ガンダムSEED Destiny #46「真実の歌」 [SEED]
ガンダムSEED Destiny #46「真実の歌」
いやぁ、もう最高に楽しかったこの回! 全編を通して失笑大爆笑の嵐です!! これってぶっちゃけM?
アバン:約3分40秒
レクイエムの中継コロニーを占拠するザフト。議長はそれらを月軌道へ移動させること、ミネルバと月艦隊への休息を指示する。オーブから飛び立ったAAは月に到達していた。射撃訓練をするシンとゲイ。ルナマリアはシンを呼び出し、メイリンのことは気にしていないと言う。
Aパート:約5分30秒
月面都市コペルニクスへ到着するAA。まるで車の車庫入れのようなAAの動きってどうなの? 船内で大佐とキラ様は話しをしていた。大佐がフリーダム撃墜に驚いたと、と言うとキラは「僕もザフトと闘っていいか悩んでいた。」と見苦しい言い訳衝撃の告白をする。そして、大佐はフリーダムとAAの撃墜で目が覚めたと語る。そして議長達が正しく感じるとこが問題であり、そしてシンもそれで悩んでいることも告げる。
もう一段階洗脳を進めるべきだな、とでも言いたげに目を細めるキラ様
プールサイドを歌を歌いながら歩くミーアはラクスのことを考えて困惑する。茶を差し入れるサラはAAがこの都市に来たことを知らせる。ミーアはラクスの行動を非難し、理想のラクス像を語る。そもそも、その理想のラクス像が根本から間違ってる気がするんですが・・・ そして、そうでないラクスは「嘘」であり、ミーアこそが本当のラスクであると断言する。あまりの狂信ぶりにプレッシャーに頭を抱えるミーア。
Bパート:約11分20秒
拳銃を準備するアスラン。これから市街地に行くのにいきなりチャンバーに弾を装てんする必要はあるのかい?発砲する気満々すぎですよ^^; ラクスは気晴らしに市内へ買い物をしに行くことを決めた。キラ様と大佐とメイリンが同行することとなった。ブリッジへ出発の連絡を入れるキラ様。通信を聞いていたフラガマンは魔乳を気遣い、休息するよう勧める。 申し出を断った魔乳をフラガマンは艦内をエスコートすることに変更する。ブリッジにこの2人以外に居ないのですが、敵地に近いこんな場所で他のクルーは何をしているのでしょうかね? 車で出発したラクス達を監視する怪しい黒服の男。
楽しげに買い物を楽しむラクスとメイリンを不満げな顔で見る大佐。キラ様が大佐に機嫌を直すように言うと、大佐は思わず「ラクスは・・」と大声で反論してしまった。そしてその声に反応して返事をするラクス。あわててその場を取り繕いながらキラ様は大佐に「一人で頑張らなくていいから、ね!」と声をかける。愛しのキラきゅんに優しい言葉をもらって不意を突かれて言葉をなくす大佐。 しかし、もの凄い怪しい4人組ですね。魔術師みたいなフード被った女と、70年代アイドルのような女、パンクなベルトだらけの男に怪しいサングラスの男って、服装がみんなバラバラで道で前からこの4人が歩いてきたら誰でも「こいつら不審者だ!」って思うに違いないでしょう!
