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2009年5月19


6月末で最北の駅弁を廃業
名寄市の角舘商会・老舗「のれん」を惜しむ声も

 【名寄】最北の駅弁として多くの人に親しまれている角舘商会(角舘征夫社長)が、六月末で廃業する。角舘商会の駅弁はマスコミなどにも多く取り上げられ、駅弁を通して名寄市の知名度アップにも大きく貢献してきた。だが、これまで二人三脚で角舘社長を支えてきた妻、多恵子さんの病気などを理由に廃業することとなったが、角舘社長は「来年で創業百年の節目を迎えるのを前に廃業するのはとても残念ですが…」と話す。突然の老舗の廃業を惜しむ声は多い。
 明治三十六年に国鉄名寄駅(現・JR名寄駅)が開業。角舘商会は、初代の祥二郎さんが明治四十三年に駅弁屋を創業したのが始まり。征夫さんは三代目の社長で、二十四歳の時に二代目で父親の俊郎さんの死去に伴い、跡を継ぐことになった。当初は、サラリーマンになるのが夢だった。しかし、駅弁屋としての老舗ののれんを守り、駅弁一筋の道を歩み続けてきていた。

(写真=「廃業は残念ですが…」と思いを語る角舘社長)

[ 2009-05-19-19:00 ]


本番さながらの緊張感
名寄・春季消防訓練で連携確認

 【名寄】名寄消防署(野田利和署長)の二十一年度春季消防訓練が十七日、名寄市立大学で行われ、万一の火災発生に備えて救急、救助活動を確認した。
 多くの人が出入りする建物は、災害発生時の防御活動、迅速な避難行動が困難で混乱をきたす恐れがあるため、同学での火災発生を想定して実施した。
 風連と名寄の消防署が合併してから初の警防活動要項に基づく連携を確認する訓練で、同署員四十人と名寄消防団(長谷川米茂団長)の団員六十人が参加。同学新館一階事務室から出火したとの想定。通報を受けてポンプ車や救急車などがサイレンを鳴らして現場に到着。要救助者らを救出し、放水するなど本番さながらの緊張感の中で進められた。

(写真=緊張の中で進められた消防訓練)

[ 2009-05-19-19:00 ]

職業訓練製作の400点
名寄・人材開発センで即売会

 【名寄】上川北部地域人材開発センターが実施した「職業訓練」で製作した、製品を販売する「実習成果品展示即売会」が十七日に開かれた。
 今年も建築系の実習で製作したフラワーポットや花台などのガーデニング用品や、テーブルセット、バードテーブル、犬小屋、ごみステーション、踏み石、まきストーブなど約四百点を販売。
 会場には家族連れなど多くの人でにぎわいを見せ、安価で完成度の高い製品に感心しながら、実用品の数々を買い求めていた。

(写真=安価で完成度の高い製品が並びにぎわった即売会)

[ 2009-05-19-19:00 ]

下川で238人が力走
起伏ある万里長城コースで

 【下川】町教育委員会主催の第二十一回しもかわ万里長城クロスカントリー大会が十七日に開かれ、参加したランナーが起伏に富んだ万里長城コースを力走した。
 町内をはじめ名寄、美深、士別、音威子府、和寒、旭川、鷹栖、紋別などから二百三十八人が参加。地元からは下川商業高校スキー部、ジャンプ少年団なども参加した。
 下川小学校五年生の竹原光祐君が選手宣誓をした後、スタート。コーチや父母から「頑張れ!」など声援を受けながら必死で走っていた。完走後、母親に「頑張ったね」と抱きしめられ、ほっとしたのか涙を流す子供の姿もあった。

(写真=万里長城コースを必死で走る参加者たち)

[ 2009-05-19-19:00 ]

※本欄に掲載されている内容は、本紙掲載文から抜粋したものです。詳しくは本紙をごらんください。



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