あなたのパソコンは電源を付けてから作業出来るようになるまで、かなり時間が掛かりませんか？又、多くのソフトを導入していればパソコンのパフォーマンスが落ちますよね。常に使用しているソフトであればやもえないのですが、すでにアンインストールしたソフトがパソコンのパフォーマンスを落としてる場合もあります。ここではパソコンが少しでも快適に使えるよう高速化をテーマに設定の変更法や便利なフリーソフトの紹介をしていきます。

（注）設定は主にWindowsXPを対象にしています。

　基本中の基本ですが、メーカー製のパソコンを使っていれば普段使わないソフトが最初からインストールされていますよね。又、過去にインストールして最近は全く使わなくなったソフトもあるかもしれません。全く使わないのにインストールしたままだと無駄にパソコンに負荷を掛けます。もしかして、いつか使うかもしれない・・・というソフトは殆どの場合使う事がありません。コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」でアンインストールしておきましょう。

　スタートアップはご存知ですよね。スタートアップフォルダにソフトの実行ファイルのショートカットアイコンを入れておけばWindowsが起動する際に一緒にそのソフトも起動します。でもこのフォルダに使わないソフトや過去に使っていたソフトのアイコンが入ってませんか？もし入っていれば削除しましょう。スタートアップフォルダは「スタート」→「すべてのプログラム」→「スタートアップ」にあります。スタートアップに登録してあるソフトは少ない程効果が有りますが、よく使うソフトまでスタートアップから削除しては意味がありません。

　スタートアップに登録してあるソフトは同時に起動する事により、非常に効率が悪くなります。そこで順番にスタートアップに登録してあるソフトを起動させるStartup EXを使ってみましょう。このソフトはスタートアップに登録してあるソフトを順番に起動させたり遅延を行う事によって、スムーズに各ソフトを起動させる事が出来ます。上手く設定すれば、多少なり効果があると思います。

　普段全く使用してないソフトやサービスがWindows起動時に一緒に起動している事があります。例えばWindows MessengerはWindowsが起動する際に一緒に起動するように設定されています。この手のサービスやソフトは使用しないなら停止しておいた方がパソコンへの負荷を軽減し、高速化する事が出来ます。

　まずはWindows Messengerの停止法ですが、タスクトレイのアイコンか「スタート」→「すべてのプログラム」→「Windows Messenger」からMessengerのウィンドウを表示後、「ツール」→「オプション」の「設定」タブをクリック。全般の所の「起動時に・・・」「バックグラウンド・・・」のチェックを外します。後は「OK」の後閉じるだけです。

　不要なサービスを停止するには、「スタート」→「コントロールパネル」→「パフォーマンスとメンテナンス」→「管理ツール」→「サービス」でサービスの設定ウィンドウが開きます。ここから各サービスの無効、停止が設定出来ます。但しサービスを無効にする事によって今まで使えていた機能が使えなくなるので無闇に無効にするのは危険です。

　この方法だとどのサービスを停止していいか解りませんよね。一応各サービスをクリックすると説明が出るのですが、何のサービスなのかさっぱり解りません。そこで無効にしても問題ないと思われるサービスだけを表示して簡単にサービスを無効に出来るデーモンバスターをお勧めします。

デーモンバスターを起動させると、「バックアップファイルの作成」と「復元ポイントの作成」が表示されます。バックアップファイルを作成しておけば、後からそのファイルを読み込んで変更前の状態に戻す事が出来ます。復元ポイントの作成は通常の復元ポイントと同じで「デーモンバスター」の名前で復元ポイントが作られます。 　次に進むと無効にしていいと思われるサービスの一覧が出てきます。サービスの説明以外にも、どのような場合に停止していいかの説明も出るのでどれを停止していいか解りやすくなっています。 　後は必要ないサービスの項目にチェックを入れていき最後に「チェックした項目を無効にする」をクリックすれば終了です。