14日、竹原市立中通小学校の教師が、携帯電話サイトで知り合った女子中学生に現金を渡す約束をしてホテルでわいせつな行為をした疑いで逮捕されました。
児童買春の疑いで逮捕されたのは、竹原市立中通小学校の2年生の担任で、尾道市向東町に住む47歳の安保貞男容疑者です。
安保容疑者は、去年6月、広島市中区のホテルで、当時中学3年の少女に現金3万円を渡す約束をして、わいせつな行為をした疑いがもたれています。
警察の調べに対し、安保容疑者は、「若い女の子といかがわしい関係を持ちたかった」と供述しているということです。
警察は、複数の余罪があるとみて捜査しています。
安保容疑者が勤務する中通小学校では、去年5月、教師だった森田直樹被告(43)が数年前に女子児童にわいせつな行為をした疑いで逮捕されましたが、その翌月に安保容疑者の事件が起きています。
竹原市教育委員会の亀井伸幸学務課長は「信頼回復に取り組んでいる最中の事件で大変遺憾。詳細を把握し、厳正に対処したい」と話しています。
安保容疑者の逮捕を受けて中通小学校の校長は、修学旅行先から急きょ学校に戻ることを決めました。学校は、保護者説明会の開催に向けて調整しています。
今回の事件を受けて、県教育委員会の榎田好一教育長は、「こうした事案が連続して起きたことは、痛恨の極みだ。絶対に許すことができない。子どもたちに対し心のケアなども行っていきたい」と話しています。(5/14 12:08) |