「新世紀のビッグブラザーへ」用語集
・大アジア人権主義市民連邦:東アジア共同体、アジア市民連邦のコンセプトを踏襲する形で、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国、そして日本の四カ国(四地域)を統合した連邦。いわゆる「国」ではない。
・人権委員会:人権擁護法に基づき組織された、三条委員会。人権侵害を是正するための強力な権限を持ち、日本の行政、立法、司法からは独立している。下部組織として各地区ごとに人権擁護委員会を持つ。人権擁護委員の数は約三万名に達し、在日朝鮮人や在日韓国人でも就任できる。
・人権委員:人権委員会を構成する五名。現在のところ、全員が民主人権党所属の国会議員である。人権委員と人権擁護委員全ての代表である人権委員長は、第三地域宰相を凌ぐほどの権力を持つ。
・ジンケンたん:人権委員会の差別推禁止推進キャラクター。
・民主人権党:リベラル結集の掛け声の下、民主党、公明党、社民党、共産党、及び自民党内左派が合流し、結成された大政党である。
・第一地域:旧中華人民共和国。
・第二地域:旧朝鮮民主主義人民共和国及び大韓民国。
・第三地域:旧日本国。
・第一市民:旧中華人民共和国国民。
・第二市民:旧朝鮮民主主義人民共和国国民及び大韓民国国民。
・第三市民:旧日本国民。
・第二・五市民:旧日本の良心勢力に対する、第三市民の蔑称。
・大朝鮮民族主義高麗連邦:朝鮮民主主義人民共和国の総書記金王の統一事業により、南北朝鮮が合併し、成立した国。第二地域と同意。英語表記はUNITED KOREA。略称はUNKO。
・金王:正しくは金連邦大総統。大朝鮮民族主義高麗連邦の終身的な支配者。元朝鮮民主主義人民共和国の総書記。
・環境対応:不妊手術のこと。ちなみに、男性第三市民には奨励されているが、女性第三市民には禁止されている。
・OKINAWA:第一地域領。旧、日本国沖縄県。
・TSUSHIMA:第二地域領。旧、日本国長崎県対馬市。
・外国人参政法:在第三地域地域外市民(在三地域外市民)に地方参政権を保証した法律。ちなみに、連邦外市民の参政権や、地域外市民の被選挙権はまだ認められていない。
・極東戦争:尖閣列島の所有権を巡り、日本と、中国・北朝鮮・韓国連合軍の間で起きた戦争。
・平壌会議:極東戦争の和平会議。東アジア共同体を発展させたアジア市民連邦の創立、アジア中央銀行(ACB)の設立、アキュ(ASIAN CURRENCY UNIT)の設定、沖縄及び対馬の一国二制度などが決まった。
・共生委員会:アジア市民連邦直属の、アジアの融合を目的とした委員会。徐々に暴走を始め、様々な行政に影響力を持つようになる。
・環境委員会:主に男性第三市民の環境対応を奨励する委員会。
・平和委員会:主に第三地域の軍事力を削減することを目的とした委員会。
・情報委員会:主にメディアやインターネットの統制、検閲を行うことを目的とした委員会。
・呼称正規化運動:各呼称を正規化、つまり分かりやすい呼称に呼び換える運動。
・連邦地域:呼称正規化された「国」。
・市民:呼称正規化された「国民」。
・地域外市民:連邦内の自地域以外の市民。旧外国人(の一部)。
・連邦外市民:連邦外の市民。旧外国人(の一部)。
・日王:呼称正規化された天皇。
・ニッテイによる奴隷化:呼称正規化された日韓併合。
・東海:呼称正規化された「日本海」。
・韓国海峡:呼称正規化された「対馬海峡」。
・ゆとり文字化:漢字の廃止と、全てのインターフェースの「ひらがな」と「カタカナ」への統合。共生委員会により主導された。
・懐古文字:廃止された漢字の呼び方。
・ゆとり書籍化:漢字を使用した書籍を回収し、「ゆとり文字化」して返却する運動。
・東京人権大学:日比谷公園を潰し、未成年の人権犯罪人を更正させることを目的に創立された大学。
・改正上級公務員法:第三地域において、地域外市民の上級公務員職就任を可能とする法律
・女性日王制:女性天皇制のこと。ちなみに、皇室典範の改訂により、女系日王も認められている。
・平和地球会議。国際的なお花畑団体「グローバルアライアンス」が立ち上げ、2005年にイギリス、06年にカナダで、07年は日本で開催されている。ちなみに、07年時点の呼称は平和省地球会議となっており、現代とは微妙に異なっていた。平和委員会により主導される。
・人権警察:第一、第二地域の秘密警察のこと。第三地域にはまだない。
・アサヒメディア:情報委員会の御用達メディアで、二十世紀から様々なプロパガンダを推進してきた。
・SHK(市民放送協会):第三地域の公営メディア。旧NHK。
・新中南海:第一地域の上層部が住む地区。第一地域領OKINAWAにある。
・セキスイ事件:第二市民の押し売りを拒むと、人権委員会に告訴される現象の走り。あまりにも差別事例が少ない日本に、実は「差別があるのだ」と印象付けることが狙いで繰り返し報道されたが、色々と露骨過ぎた工作だったので、封印された。
・新ゆとり文字運動:共生委員会主導で新たに始まろうとしている、第三地域の文字の「ローマ字化」。
・大陸市民:第三市民による第一市民の呼び方(隠語)。
・半島市民:第三市民による第二市民の呼び方(隠語)。
・列島市民:第三市民による第三市民の呼び方(隠語)。
・在三半島市民:第三市民による、第三地域滞在の第二市民、第二市民の子孫に対する蔑称。
・ガイア市民:進化した地球市民、ということらしい。
・ウヨク分子:市民連邦では、とりあえず気に入らない奴は全て「ウヨク分子」とレッテルを貼る。元々の意味は、もはや誰も覚えていない様子である。他にもキョクウ主義者、ニッテイ主義者などのレッテルがあるが、全て同じ意味。
・人権犯罪:人権擁護法違反のこと。
・バーティカル・フィルタリング:アメリカのサフラン社が開発した、強力な通信フィルタリング手法。イントラネット大アジアを成立させる根幹技術。
・まほろば:第一地域からの亡命日本人を中心に設立された、反市民連邦抵抗グループ。本部はアメリカ合衆国カルフォルニア州。
・SuperWiMAX:IEEE802・16swx。基地局から端末までの無線到達距離は3300キロ、平均通信速度が1・25Gpsの超広帯域を誇る、現代最強の無線規格
・OEL:有機エレクトリックルミネッサンス。薄型テレビ技術の一つ。
・ダイバー:市民連邦で最も著名なサーチエンジン(検索エンジン)。
・ニューカマー:大朝鮮民族主義高麗連邦成立後に、第三地域に逃亡してきた第二市民。
・地上の楽園:大朝鮮民族主義高麗連邦の自称。
・護身要請団:ニューカマー、つまり半島人の強盗殺人団に対し、アサヒメディアがつけた呼称。
・スキッパー:元々の意味はヨットにおける艇長(船長)のこと。第三地域の反市民連邦団体を統轄する立場にいるが、正体は不明。
・憲法九条の池:旧、日比谷公園の心字池。今は東京人権大学の敷地内の池になっている。ほとりに、オープンカフェ「平和人権の泉」がある。
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