している。
 また、前号に引き続く西村氏と小林よしのり氏の対談「アメリカによって隠された歴史の真実」では、「よくもあそこまで日本の台湾統治を悪意で暗黒に歪曲できるものだと思いました」と小林氏が口火を切り、西村氏も「あの番組の捏造と放送法違反は『海角七号』という映画が証明しています」と応じ、NHKへの抗議と『海角七号』の上映運動を連動させるべきと提案している。
 本会の柚原正敬事務局長も「台湾の日本統治を歪曲した『JAPANデビュー』」と題し、日本李登輝友の会が抗議声明を出したことや、多くの有識者やメディアが批判していることなどの一連の動きを伝え、NHKがメディア・リテラシーを読み違えたことを指摘、「NHK解体」を呼びかけている。
 その他にも、西村VS小林対談を引き継いだかのように、但馬オサム氏(知垢庵亭主・出版プロデューサー)も、映画「海角七号」を紹介する中で「JAPANデビュー」がいかにいかがわしい内容であったかについて大きく触れている。
 また、蔡焜燦氏も「日本精神が台湾に遺したもの」を寄稿し、日本が統治していた台湾にについて公学校の教育や八田與一、明石元二郎などの具体例を挙げながら、日本が台湾に教えてくれたことを縷々述べている。「JAPANデビュー」放送以前に執筆したようで、「JAPANデビュー」には触れていないものの、見事な反論となっている。
 この号では「中学歴史教科書2009年度版徹底比較」も特集している。教科書比較は体系的知識や新しい学説まで知らないとできない、想像以上に難しい作業だが、執筆者名はないものの、教科書を読み込んでいるかなりの目利きが執筆していることに驚かされた。
 田母神俊雄の対談も掲載している。ぜひご一読をお勧めしたい。

■書名 撃論ムック(OAK MOOK 284) 世界を愛した日本─勇気と誇りを与えてくれる、私たちの近現代史
■版元 オークラ出版
■定価 1,200円(税込)
■発売 5月8日


◆【李登輝元総統の著書『最高指導者の条件』中国語版が台湾で発売】

 昨年2月にPHPから発売された李登輝元総統の著書『最高指導者の条件』の中国語版が今月、台湾で発売された。市内の大型書店には平積みにされ、ニュースでも報じられるなど、反響の大きさを物語っている。加速度的に対中傾斜を推し進める馬英九総統が最高指導者に値するかどうか、台湾人のリーダー観に楔を打ち込む一冊になることが期待されている。
 ご購入希望の方は本会事務局まで御相談ください。


◆【<外登証正名> 第3期署名活動を開始! オンライン署名はこちらから
  〜登録制度改正を視野に外登証正名の署名を継続! 5月末まで延長します〜


 言うまでもなく、台湾は断じて中国(中華人民共和国)の領土ではありません。「台湾は中国の一部」とするのは中国の誤った政治宣伝であり、日本政府も認めていません。

 そこで私たちは、在日台湾人の国籍を在日中国人と同様に「中国」としている法務省に対し、政府の立場に従ってその国籍表記を「台湾」に改め、外国人登録を正確なものに修正することを求めます。

 また政府は、近く同登録制度を見直し、外国人台帳制度を導入する方針ですが、その際にも、「台湾」と表記するよう求めます。

 皆様には第1期、第2期の署名活動にご協力いただき深く感謝申し上げます。政府は3月6日、今国会(第171回国会:1月5日〜6月3日予定)に在留外国人行政を一元化する「出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案」を提出、この法改正により台湾人は「台湾」と表記される見通しです。しかし、前途は多難のようで、ここが踏ん張りどころです。心ある皆様のご協力ご支援をお願いします。


 第3期のオンライン署名をすでに開始しております。多くの皆様のご支援をお願いいたします。


 第3期の署名用紙はこちらからダウンロードできます。

※4月3日からを第3期署名活動とし、締切を平成21年5月31日とします。

[署名取りまとめ]
日本李登輝友の会・台湾正名推進本部
〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
TEL:03-3868-2111
E-mail:info@ritouki.jp

