児童買春の疑いで教師が逮捕された竹原市の小学校で、14日夜、保護者への説明会が開かれ、竹原市の教育長が陳謝しました。
児童買春の疑いで教師の安保貞男容疑者(47)が逮捕された竹原市立中通小学校には、およそ80人の保護者が集まりました。
竹原市教委の前原直樹教育長が陳謝した後、佐々木泰治校長が事件と今後の対応について説明しました。
保護者からは、▽子どもへの心のケアや ▽教員どうしでの密なコミュニケーションなどの要望が出たほか、2人目の教師逮捕に怒りをぶつける保護者もいたということです。
「この学校で何で2年も続くんですか?と(質問があった)」
― 学校側は何と?
「ただ謝っただけでした」(保護者)
「『子どもは今も泣いている、どうしていくんだ』というご指摘もあった。子どものケアを第一にやっていくと」(中通小 佐々木泰治校長)
中通小では、15日からスクールカウンセラーが児童の心のケアを行うとともに、安保容疑者が担任をしていた2年生のクラスについては、後任が決まるまで渡辺清和教頭が授業を行うということです。(5/15 08:16) |