2009年 5月 19日 |
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新型インフルエンザ 学校の対応
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新型インフルエンザの感染拡大を受け、兵庫県から通う生徒がいる岡山県内の私立学校で、影響が広がっています。岡山市の岡山中学・高校は19日、新たに臨時休校を決めました。全校生徒の約1割にあたる113人が兵庫県から通学している岡山市の岡山中学・高校では感染の拡大を防ぐために、20日から4日間、臨時休校とし、現在、行われている中間テストは来週に延期しました。また、岡山学芸館や明誠学院など8つの高校と山陽女子や就実など4つの中学校は兵庫県から通学する生徒、合わせて144人の自宅待機を決めました。これで休校や自宅待機の措置をとった学校は、すでに休校している岡山白陵と朝日塾中学、高校などを含めて私立学校19校となりました。
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ストーカー殺人 被告に懲役12年の判決
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ストーカー被害を訴えていた元交際相手の女性を殺害したとして殺人の罪に問われている男に岡山地方裁判所は19日、懲役12年の判決を言い渡しました。判決を受けたのは岡山市南区千鳥町の無職、近藤憲吾被告(25)です。判決によりますと近藤被告は去年9月、岡山市東区南古都の駐車場で元交際相手の杉本文さん(当時24)の首を絞めた後、懐中電灯で殴るなどの暴行を加え、新岡山港から海に投げ落として殺害したものです。岡山地裁で開かれた判決公判で、磯貝祐一裁判長は争点の殺意について「軟骨が折れるほど首を強く絞めていて、確定的な殺意が認められる」と述べました。その上で、近藤被告が自首していることなどから懲役16年の求刑に対して懲役12年の判決を言い渡しました。判決を受け、弁護側は「主張が認められず残念。本人と相談して控訴を検討する」と話しています。
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裁判員制度で法曹三者が香川県に協力要請
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重大事件の被告を市民が裁く裁判員制度が21日、始まります。スタートを前に裁判所や弁護士らが制度の周知を呼びかける活動を行いました。香川県庁には高松地方裁判所、高松地方検察庁、香川県弁護士会の代表3人が訪れました。3人は真鍋知事に「裁判員制度が円滑に実施されるよう県に協力してほしい」と要請しました。これに対し、真鍋知事は「広報誌を使った制度のPRなど協力できることはしていきたい」と話しました。裁判員制度では市民が重大な刑事事件の裁判の審理に加わり、被告の有罪・無罪や刑の重さを決めます。香川県内では現在、辞退者を除く2837人が裁判員候補者に選ばれています。一方、岡山市では弁護士の近藤弦之介さんが、裁判員制度について講演しました。近藤さんは裁判員は初公判から審理に参加することや裁判員と裁判官あわせて9人の意見で被告の量刑が決まるなど裁判員がどう関わるか具体的に説明しました。その中で近藤さんは「裁判員は法律的な知識を必要とせず難しいことではない。不安に思わず前向きにとらえて欲しい」と話しました。
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カンボジアの支援米を田植え
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食糧難で苦しむカンボジアの人たちに自分たちがつくった米を贈ろうと津山市の小学生が田植えを行いました。この田植えは内戦などで両親を失い、餓えに苦しむカンボジアの子供たちを支援しようと津山市の高野小学校が近くの農家などと協力し13年前から行っています。19日は2年生と5年生の児童合わせて154人が、学校近くにある約15アールの水田で、昔ながらの手作業で田植えを行いました。子供たちは泥の感触に歓声をあげていました。19日植えた苗からは9月上旬には約600キロの米が収穫できる見込みで、来年の春には国連を通じカンボジアに贈られるということです。
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