(cache) サンフランシスコからの帰り道（2009年春）

サンフランシスコからの帰り道（2009年春）

国鉄201系通勤形直流電車 / 2009-05-18 15:12:18

木曜日の朝に宿をチェックアウトして，金曜日の夕方に自宅に戻りました．爆

時差があるにしても，ちょっと時間が開きすぎているｗｗｗ全て承知の上で，静かに予定を立てていました．

木曜日は，夜遅くまでやることがあった．

トップ画像は，折角の最後の夜．美味しいものが食べたくて，戻ってきました．サンフランシスコ日本街．
自分が夜の５重の塔を見たのは初めてでした．

レストラン街をふらついて，静かに美味しいものが食べられそうなとこを探しました．

何か最近，カツ丼が多くなってます．
お頭の中では「カツカレー」とかあったんですが，その延長で気が付けばカツ丼って言ってました．

時間が時間だったので，店内は自分ひとり．
ボックス席でいそいそと写真撮ってたら，横にウェイトレスのオネイサンが立っていた．
非常にばつが悪かったのですが，オネイサンは「どうぞどうぞ」と言ってくれて気が楽になりました．

あとから見回せば，手打ちうどんの専門店と書かれている．
だったら素直にうどん食べたほうが良かったのか・・・そういうのはさて置き，このカツ丼はとってもお上品な味付けで大変美味しかったです．ナルトとたけのこ・・・お上品な味わいがうなづけます．
サイドのサラダもとっても真面目に作ってある．

思わず頼んじゃった，抹茶アイス．
枕詞がアレですが，日系のスーパーなどに行けばどこでも手に入る「前田園の抹茶アイス」，それと思われます．
久しぶりに食べて美味しい．お口の中がリフレッシュ．

この後再びＳＦ市内に戻り，若干の残務を片付け，本当に帰宅の途につきました．
まだ木曜日だぞうｗｗｗ

虹屋で前もって買っといた手巻き寿司はお夜食（オイオイまだ食うか）
それ以外にも，セーフウェイで翌朝の朝ごはんも仕入れ，食べ物的には万全の備えをしていました．
そんなことした後に向かったのは，ＳＦの「4th＆King」駅．
日付も変わっていない．
空港行くにも，まだ早いぞぉｗ

午前０時１分発のカルトレインの終列車に乗り込み，終点のサンノゼまで行きました．
サンノゼ着は，午前１時３５分ごろ．
程ほどの数のお客さんが乗ってました．
しかし駅に乗り入れるライトレールも，１つ先のタミエンに行く列車も，もうない．
アムトラックも言うに及ばず．

以前の記事でもご紹介した，サンノゼ駅留置のアムトラック編成です．翌朝サクラメントに向かうもの．
この日置かれていた機関車は，Ｆ５９ＰＨＩ，2011号機でした．

この日の終列車は，ＭＰ３６とボンバルディア製のダブルデッカーの編成でした．
機関車は927号機．

この写真撮り終わった直後に，927号機の編成は推進で，カルトレのヤードに向かっていってしまいました．

（↑↑↑↑↑この画像はイメージ画像．自分の過去のページから持ってきています↑↑↑↑↑）

カルトレインのディリドン駅の向かいにある，ＨＰパビリオン．
この前にあるバス停を通る22番のバスは，今でも24時間運行しています．
目抜きのエルカミノリアルを通って，パロアルトまで．
次のバスが来るのは，１時50分ごろ・・・

10分ほどの待ち時間の後，バスは定刻にやってきました．

車内がやけに混んでいる．
それもそのはず．
殆ど全ての座席は，毛布に包まったお客さんが占有している．
毛布だけでなく，妙に手荷物が多い．
早い話，ホームレスの宿泊場所になっていました．
この状況については以前この目で見ていますし，ブログ記事としてもご紹介しておりますので目新しいものではありませんでした．

しかし・・・夜中の２時に，荷物どっさり持ってバスの中で立っているのは，かなり辛かったです．
乗るバスがこんな状況とは予想していましたが，まさか自分が座れないとは考えていなかった・・・
ま，自分は最前列にとどまり，程なく空いた座席に座りました．
座った後の記憶はなく，そんな状況下でもしっかり寝てたと思われます．