色々な服を試着したものの、同じ反応しかしてくれない信者キラ様におかんむりの教祖様ラクス。やはり付きまとう黒服の男にアスランはかすかに気がついていた。 ところでこの作品で、こういう役の人はなぜ何時もエージェントスミスなんでしょうね? 街中で尾行するならこの格好は返って目立ちすぎますよ。 そこへ赤いハロがラクスに近寄ってくる。ハロの口には手紙が挟まれていた。手紙はミーアからのもので、身の危険を訴えていた。「なんか、思いっきり罠ですね・・・」と言うメイリンに、大佐は同意しつつもそれでも放っておけないし、それも見越されていると返事をする。大佐はキラがラクスを守りつつAAに帰るように言い、応援を呼ぼうとしたが、ラクスは「わたくしも参りますわ。」と告げる。
「はぁ?」とラクスを一斉に振り返る3人。 このシーン、タイミングのよさに大爆笑してしまいました^^
ラクスはミーアが呼んでいるのは自分であり、「その方とは何処かで何れかはちゃんとしなければいけないことですから。ね、キラ?」とキラ様に言うと、彼は目を逸らしてしまった。 そりゃあ信者は教祖に反抗できないでしょ。 さらに「わたくしはお会いしたいですわ!」と語調を強めるラクス。キラも遂に納得し「大丈夫だよ、アスラン。罠だと分かっているし、みんな居るし、ね!」と根拠のない自信を覗かせ大佐を説得する。頭を抱える大佐の前で「ありがとうキラ!」、「ううん、でも気をつけて!」と、いちゃつく、バカップルお互いを気遣うラクスとキラ様。更に頭を抱える大佐とあまりのバカらしさに開いた口がふさがらないメイリン。 ああ、大佐の生え際がさらにヤバイことになりそう^^ メイリンの固まりっぷりも凄いいいですね。「ヤバイ、こんな変な人たちと一緒に行こうなんて、選択間違ったわ」とか考えてそう。
ところで問題のミーアの手紙ですが、まあ文法無茶苦茶ですな。一応、意味から考えると”to”のあとに”be”を入れるべきでしょうが、それでも「私は殺されにいきます。」ってなっちゃうしw まあ、某サ○ラ曹なら多分”killed”のedを取って、「これは暗殺者がラスクの殺害予告に違いない!」と言って臨戦体制に入ることは間違いないかな?
”Ms”.のあともファーストネームじゃなくてファミリーネームでしょ!
書体も”killed”の「E」は小文字なのに”MEER”の「E」は大文字になって統一されてないですね。普通自分の名前を全て大文字で書く人はいないとおもいますが、もしかしたらMEERってのは「SEED恒例いつもの縦読み」なのか?
でも、まあ次の疑問に比べれば全てが小さな問題なのですが、それは・・・
こんな地図でどうやったら場所が分かるんだよ!!!
(´Д⊂ モウダメポ ・・・ ハァ
コロシアムに到着するラスク達。その中心でミーアは一人座って待っていた。大佐の姿を見つけ駆け寄るミーア。上方からそれを見ていたサラは悪態をつく。生存を喜ぶミーアに銃口を向ける大佐。その後ろからラクスがあらわれる。ラクスは「お手紙には殺されるとありました。(あんな手紙、罠だってバレバレなんだよ。)なら、わたくしと一緒に参りましょう(さあ、おとなしく一緒に来てもらおうか)。」」、と告げる。ミーアは取り乱し、「私がラクスだわ!私がラクスで何が悪いの?」と言いながら銃を構えたが、アスランにその銃を撃ち落される。
なおも抵抗しようとするミーアにラクスは「名が欲しいのなら差し上げます。姿も。でも、それでも貴方と私は違う人間です。(テメエにわたくしのような電波は飛ばせないでしょw)それは変わりませんわ。」と言う。そして自分の為に歌うべきであり、夢を人に使われてはならない、と付け加える。ミーアを洗脳説得するラクスをサラが狙う。
*黒字は筆者の勝手な想像です、あしからず。
ここからはBGMを「no where」(Function Junction YUUKA)でお願いします。
自動偵察鳥形ロボットトリィの声で狙撃に気がつく大佐はミーアを連れて隠れる。狙撃に失敗したサラ達は銃を手に突撃してくる。応戦するキラ達。大佐は敵の中央に飛び込み次々と敵を撃ち倒していく。 飛びっぷりが凄すぎます!大佐はガン=カタを習得、MS乗るよりも白兵戦むきですね! サラは手榴弾を投げるが、キラ様に打ち返されてしまい自らが爆発に飲み込まれる。そこへ大佐の連絡を受けたフラガマンがアカツキに乗って上空から到着する。
ラクス達の身を気遣うフラガマンに対し、キラ様は「遅いです、ムウさん。」と言い放ち、「ラクス達を早く!」と催促する。 キラ様、階級があがったからっていきなりえらそう過ぎませんか? ああ、オーブの独裁者カ○リの弟ぎみで、教祖の第一使途だからいいんですか、そうですか・・・ アカツキの手のひらに乗ろうとしたラクスをまだ息のあったサラが狙っていた。それに気がついたミーアは自らの身をラクスの前に投げ出す。鳴り響く銃声・・・
最後まで女優魂を忘れないミーア!見事な2回転!!