※署名いただいた際の個人情報は他の目的で使用しません。


◆【今年も1000本の桜を台湾で植樹

【植樹した桜の苗木に水をやるのは柚原正敬・本会常務理事】


 本会では、今年も3月18日から22日まで、台湾に桜の木を寄贈・植樹する活動を行ってまいりました。今年の植樹式は嘉義県竹崎郷の奮起湖にある中和国民小学と台中市の台中公園の2ヵ所で行われました。また、すでに1000本の河津桜の苗木は2月10日に台湾に届けられ、彰化県芬園郷渓尾村にある仮植樹地「員農種苗繁殖場」に運ばれてすくすくと育っています。
 植樹式典の模様は地元紙にも掲載され、大きな反響をよんでいます。
 台湾の桜の下でお花見が出来るのももうすぐのようです。詳細レポートはこちらから


◆【彭栄次・亜東関係協会会長が日本人向けに講演】

今年2月、台湾側の対日窓口機関である亜東関係協会会長に就任した彭栄次氏が3月27日、台北市内のホテルで日本の大学校友会に出席し、「日台関係と私」と題した講演を行った。彭会長は李登輝元総統との親交が厚く、日本の政財界に知己が多いことでも知られる。講演中、日台の絆を語る場面では声を詰まらせることもあった。講演の要旨および彭栄次会長の経歴はこちら


◆【2008年、沖縄訪問記録集 『誇りあれ、日本よ―李登輝・沖縄訪問全記録』 発売中】

 昨年9月、李登輝元総統は4度目の来日で初めて沖縄を訪問、1500人もの人々を前に「学問のすゝめと日本文化の特徴」と題して講演し、深い感銘を与えました。また、仲井眞弘多知事や稲嶺惠一前知事ら沖縄の政財界の要人がそろった席で「尖閣は日本領」とも発言、一昨年6月の靖国神社参拝にも匹敵する衝撃を与えました。
 2007年の学術・文化交流と「奥の細道」探訪の旅は『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』(日本李登輝友の会編、まどか出版、2007年11月刊)として出版されていますが、この講演や沖縄での足跡を追った「李登輝訪日記録第二集」として『誇りあれ、日本よ−李登輝・沖縄訪問全記録』(日本李登輝友の会編、まどか出版)が4月10日、全国書店で発売されました。第一集に続いて、豪華執筆人が沖縄訪問の意義などについて縦横につづっています。改めてその足跡の大きさが分かります。

■編者 日本李登輝友の会
■書名 『誇りあれ、日本よ−李登輝・沖縄訪問全記録』
■版元 まどか出版
■体裁 A5判、上製、160ページ
■定価 1785円(税込)
■発売 4月10日

■執筆陣
・特別寄稿 李登輝・台湾元総統
・はじめに 小田村四郎・日本李登輝友の会会長

・第1章 沖縄に届いた台湾からの風
 仲井眞弘多・沖縄県知事、櫻井よしこ・ジャーナリスト、蔡焜燦・台湾歌壇代表、永井獏・琉球大学教授、喜屋武朝章・沖縄県九州大学同窓会副会長、稲嶺惠一・前沖縄県知事、高嶺善伸・沖縄県議会議長、李明宗・台北駐日経済文化代表処那覇分処処長、城仲模・台湾李登輝之友会全国総会総会長、國場幸之助・前沖縄県議会議員

・第2章 旅の軌跡
 早川友久・日本李登輝友の会理事、新崎昌子・ひめゆり平和祈念資料館、大熊義巳・四つ竹支配人、片木裕一・李登輝学校日本校友会理事長、大林千乃・東南植物楽園代表取締役、新垣旬子・琉球華僑總會會長

