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「総選挙投票率は低い方が望ましい」自民・古賀氏が発言

2009年5月19日23時17分

 自民党の古賀誠選挙対策委員長は19日のBSフジの番組で、次の総選挙について、「投票率はあまり高くないほうがいい。高いと自民党にプラスということもあったが、最近は怖い」と述べ、投票率が高いと自民党に不利になるとの認識を示した。

 投票率をめぐっては、00年総選挙で当時の森首相が「(無党派層は)寝てしまってくれればいい」と発言し、論議を呼んだ。古賀氏は番組終了後、記者団に「投票を望まないということではない。ちょっと表現が悪かったかもわからない」と釈明したが、今後、波紋を呼ぶ可能性もある。

 また、古賀氏は総選挙の日程として有力視される8月9日投開票について、この日が長崎に原爆が投下された日であることを指摘し、「無理筋ではないか。常識的に考えて難しい。世界で唯一の被爆国として大事にしたい」と否定的な考えを示した。

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