【2009年05月19日18時50分 更新】


1.新型インフルエンザを受け緊急校長会
 (05/19 18:37)

新型インフルエンザに関するニュースからです。全国的に修学旅行の自粛を決める動きが広がる中、県内では、小中学校合わせて27校が修学旅行の延期を決めたことが分かりました。一方、延岡市教育委員会は、19日、緊急の校長会を開き、市内の公立の小・中学校に対し、新型インフルエンザが発生している地域への修学旅行について、延期や中止を含め、再検討するよう要請しました。校長会には、延岡市内の公立小・中学校47校の校長など約50人が出席しました。会議では、延岡市教育委員会の担当者が、各校長に対し、新型インフルエンザが発生している地域への修学旅行について、児童・生徒への健康面の配慮や、感染拡大の防止という観点から、延期や中止を含め、再検討するよう要請しました。(延岡市教育委員会・町田訓久教育長)「延岡の場合、関西地区への特に中学校の修学旅行が多いということで、今後の成り行きにもよるが、5月6月に計画している学校については、十分情報をとりながら、教育委員会と連携しながら、対応していかなくてはいけない」新型インフルエンザの感染拡大を受け、延岡市では、3つの中学校が、今月予定していた関西方面への修学旅行を延期したり、行き先を変更しています。一方、県教育委員会によりますと、県内の小中学校で、修学旅行の延期を決めたのは、18日現在、27校に上り、11校が検討中だということです。


2.県新型インフルエンザ総合対策本部会議
 (05/19 17:26)

県は、19日、新型インフルエンザの総合対策本部会議を開き、県内で患者が発生した場合の対応を協議しました。今後、県では、社会経済に与える影響を考慮しながら、行動計画を弾力的に運用し、感染拡大の防止に努める方針です。(東国原知事)「今回の新型インフルエンザの特徴に応じて、機動的で弾力的に運用していく必要があると考えています」県庁で開かれた会議には、本部長を務める東国原知事らが出席。県内で患者が発生した場合の対応について協議され、新型インフルエンザが弱毒性であることなどを踏まえ、県の行動計画を弾力的に運用していくことを決めました。これは、16日に国が示した確認事項に基づくもので、具体的には、学校や福祉施設などで患者が1人発生した段階で、原則として、市町村の一部、または、市町村全域の学校や施設に対し、休校や休業を要請するとしています。また、発生地域で開かれる集会などについては、一律に自粛要請は行わないものの、主催者に対し、集会の開催の必要性を検討するよう、要請することにしています。一方、新型インフルエンザ対策は、県高校総体を前に開かれた、高体連の理事会でも協議されました。今月30日に開幕する県高校総体には、選手や学校関係者など、5000人余りが参加する見込みで、理事会では、今のところ、高校総体を予定通り開催することと、生徒たちの健康管理を徹底するよう、各高校に要請することを確認しました。


3.WBC効果!春季キャンプ過去最高実績
 (05/19 17:26)

県内で行われた今年の春季キャンプは、WBC・侍ジャパンの効果で、観客数、経済効果ともに、過去最高を記録したことがわかりました。これは、19日の定例会見で、東国原知事が発表したものです。それによりますと、今年1月から3月までに、県内でスポーツキャンプや合宿を行った団体は、WBC・侍ジャパンや、プロ野球、サッカーなど、合わせて444団体で、参加人数は、過去最高の1万2203人でした。また、観客数は、侍ジャパンの宮崎合宿の効果もあって、去年を大きく上回り、過去最高の78万5000人を記録しました。一方、キャンプの経済効果も107億6900万円と、去年を約25億円上回り、過去最高となりました。県では、「観客数、経済効果ともに過去最高になり、うれしい。今後も様々な情報を得ながら、積極的にキャンプを誘致していきたい」と話しています。


4.”また”SNAに厳重注意
 (05/19 17:26)

SNA・スカイネットアジア航空に、また厳重注意です。今年3月、SNAのアメリカ人機長と整備士が、航空日誌に署名しないまま、熊本・羽田便を運航していたことが分かり、国土交通省は、会社を厳重注意しました。SNAによりますと、今年3月、熊本空港に勤務する男性整備士が、「熊本発・東京行き」の便を点検した後、「航空日誌」への署名を忘れたということです。その後、アメリカ人機長も、チェックと自分の署名を怠り、そのまま運航しました。先月行われた国土交通省による監査で、違反が見つかったもので、SNAは19日、国土交通省から厳重注意を受けました。SNAでは、「署名忘れが法令違反にあたるという認識がなかった。安全を肝に銘じ、再発防止と信頼回復に努めたい」と話しています。SNAは、先月、オランダ人機長らによる機内での動画撮影が発覚し、国土交通省から、厳重注意を受けたばかりでした。


5.一木前裁判官の公判前整理手続き
 (05/19 17:26)