・第3章 沖縄からのメッセージ(講演録)
 台湾が直面する内外の危機
 学問のすゝめと日本文化の特徴
 台湾を正常な国家とするために

・第4章 李登輝元総統が結んだ日台の絆
 高里洋介・那覇市立繁多川図書館館長、牛尾弘行・拓殖大学学友会沖縄県支部支部長、黄香・呉婉如・廖瑩[女亭]、黄木壽、林棟滄、楊明珠・台湾中央通信社東京特派記者、呂佳頴・民視(フォルモサテレビ)記者、長谷川周人・産経新聞台北支局長

・第5章 尖閣諸島は日本領
 柚原正敬・日本李登輝友の会常務理事、永山英樹・台湾研究フォーラム会長

・あとがき 田久保忠衛・日本李登輝友の会常務理事


◆【李登輝元総統が5月31日から「奥の細道」探訪の旅のために5度目の来日!】

 今年で6回目を迎えた「日台文化交流青少年スカラシップ」の表彰式が3月24日に台北駐日経済文化代表処で行われ、その後、受賞者一行は5泊6日の台湾研修旅行に出発。25日は李登輝元総統を表敬訪問した。その席上、16人の受賞者を前に、李元総統は5月31日から松尾芭蕉の「奥の細道」の後半ルートをたどる計画を表明した。この模様を産経新聞が掲載したことによって、5月の訪日予定が初めて公に報じられたことになる。

 今回の訪日は、2001年4月(大阪・岡山)、2004年12月(名古屋・金沢・京都)、2007年(東京・宮城・岩手・秋田・日光)、2008年9月(沖縄)に続く5度目の来日。「東京から日本入りして新潟、富山、石川、京都など」を回る予定だという。今のところ、大まかな日程以外の情報は本会事務局にも入ってきていないが、続報が入り次第、HPなどでお知らせする。

 日本政府も台湾政府もぜひ実現できるよう万全の措置を講じ、本会一同、盛大な歓迎体制をもって「奥の細道」踏破の夢の実現に力を尽くしたい。


◆【「日台交流基金」にご協力をお願いします】
    〜皆様からの浄財を募っています〜


 日本と台湾の豊かな交流をめざす私ども日本李登輝友の会は、李登輝元総統の「奥の細道」散策実現を掲げています。その実現のため、これまで政府に危害防止措置を含めた諸対応を要請するとともに、広く歓迎を呼びかけ、訪問先における歓迎体制を整えるなど微力ながら力を尽くしてまいりました。
 お蔭様で、平成19年(2007年)には「学術・文化交流と『奥の細道』探訪の旅」として実現し、また昨20年(2008年)9月の沖縄初訪問も実現しています。しかし、奥の細道はまだ半分で、新潟から最後の岐阜・大垣まで残っています。また日本全国から講演要請なども届いています。
 つきましては、李元総統の来日を成功裡に導くことでさらに日台交流を深めたいと『日台交流基金』を設けており、今般、改めてご案内申し上げることとなりました。今後とも文化交流を主とした新しい日台関係を築いていくため、趣旨にご賛同いただける方にご支援のご協力をお願い申し上げます。
5万円以上の篤志者の方には、李元総統の講演会や歓迎レセプションなどへの優先ご案内等の特典がございます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

  【日台交流基金 募金要項】

■ 1口=2,000円 (5万円以上の篤志者の方には特典があります)

■ 郵便局
【加入者名】日本李登輝友の会 【口座番号】00110−4−609117

・通信欄に「基金」とお書き添えください。
・一般の方は、郵便局備え付けの「郵便払込取扱票」をお使いください。
・会員の方は、機関誌『日台共栄』に添付の郵便払込取扱票をお使いください。

■ 郵便貯金口座
【記号−番号】10180−95214171 【口座名】日本李登輝友の会

■銀行口座 @
みずほ銀行  本郷支店(店番 075)
預金種目  普通 2750564
口  座  名  日本李登輝友の会 事務局長 柚原正敬
        (ニホンリトウキトモノカイ ジムキョクチョウ ユハラマサタカ)