自分が乗ったバスは，２時50分前後にパロアルトに到着しました．

ちなみにこの画像は今回のものではなく，2006年に似たような感じでサンフランシスコに行ったときに撮影したものです．あくまでイメージ画像ですｗｗ

終点に着いたバスから，自分を含めても数えるくらいしか客が降りてこない．

まずはドライバーが大きな音量で「オイこら，さっさと降りろ！」と叫ぶものの，効き目ナシ．
で，停留所にいるセキュリティが警棒で窓をたたき，降車を促している．
ま，いつものことでしょうがｗ．

ホームレスの人たちは一般的にはデイパスを買っており，パロアルトに着いたらまた折り返しのバスに乗ってサンノゼ方面に戻ります．サンノゼでも同じ事をして折り返せば，１晩中暖かい場所でおネンネできます．
１日乗車券（デイパス）のお値段は，５ドル．
２年前に来たときは，折り返しのバスが来るまでに20分ほどあって，皆さん寒い停留所で待っていたのですが，今回は，向かいの停留所に折り返しのバスが既に停まっていました．
ホームレスの皆さんはバスからバスに直行できるようになりました．

（↑↑↑↑↑この画像はイメージ画像．これも，2006年に似たような感じでサンフランシスコに行ったときの記事から再利用しています↑↑↑↑↑）

自分はパロアルトからサムトランスのバスに乗ってサンフランシスコ空港（ＳＦＯ）に向かいます．サンフランシスコ行きのこの深夜バスは，ＳＦＯを通るので便利．通常のバスが走らない時間帯にのみ，毎時１本運行しています．
こちらのバスも，ＶＴＡのバスからの乗り継ぎ時間が短縮されて，便利になっていました．
ホームレスの皆さんはこの深夜バスに乗ることは余りないようです．サムトランスは，１日乗車券と言うものを売ってないのです（爆）

サムトランスに乗ってからは爆睡状態ｗ時折目が覚めるのですが，すぐにまた寝てしまう．
ＳＦＯで降りそびれるのだけは怖かったのですが，幸い直前に目覚めました．
ただ・・バスに乗ってる間じゅう，首に提げた録音マシーンが全ての音を記録していてくれました（ﾔﾚﾔﾚ

ＳＦＯには早朝４時に着きました．
公共交通はどうであっても，空港は客でごった返していました．まだ朝の４時だと言うのに，５時台から沢山の出発便があるようで，荷物預け，セキュリティ，それぞれに長蛇の列でした．

自分のヒコーキは６時発．帰りの経由地，アトランタ目指して飛んでいます．大きなヒコーキですが，満席とのこと．

このヒコーキにはこんなのが付いていて，暇つぶしになりました．
ただし銭払わないと映画チャンネルが機能しないのは，厳しかったｗｗ

サンフランシスコから発つときの機内からよく見ます．これはどう見てもタホ湖．

外の風景を，地図で確認できるのが便利です．
国際線の７７７とかでは当たり前の装備ですが，こいつは７６７でして

当初のルートがずれて，結局この場所を飛んでいたようです．
"Four Corner"．
ユタ，コロラド，アリゾナ，そしてニューメキシコ．
合衆国内で唯一，４つの州境が１点で接している場所です．
大昔，おじラスで通りました．

アリゾナにも「アレンタウン」って街があったのにはビックリｗ

サンタフェとか，アマリロとか．おじラスで大陸横断したときに見た街が並びます．

それもそのはず．この日のヒコーキはかつて通ったＩ－４０の近くを飛び続けていたのです．
おじラスでやった大陸横断の起点，終点は，アトランタやバーミンガム．
アトランタ行きの飛行機が似たようなところを飛んでいくのは，当たり前でしょう．

（↑この写真は，着陸後の案内放送でＰＣ以外は使用オケーイって聞いてから撮影しました．ケータイを許可する環境下でデジカメを禁止する科学的根拠はありません．米国社会も，漸く理性を取り戻してきています．↑）

定刻にヒコーキは，アトランタのハーツフィールド空港に到着しました．
真横を飛んでいるヒコーキがあったのですが，着陸しそうになるにつれ，かなり遠くに離れていった．
それでも高度は同じように下げて行ってて，おそらく同時に着陸したのでしょうが，とにかく遠かった．

さすがのハーツフィールド空港でも，まさかこんなに大きくはないだろうにと・・・
ちょっと待て，タクシー路の下を高速道路が通っている．ハーツフィールドに，こんな場所はなかったはずだぞ？

・・・と思って家に帰って調べてみると，

ハーツフィールド空港がまた大きくなっていた・・・昔通ったファーマーズマーケットなどが全て飲み込まれていました．
自分が乗ったヒコーキが降りたのは，空港のはるか南側に増設された新滑走路．
だから，滑走路の下にＩ－２８５が通ってたりという，自分にとってはﾋﾞｸｰﾘなセッティングだったようです．
ターミナルまでのタクシー路でも，見たことがないような光景が続いていました．
ターミナルに到達するためには，他の滑走路を２本も横切らなくてはならない．