高速バスの中で、女子短大生の下半身を触ったとして、準強制わいせつの罪に問われている、元裁判官の初公判を前に、裁判の争点を絞り込む、公判前整理手続きが宮崎地裁で開かれました。起訴されているのは、福岡高等裁判所宮崎支部の元裁判官、一木泰造被告52歳です。起訴状によりますと、一木被告は、今年2月、自宅のある福岡から、宮崎に向かう高速バスの中で、隣で寝ていた女子短大生のズボンの中に手を入れ、直接、下半身を触ったとして、準強制わいせつの罪に問われています。宮崎地裁で開かれた19日の公判前整理手続きには、裁判官と検察官、それに弁護人の、あわせて5人が出席。協議は非公開で行われましたが、一木被告が起訴事実を認めていることから、裁判は、情状面で争われることが決まったということです。一木被告の初公判は、来月5日に開かれます。


6.子どものための音楽会
 (05/19 17:25)

トップアーティストの演奏を子供たちに聞いてもらおうと、宮崎市でコンサートが開かれました。「子どものための音楽会」と名づけられたこのコンサートは、宮崎国際音楽祭の一環として、毎年開かれているもので、19日は、県内の小学生約1600人が招待されました。コンサートでは、音楽祭の総合プロデューサーを務める、徳永二男さんをはじめ、国内外で活躍する演奏家が、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲「四季」を披露しました。(子どもたちは)「とても音がきれいで、自分もあんなふうに弾いてみたいなと思いました。」「バイオリンの優しい音が好きですごい眠くなりました。」「楽器に触ってみたいなーと思いました。」宮崎国際音楽祭は、宮崎市のメディキット県民文化センターを中心に、今月23日まで開かれます。


7.環霧島広域連携シンポジウム
 (05/19 17:26)

宮崎・鹿児島両県が連携して、霧島地区の活性化を図ろうと、19日、高原町で、シンポジウムが開かれました。これは、霧島地域の活性化を目的に、宮崎・鹿児島7つの自治体でつくる、「環霧島会議」などが開いたもので、約500人が出席しました。シンポジウムでは、「広域連携と地域資源の新たな活用」と題して、パネルディスカッションが行われ、東国原知事が、「枠にとらわれない地域連携が、活発に行われることを期待したい」と話しました。一方、午前中に開かれた環霧島会議では、大規模災害が発生した際の支援体制をより充実させるため、「防災相互応援協定」も締結されました。


8.裁判員制度前に弁護士などが要請活動
 (05/19 17:25)

21日から始まる裁判員制度を前に、弁護士などでつくる市民団体が、宮崎地裁に、制度の改善を要請しました。この要請活動は、えん罪など、人権侵害事件を支援している市民団体、「日本国民救援会」が、全国の地方裁判所に対し行っているものです。21日は、県支部の会長を務める山田秀一弁護士ら9人が、宮崎地裁を訪れ、職員に請願書を手渡しました。日本国民救援会では、「裁判員の負担軽減を目的に集中審理を繰り返すと、えん罪が起こりやすい」などとして、裁判官が裁判員に対し、誘導にあたる言動を行わないことや、弁護人の準備時間を保障することなどを求めています。


9.都城市のコンビニ強盗・依然逃走中
 (05/19 17:25)

18日、都城市のコンビニエンスストアで発生した強盗事件で、午後6時現在、犯人は依然逃走しています。警察は、付近の住民に聞き込み捜査をするなどして、犯人の行方を追っています。この事件は、18日午前4時ごろ、都城市五十町のコンビニエンスストアに、金属バットと、ナイフのようなものを持った男が押し入り、「金を出せ」と店員を脅して、現金約5万円を奪い逃走したものです。警察では、監視カメラの映像や、付近住民への聞き込み捜査をもとに、犯人の行方を追っていますが、いまのところ、有力な情報は得られていません。男は、身長1メートル80センチくらいの、がっちりした体型で、黒いスポーツウエアを着ていたということです。


9.都城市で殺人未遂・元夫の背中を刺す
 (05/19 17:25)

19日未明、都城市で、元夫の背中を包丁で刺し、けがをさせた女が、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。捕まったのは、都城市若葉町の会社員、赤澤日登美容疑者、51歳です。調べによりますと、赤澤容疑者は、19日午前1時20分ごろ、都城市若葉町の自宅で、同居中の元夫の背中を包丁で刺し、全治約10日間のけがをさせた疑いです。赤澤容疑者は、救急からの通報を受けて、現場へ駆けつけた警察官に、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。赤澤容疑者と元夫は、今年、離婚したあとも同居していたということで、警察で、犯行の動機などについて調べています。


9.トンネルゴボウの収穫がピーク
 (05/19 17:26)

全国有数のゴボウの産地である都城市で、トンネルゴボウの収穫が最盛期を迎えています。冬の間、小型のビニールハウスを取り付けて、育てられることから名づけられた「トンネルゴボウ」は、香りがよく、柔らかいのが特徴です。都城市野々美谷町の児玉静男さんの畑では、トンネルゴボウの収穫が最盛期を迎え、一本一本、手作業でゴボウの収穫にあたっています。今年は、3月に冷え込んだものの、先月からは暖かい日が続いたため、ゴボウの大きさ・品質とも例年並みで、味も良いということです。JA都城管内では、来月末までに、約850トンのトンネルゴボウが収穫され、主に、関東や関西方面に出荷されるということです。


ご意見、ご感想をお聞かせください。
mrthodo@mrt.jp
[Back]