「ちょんの間」と呼ばれる店舗形態で売春目的の女性従業員に客待ちさせたとして、県警生活保安課と川崎署は15日、韓国籍の川崎市川崎区小川町、風俗店店長、權寧吉(クォンヨンギル)容疑者(51)を売春防止法違反(客待ち)ほう助容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は10日午後5時半ごろ、同区堀之内町の店舗で出入り口の見張りに立ち、女性従業員に対しガラス越しに客を勧誘しやすくしたとしている。22~37歳の韓国やコロンビア国籍の女性従業員7人も同法違反(客待ち)容疑で逮捕し、いずれも容疑を認めているという。
同課によると、店舗は元小料理屋。料金は客1人あたり1万円で、1日に15人前後の客が訪れていたという。【池田知広】
毎日新聞 2009年5月16日 地方版