今年大きくなったとかそういうのではなく，おそらく数年前に大きくなったことに気づいてなかっただけだろうと思いますが，東西に向いた滑走路の本数は計５本です．凄いものです．

満席だったB767-300形機．快適でした．

以前は国際線専用だったターミナルＥも，気づけば国内線との共用となっていました．それだけ国内線の便が増えたということ．

乗り継ぎ時間は小一時間しかなく，バーシティや母校に寄る時間はなく，

夕方にアレンタウン空港に戻ってきました．

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懐かしいものがいろいろと・・・。 (taku)

2009-05-18 19:14:16

しかしすごいルートですね(笑)。

CalTrainの4th & Kingにはもう何度も行っていますが、まともにヲタできてはいません。それにギャラリーカーしか乗ったことない私は、ボンバルディアは一度見ていますしあのスタイルは気に入っているものの、まだあまり馴染めていないのでした。
SamTransは何度か乗っています。ちなみにCalTrainの代行はこんな立派なのではなくて、かなり古いタイプでした。

ヒコーキの画面、私にとって懐かしい地名がゾロゾロと出てます。ただ私はfour cornersも行ったことないですし、I-40やらルート66はちょびっとしか走ったことがなかったりします。サンタフェ沿線じゃなくて、サザンパシフィック沿線のほうが行動範囲になっていたもので、どっちかというとI-10なのです。

さて、週末の報告です。土曜は201系の夕方以降の運用がなかったので中央線に乗りませんでしたが、日曜は立川～八王子で201系に乗りました。豊田を出てすぐ201系とすれ違い、さらにクハ201-1が元の位置に戻ったのを確認。そして強風のため浅川橋梁は25km/h制限・・・と盛りだくさんでした。

すごいルート（苦笑） (イナ＠ペン)

2009-05-19 07:12:25

takuさん，こんにちは．いつもコメント有難うございます．そして201系の見たまま情報，本当に有難うございます．クハ１号車の位置情報なんて，ネットと言えどもいただけるものではありません．いつも皆さんには感謝しております．

＞すごいルート
用事をこなす前にこんな事すると色々差し障りますが，今回のように用事が済んだ帰途であれば，コチラは楽しいし，アチラもハッピーなのではと思います（爆）．
ていうか，６時発のヒコーキを取っちまったのですが，ほんの２～３時間宿にいて何ぼのもんよ，ということです．
２～３時間じゃ，寝られもしない．
そんなんだったら，勝手知ったる街を夜通し彷徨う方が楽しいだろうと．
（初めて行く街ではこんなことするわけありませんよね）

現在ではカルトレインは「往復乗車券」＝「デイパス」ですので，何度でも往復できるわけです．楽しいですね．

＞４コーナー（複数形なんでしょうね，すみません）
写真探してみます．ご覧のようにＩ－４０からはずいぶんと離れていますが，寄り道する価値のある場所と思い，寄りました．
あとはフラッグスタッフからグランドキャニオンですねｗあそこもはずせないｗｗｗｗ

アマリロの72オンス（重量２㌔超え）ステーキ，そして「キャデラック牧場」っていうのもありました．

懐かしいなぁ・・・ホント，いつかまた遠乗りしたいです．

それでは，これからもよろしくお願いいたします．

AZいろいろ。 (taku)

2009-05-19 22:00:57

four corners、調べてみると緯度経度が区切りのいい場所になっていますね。I-40からさほど遠くないと紹介されることが多いと思いますが、あくまで「行ってみる価値がある」という意味なのでしょう。
グランドキャニオンも確かにすごいのですが、私自身はあまり感動がなかったというのが本音です。突如単独でのりこんで一人暮らし、PHX郊外の赤い岩のところを自転車で走っているほうがずっと壮観だったというのが正直なところです。本当、どえらいところに来てしまった、ということで・・・。

遠乗りですか。私の場合、8年モノで3速AT(?)の日産セントラ(サニー)でしたから不安が多く、距離にして片道160kmのツーソン往復でもそれなりに気合いを入れないと、50℃近い灼熱地獄通過は危険だったりします。75mph(120km/h)はある意味最大速度ですので、目的地の数マイル手前から減速開始、回転数を落としておかないと、信号で止まった途端温度計がレッドゾーン突入ということもあります。それが時としてラジエターホース破裂となりますが、同様に年代モノのワーゲンが爆発、というのはよく見るものです(爆)。

