新型インフルエンザ 関西で新たに15人の感染確認 国内感染者は193人に
関西で広がっている新型インフルエンザは、19日夜、新たに15人の感染が確認され、これまでの感染者は193人となった。
大阪市は19日夜に会見を開き、高校の女性講師ら2人の新型インフルエンザ感染が新たに確認されたと発表した。
このほか、19日午後7時以降、大阪府で7人、兵庫県で5人、神戸市で1人の感染が確認され、これまでの感染者数は193人となった。
神戸市や大阪府は、指定医療機関だけで新型インフルエンザの診療をすることは困難として、地元医師会に、一般医療機関でも引き受けるよう要請した。
神戸市の医師会は了承し、大阪府によると、大阪の医師会も前向きな姿勢を示している。
厚生労働省も、感染者が多い兵庫と大阪では、指定機関以外での診療もせざるを得ないとの見解を示している。
神戸市では20日から、発熱相談センターへの電話で症状が判断され、開業医などにも患者を振り分けることになり、新型インフルエンザへの対応は新しい段階に入ることになる。
(05/20 06:15 関西テレビ)