The Kyoto Shimbun Web News
京都新聞
2009年5月19日(火)
トップ 催し グルメ・お出かけ トマト倶楽部 住まい 京都の病院 47NEWS お買い物 釣り マン研 納涼床
政治・社会 経済 スポーツ 観光・社寺 教育・大学 動画 葵祭 くらし塾アンケート ソフィア授業 写真コンテスト
HOME>>最新ニュース一覧>>【詳細】 Kyoto Shimbun 2009年5月15日(金)
アライグマの捕獲急増
舞鶴市、本格的に防除対策
写真
舞鶴市で見つかったアライグマ(舞鶴市提供)

 京都府舞鶴市内で外来生物のアライグマの捕獲が急増している。2008年度は市全域で約100頭が捕獲され、この5年で10倍以上に増えた。国際港を持つ舞鶴市では海外から持ち込まれた狂犬病などを媒介する恐れもあり、同市は外来生物法に基づく防除計画を策定するなど本格的な対策に乗り出している。

 舞鶴市農林課によると、市内での捕獲数は03年度の1頭から、9頭、37頭、67頭と年々増加し、08年度は105頭だった。イモなど農作物への食害や、住居の屋根裏に侵入して汚物で天井を汚すなどの被害が出ているという。

 市は本年度から、府北部で初めてとなるアライグマの防除計画を策定し、被害の実態がなくても市の許可を待たずに捕獲できる体制を整えた。また、捕獲用のおりも約90基に増やし、全頭駆除を目指すという。

 市農林課は「見た目はかわいいが、成獣になるとどう猛になり、人に危害を加える可能性もある。見つけたらすぐ連絡してほしい」と呼びかけている。

 問い合わせは、農林課TEL0773(66)1023。
最新ニュース
購読案内
購読案内

文字が読みづらい場合はブラウザの文字サイズを「大」に設定してご覧下さい。Web閲覧支援ツール「UDcolorView」のダウンロードはこちら
各ページの記事・写真は転用を禁じます。著作権は京都新聞社ならびに一部共同通信社に帰属します
ネットワーク上の著作権について 新聞・通信社が発信する情報をご利用の皆様に(日本新聞協会)
電子メディアおよび関連事業における個人情報の取り扱いについて
記事に対するご意見、ご感想はkpdesk@mb.kyoto-np.co.jp