■銀行口座 A
三菱東京UFJ銀行  本郷支店(店番 351)
預金種目  普通 0012742
口  座  名  日本李登輝友の会 事務局長 柚原正敬
        (ニホンリトウキトモノカイ ジムキョクチョウ ユハラマサタカ)




■ゆうちょ銀行
〇一九(ゼロイチキュウ)店 当座:0609117 ニホンリトウキトモノカイ

※郵便貯金口座と銀行からお振り込みのご注意
・一般の方の場合、振込人名しかわかりませんので、礼状はお出しできないことをご了承ください。
・会員の方は、お名前の前に必ず会員番号をご記入ください。
・お問い合わせは下記までお願いいたします。


◆【映画「逍遥日記」が「台湾人生」に改題 ダイジェスト版ができました!】
   〜上映会場を募集中! ダイジェスト版(11分30秒)を無料で送付!〜


 昨年12月23日、本会が今上陛下ご誕辰の佳日に開催した「日台共栄の夕べ」の折に、酒井充子(さかい・あつこ)監督の初作品映画「逍遥日記」のダイジェスト版を上映しましたところ、涙をぬぐってご覧になっている方が少なくなく、酒井監督の誠実なお話ともあいまって多くの方からダイジェスト版のお申し込みをいただきました。

 月刊「WILL」の花田紀凱(はなだ・かずよし)編集長もそのお一人で、懇親会ではこの映画を単行本化したいと表明、また1月12日に神奈川県支部が催した上映会には奥様やスタッフなどを連れて参加されたほどでした。

 なお、映画のタイトルに関して、「逍遥日記」では分かりにくいとの声が少なくなかったことを考慮し、「台湾人生」に改題されたそうです。

 酒井監督から、映画「台湾人生」は6月から「ポレポレ東中野」でモーニングショー公開が決まり、東京での初日が確定して以降は地方劇場での上映の企画をしていますので、首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県)における本会関係の上映会は劇場公開後の8月以降としていただきたいとの申し入れをいただいています。

 先日、映画「台湾人生」のダイジェスト版ができあがってまいりました。上映をご希望の支部や関係団体にはダイジェスト版(11分30秒)を無料でお送りします。上映会に向けてご活用いただきたくよろしくお願いします。上映会開催の日程などが決まりましたら日本李登輝友の会までご連絡いただきますようお願いします。

上映会場を募集中!
 上映をご希望の支部や関係団体にはダイジェスト版を無料でお送りします。酒井充子監督の招聘など、詳しくは日本李登輝友の会事務局までお問い合
わせ下さい。

※上映権料は3万円です。
※全国劇場上映に向けて準備を進めており、地域や時期によって、劇場上映とのスケジュール調整をお願いすることもあることをお含みおき下さい。

※首都圏での上映は8月以降でお願いします。

■映画「台湾人生」上映に関するお問い合せ・申込先


◆【『これではダメだ!日本の海洋戦略』が台湾で翻訳出版】
    〜本会でも日本語版の購読申し込み受付中! お申し込みはこちら

 本会メールマガジン『日台共栄』第677号で紹介した平松茂雄・古澤忠彦著『これではダメだ!日本の海洋戦略』がこのほど台湾で翻訳出版された。日本政策研究センター(伊藤哲夫代表)のHPでは、台湾版の発行を歓迎した下記のようなメッセージを掲載している。

 「本書は手軽なブックレットながら、日本にとって台湾が日本のシーレーンの重要な場所に位置する「生命線」であることを改めて認識させられる最適のテキストだ。中国の狙いが「台湾問題の解決」すなわち台湾併呑と「日米安保体制の解消」にあることも、よくよく分からせてくれる。おそらく日本人が台湾問題を知る上において、今年出版された台湾関係本の中でベスト5に入ってくるにちがいない。
 その点で、台湾版が出版されたことにより、日台で共通の認識が広がることを期待したい」。

