新型インフルエンザ 大阪では感染地域も拡大 医療関係者からは「すでに、まん延期」
大阪府では、新型インフルエンザの感染が確認される人の数が増えるとともに、その地域も広がりつつある。医療関係者の間からは、すでに、まん延期に入っているとの声も上がっている。
大阪府で新型インフルエンザに感染していたことが確認された人の数は、19日現在で66人。
茨木市の関西大倉高校では、生徒の兄弟や親にも感染が確認され、60人を超えた。
大阪でも、すでに完治して退院する生徒が出てきている。
また八尾市では、同じ小学校に通う児童5人が感染していた。
このうち4人は、6年生で同じクラス、別に3年生の男子児童1人が感染していて、集団感染のおそれがある。
高校と小学校、神戸と大阪に接点があったかどうか、くわしくはわかっていない。
診察にあたっている発熱外来や保健所からは、「パンク状態だ」と悲鳴も上がっていて、通常のインフルエンザと同じように、一般の医療機関でも診察できるような対応を求める声が強くなっている。
(05/19 11:51 関西テレビ)