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北朝鮮タンクローリー不正輸出事件で社長逮捕 (1/2ページ)
京都府舞鶴市の中古車販売会社が韓国経由で北朝鮮にタンクローリーを不正輸出したとされる事件で、兵庫県警外事課などは19日、外為法違反(無許可輸出)容疑で、韓国籍の中古車販売会社社長、鄭麟采(チョンリンチェ)容疑者(50)を逮捕した。鄭容疑者は犯行前に、中国経由でタンクローリーの輸出を図ったが、経済産業省の許可が得られず、失敗していたことが判明。このため、県警は、鄭容疑者が輸出の認められる「ホワイト国」と呼ばれる韓国経由で輸出したとみて追及する。
県警によると、ホワイト国経由の北朝鮮向けの不正輸出の摘発は全国初。
鄭容疑者の逮捕容疑は、平成20年1月28日、仲介役の中国・大連の貿易会社を通じ、神戸港から日産と日野自動車製の国産中古タンクローリー2台を、実体のない韓国の運送会社への輸出とみせかけ、北朝鮮・平壌の商社「朝鮮白虎7貿易会社」に向け、不正に輸出したとされる。
県警によると、鄭容疑者は「納得がいかない」と容疑を否認しているという。
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