鳩山邦夫総務相は19日午前の記者会見で、兄の鳩山由紀夫氏を代表とする民主党新執行部の発足について「誰が見ても(由紀夫氏は)小沢一郎代表代行の操り人形に見える。兄弟連携は常に考えておきたいが、『脱小沢』でないと連携はできない」と批判した。
鳩山総務相は平成8年の旧民主党結成に参画し、その後離党して自民党に復党したが、「民主党という政党は私が名前をつけた。それなのに最も非民主的なことをやったのは残念だ。兄にはそういう手続きに乗ってほしくなかった」と述べ、党員投票を行わず国会議員だけで鳩山代表を選出した同党のあり方を非難した。