 本書の日本語版は書店販売していないので、まだ読んでいない方は日本政策研究センターのホームページからも申し込みできる。また、本会でも取り扱っていますので、本会お申し込み専用フォームからお申し込みいただくか、「1)氏名、2)住所、3)電話、4)メールアドレス」をご記入の上、FAXかメールでお申し込み下さい。送料実費(1冊:80円)でお届けします。※お取り扱いは日本語版のみです

■著者 平松茂雄・古澤忠彦
■書名 これではダメだ!日本の海洋戦略−中国の海洋覇権と戦略なき日本
■版元 日本政策研究センター
■体裁 A5判、64頁
■発売 平成20年4月1日
■定価 525円(税込)

◆申込み先
 日本李登輝友の会 FAX:03-5211-8810 E-mail:info@ritouki.jp


◆【好評既刊 『李登輝の実践哲学』 井尻秀憲 ミネルヴァ書房】
    〜沖縄講演の前に、李登輝哲学の予習を! 本会特別価格で販売中!

 よく考え抜かれた構成だ。こういう本に巡りあうと嬉しくなる。
 本書は、李登輝元総統がいかにして台湾に民主化をもたらし、中国との外交チャンネルを維持しつつ、どのようにして国交のない国々との外交を通じて台湾の国際的地位を向上させてきたのか、その歴史的偉業である「台湾経験」の背景を、「李登輝のどのような素養、資質が『12年間の施政とその後』の政治生活で役に立ち、思想的バックボーンとして働いてきたのか」(第1のモチーフ)など、5つのモチーフから迫る濃密な内容だ。

 特にタイトルにも現れているように、西田哲学や新渡戸稲造の『武士道』など「弁証法によって常に『新しいもの』を求める『改革・実践・進歩派』としての李登輝を描く」という第2のモチーフは、著者自身が「この切り口は、まだ誰も使っていない」と述べるように、これまでありそうでなかった観点だ。

 著者の井尻秀憲・東京外国語大学教授は「今なぜ、李登輝か」をテーマに、2002年(平成14年)から今年3月まで足掛け7年にわたって李元総統にインタビューを繰り返してきた。本書が対談集でないのは、「あとがき」で「通常なら『対談集』とすべきところだが、筆者自身が単独で記述した章を含むため、また李元総統のお勧めもあって、筆者の単著とし、副題に『五十時間の対話』という文言を付した」と述べている通りで、著者の李元総統への深い共感が全編に満ちている。

 李元総統にとっての「台湾経験」は台湾にとっての「台湾経験」であり、日本の現代史にとっても「台湾経験」は深く関わっている。本書は日本人が台湾を知る上で欠かせない大事な一冊といってよい。そして、なぜ台湾が国際的に認知されなければならないのかも自ずと理解される。

■著者 井尻秀憲
■書名 李登輝の実践哲学−五十時間の対話
■版元 ミネルヴァ書房
■体裁 四六判、上製、268頁
■定価 2,625円(税込)
■発行 平成20年9月10日

※本会では特別価格で販売しております。HPから簡単にお申し込みが可能です。


◆【日本李登輝友の会編DVD 「許世楷代表ご夫妻送別会」販売中!

 2008年6月1日、台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の代表を4年近く務めた許世楷氏と盧千恵夫人の送別会がホテルオークラ東京で開かれました。最良の日台関係と言われる状態を作り上げたご夫妻とあって、政財界はじめ全国各地から850名もの人々が駆けつけ、日華議員懇談会や本会など65団体の共催により盛大に行われました。

 会には、安倍晋三(前首相)、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、金美齢(評論家)、・徳勲(日本中華聯合総会会長)、ジュディ・オング(歌手・女優)、阿川佐和子(文筆業)、中川昭一(衆議院議員)の各氏がご夫妻をねぎらいつつ感謝の言葉を述べました。

 本会が発売するDVDでは、来賓の方々の発言や送別会の模様を全収録、併せて、会の中で上映された「許世楷代表ご夫妻の日本の歩み−新しい日台関係を拓いた愛国外交官」(17分30秒)も収録し、全部で2時間48分の長編DVDとなっております。今一度、あの感動をDVDで再現してみませんか。
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