今朝も寝ぼけ気味の私を201系が追いかけてきまして、楽しませてくれました。

何気なく見ていると (細井忠邦)

2009-05-19 22:04:02

イナ＠ペン様、皆様今晩は。アトランタはわたくしが唯一降りたことのあるアメリカの空港でございます。ホテルへ向かうバスの中で、たまたま一番前に座って、習性で速度計をみていると８０をさしてました。自分の体感にしては早いなあ、と思って降りてからマイル表示だと気づきました。（大笑い！）写真の７６７で思い出しました。かってデルタが大赤字で会社が傾いたときに社員がお金をだしあって７６７－２００を贈呈したことがありましたね。「スピリッツオブデルタ」という名前までついてました。－２００はもう引退し、たしかどこかで貨物機に転換されて飛んでいると思いますが、古きよき時代ってことでしょうか。さて某サイトのよれば常磐緩行線用（千代田線直通用）のアレが出たようです。そのお顔がまた…。２０３系、西の方の会社買ってくれませんかんかんねえ。アルミ車体ですし、車内更新すれば２０年は持つと思いますが。お買い得ではないでしょうかねえ。

アリゾナやらヒコーキやら (イナ＠ペン)

2009-05-20 07:03:26

takuさん，細井さん，こんにちは．コメント有難うございます．

＞４コーナーズ
ぶっちゃけ，行けばモニュメントしかないのですが，それでも行きたくなるような何かに引き寄せられるように(以下略

＞デルタの伝説
以前当ブログ記事でもご紹介しております(http://blog.goo.ne.jp/i_love_series201/e/61bf48b70925e71c487064989c6ff5ab)が，当該のヒコーキ『N102DL』は，現在ではデルタ本社内のデルタミュージアムに保存展示されているそうです(http://www.deltamuseum.org/M_ExhibitsEvents_SpiritofDelta.htm)．

レイオフしない会社だったデルタ航空も，90年代に入って他社と同様の人員削減をしたと記憶していますが，それでもなお，昔の伝説をこうして形に残す社風というのは，率直に申して大したものだと思います．

ま，自分の視点は多分にアトランタに本社を置くデルタ航空寄りになっているのは仕方が無いので，これ以上は慎んでおきますね(苦笑

歴史に学べとはよく言われますが（←こんな基本的なことが解らない方が増えていますけど），この事例から，色々学ぶことが出来ます．
まず・・・この『ボーイング767型機』というヒコーキは，今でも世界中にワンサカ飛んでいるわけです．
最後の１台でもなんでもない状況で，「博物館級の価値がある」なんて考えもしない(心無い)人々が渦巻く中，良くここまでのプロジェクトを成功させたと思います．
そして・・・あくまでこのような『伝説の機体』にこだわったこと．
巷には，『番号なんて関係ない』と軽々しく言い放つ方もいるわけです．
トップナンバーやキリ番などを小ばかにする(貶す)事で自らの優位性を示そうとしているのかもしれませんが，そういう心無い態度を持っている限り，結局は１台も保存できないことにもなりかねません．
こうして，『初号機』，そして『社員からのプレゼント機』にこだわったのも，プロジェクトが成功する鍵だったんだろうと思います．

このような（伝説の機体保存展示）プロジェクトから学べることは多いと思います．
いま現在，101系，103系，201系，203系と，新形国電の歴史を作り上げてきた車輌が走れる状態で残っています．(301系は手遅れになりましたが)
これを何とかできればと，つくづく思うのですが・・・無理でしょうかね．

＞アレの地下鉄版
情報有難うございます．折角ですので，速報サイトさんで見物してきました．
ライトが下にあるおかげで，中央線のアレとは違って『とりあえず，表情はある』様に思いました．
新車がどうたらと貶すというより，現状の203系がああいう状態でよく置き換えるよなぁというのが率直な感想です．
事業者の文言を100％追認しているだけでなんちゃって評論家気取りの方々には到底通じないと思うのですが，「何かおかしい」というのはそこの辺りが発端なのです．
西日本での車輌の動きのほうが，よほど納得のいくものだと思えるのですが．
これについては，現在『７年前のベストデラー』を読んでいる最中ですので，それを読み終わり次第，何かと関連付けることが出来るのではと思っています．

余談が長くなっちゃいました．
これに懲りずに，またよろしくお願いいたします，

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