サラに止めを刺すキラ様と大佐。ラクスはミーアを抱き上げる。ミーアは「私を忘れないで。」と言いながら昔の顔の映った写真をラクスへ渡す。ミーアは大佐に「もっとちゃんとお会いしたかった。」とも言う。ミーアとの過去を思い出す大佐。 なぜそこでベッドのシーンを思い浮かべるかな? ミーアはラクスに謝罪しながら息絶える。それを哀れなものを見る目で見つめるキラ様。涙する大佐とラクス。
やったわ、これでもう貧乳と馬鹿にされないわ♪
感想等:
もう、アホらしくなってきましたが突っ込みなどなど・・・
○前回、月の裏側で連合とザフトの雌雄を決する戦いをしていたのに、まったく問題なくコペルニクスへ到着するAAって? いくらなんでも無理がないですか?
○いきなり買い物に出かけるラクス。ミーアと対面のシーンを作りたいという脚本の都合だけで無理やりな行動をさせないでください。
○メッセージを咥えてきたハロ。わざわざ誘い出さなくても、居場所が分かるんなら街中で襲撃してください。っていうか、ハロに爆弾しかければイチコロでしょ?
○「罠だって分かっているから大丈夫」というキラ。お前はボケか?罠があると分かっても何処にあるかが分からなければ意味ないでしょ?まあ、あんな手紙でやってくると思うほうもどうかとはおもいますが・・・
○わざわざ狙撃しようとするサラ。コロシアムに呼び寄せた時点で圧倒的に有利なのにねぇ。地雷とか爆弾しかけるとか、本気でラクスを暗殺する気ならミーアごと手榴弾投げて爆殺すればいいんですよ。犯人はオーブのテロリストってことにしてね。ラクスが出てきた時点でミーアの役割は終わってるんですから、いまさらミーアの身を案じてもしょうがないでしょ。
○全員で突撃する黒服。えーっと、ザフトの兵法書には「退路を絶つ」という概念はないのでしょうか? AAを出発したときから監視をつけることができるのに、乗ってきた車を爆破して、前後で挟み撃ちにすれば楽勝なのに。
○現場までアカツキで飛んでくるフラガマン。おーい、中立都市でMS乗り回したら拙いでしょ、アンタ! しかも、AAのドックから都市内までどう考えても何重かの隔壁があるはずなのに、どうやって乗り越えたんだ? しかも、あんな金ぴかのオーブって丸分かりの機体で行かなくてもいいのに。
各パートにおおよその時間を書いておきましたが、本当にめちゃくちゃな時間配分ですね。内容に関しては、正直コメントするのも憚れますが、冒頭にも書いたように脚本の都合だけでキャラを動かして欲しくないものです。あと4話しかないのに、こんな話で時間を潰していいのでしょうか?
次回「ミーア」
死んでから名前のついた回やられてもねぇ・・・ まあ、声優は二役だから関係ないか。
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Sanity calms, but madness is more interesting.
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こんばんは。お邪魔します。
楽しく拝読しました。キラ様とラクス様の扱いが黒っ(笑)。笑わせていただきました♪
あの地図ってこんなだったんですね!気づきませんでした。きっと地図じゃなくてラクス様かキラ様が何らかの電波(勘とも言う)で居場所をキャッチしたんですよ。
地図から何とか居場所を特定しようと頭を抱えるアスランとメイリン。その隣で「う~ん。あっちかな♪行こうラクス!」とか言いながら勝手に先に進むキラとラクス。慌てて後を追うアスランとメイリン・・・・。
こんな感じでいかがでしょう!
by ネマ (2005-09-11 20:27)
ども、監督の製作スタイルとしてモノローグがないので、こっちで勝手に補完させていただきました^^ これもSEEDの楽しみ方かと(爆
あの地図は・・・ しかもしっかり北マークが入っているのが凄いですよね! そもそも月に北があるのかどうか? っていうか場所の少ない月面都市にあんな古代遺跡を作る余裕があるのも問題ですし。
場所の探し方は、本当にそうやって発見してそうで怖かったりしてw
ルナマリアが居れば、アホ毛アンテナで・・・
by エムジェイ (2005-09-12 00:02)