岡山放送局

2009年5月19日 19時42分更新

中・高校など休校の措置も


兵庫県や大阪府から生徒が通う岡山県内の中学校や高校などでは、休校の措置をとる学校が出始めています。

このうち岡山市にある中高一貫の朝日塾中学高等学校では、全校生徒229人のうち39人が兵庫県と大阪府の生徒のため、19日から6日間、休校することを決めました。

学校によりますとこれまでのところ感染の疑いのある生徒はいないということですが、休校の期間中、念のため教職員が1日1回、生徒の自宅に電話をして健康状態を確認するということです。

また学校では7月に予定していた高校2年生のカナダへの語学研修をとりやめることも決めました。

朝日塾中学高等学校の青葉厳治校長は「学校行事も相次いで中止せざるを得ず、出口が見えないことがいちばん不安だ。1日でも早く感染の拡大がおさまってほしいと祈るような気持ちだ」と話しています。

岡山県などによりますと、19日までに休校を決めた学校は、赤磐市や岡山市北区などの3つの私立中高一貫校と1つの小学校だということです。

また、合わせて10校で兵庫県や大阪府に住んでいる生徒に自宅で待機するよう指示しているということです。